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薄暗い廊下を少し行き階段を降りる


視界が悪いので足を踏み外さないよう注意する


最後の一段を降りる


やはりリビングは暗いままだ


キッチンへ生き昨日の残り物を温まる


チン♪という音を聞き扉を開く


いい匂いが漂う


昨日ハンバーグを余分に買っておいて良かった


炊飯器から白米をよそう


それらをもってリビングへ向かう


テレビをつけようかと掴んだリモコンを離す


「いただきます」


決して大きな声ではない


だが独りのこの空間にはうるさいほどだ


1口頬張る


味がしない


独りだからなのか本当に味がしないのか


2、3口頬張って箸を止める


まだ空腹感はあったが気持ち悪さが勝った


食べかけの食事を冷蔵庫に入れる


その足で洗面台に向かう


口の中に残ったハンバーグの味が気持ち悪い


急いで歯を磨き口をゆすぐ


もう気持ち悪さは残っていない


ふと鏡に映る自分が目に入る


寝不足でできたクマ


乾燥した唇

糸のように細い目

お世辞にも可愛いとは言えない顔立ちだ


そんな現実から逃げるように

洗面台に背を向ける


リビングに戻る


目を閉じて無音を聞く


世界から切り離された空間のようだ


心が安らぐ


少しは寝れそうだ


リビングを出て自室へ戻る



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