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キキ

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ちゃちゃまる
44
リクエストの概念ちゃんです。
リクエストありがとうございます。
ysdサン視点
久々のオフでゆっくりしようと
コーヒーを飲んだり自分の出てる番組を見たり家事をしたり
そうこうしている間にソファーで皿洗いが終わって座ってダラダラしていたら
寝落ちしていたようだった
体を起こすとぴきりと腰に走る痛み
ソファーで寝てしまったせいか腰が少しばかり痛い
今度からはちゃんとベットで寝ないと
そのまま立ちあがろうとすると
丸い足が見えた
しかも見覚えのある黄色のカラーと足
俺は立ち上がってみる
すると視界が下の方になっていた
小学一年生?くらいの視点
俺は洗面台に走りそこら辺に置いてあったカゴで土台を作ると
その上に乗り鏡を見る
するとそこに写っていたのは
俺の“概念ちゃん”だった
簡単に言えばあの黄色いうさぎさんのことだ。
新曲発表の動画に出てたあのうさぎさん、
黄色くて丸っこい
可愛らしいうさみみに加えて
横にもふもふの毛
あの絵がそのまま出てきたような見た目
俺が目を見開くと概念ちゃんも見開く
自分の視界で確認しても
手は丸っこくて黄色いし
頭らへんを触ってみるとうさみみに触れた
…どうやらこれは現実のようだった
どうしようこれじゃ外にも出れないし
声も出ないというか出せない
不安に押しつぶされそうになるのを小さくなった俺の体でなんとか耐えて
ベットに潜り込む
そしてそのまま眠ってしまった。
snサン視点
今日はオフで暇だったので仁人の家にお邪魔することにした
一応連絡はしたけどまだ既読にはなっていたかった
寝てんのかな?
呑気にそんなことを考えながら
合鍵で玄関を開ける
テレビの音がしたけど仁人の姿は見られなかった
いつもらテレビとか見てるはずなのに
疲れてる時に邪魔したか?と思ったが
一度寝顔だけでも見ておきたくて寝室に忍足で近づき
ドアをゆっくり開けると
仁人の概念ちゃんがすぅすぅと寝息を吐きながら寝ていた
…俺は目を擦ったりほっぺをつねったりこれが夢じゃないかを静かに
手当たり次第調べてみたけど
ちゃんと痛い、つまりこれは現実
まずあれは仁人なのか?
それを調べるために俺はゆっくり
ベットに向かって歩き出す
すると気配を感じたのか薄目を開く概念ちゃん
そしてチラッとこちらをみたと思えばもう一度チラッと二度見する
そして驚いたように目を見開く
綺麗な二度見だったなぁと変な感想が浮かぶ俺と
あわあわしている概念ちゃん
可愛すぎる…これがもし本当に仁人なら俺、真面目にどうにかなってしまいそうだ
俺は怖がらせないようにゆっくり近づいてみると
概念ちゃんは頭まで
(可愛いうさみみは隠せてないけど)
かぶっていた布団から
ひょこっと目元を見せてこちらをみている
これは仁人?それとも概念ちゃん?
いやどっちも仁人は仁人だけど…
おそらく今考えることじゃないな
ゆっくり慎重に近づいていき
ついに概念ちゃんの真横までやってきたところで
概念ちゃんが耳を少しゆらゆらさせながら
こちらをまた見つめてくる
かわいい、けど
先に確認したいことがある
「…仁人?」
ysdサン視点
はやとからの問いに俺はコクンと頷く
するとはやとは震える手で
俺のうさみみを物色する
大きくて柔らかい手が心地よくてちょうどいいあったかさ?もあるし
ん〜きもちい〜
と気持ちよさについ目を瞑ってすり寄ると
「ハッッッッッ…」
というはやとの声と共にぶっ倒れる音がした
慌てて目を開けると
心臓を抑えて床で横たわりながら、何かぶつぶつ唱えている
人間の耳よりも大きな耳なので
聴覚とかよくなってないか?と期待しても全く聞こえない
まぁ悪口ではないことは確かだけど
「カワイイカワイイカワイイタベタイダベタイオソイタァァァァイ」
「…」
話せないのでなんて言ってるの?とも言えない
なんて言ってるかはわからんけど
まともなことではないことは確かだ
そんな引いた目ではやとを見つめていると
ぐぅっとお腹が鳴る音がした
この音は俺からしたみたいで音の通り
お腹が空いた…とてつもなく!
何か食べなきゃなと短くなった手と足で立ちあがろうと
布団から出ると
「ハァッ!!!」
とはやとも勢いよく立ち上がって
俺をまじまじと観察してくる
なんだ今絶対こいつ小さいなって思ったろ?
ちなみに今の俺の身長は耳も含めて大体だけど
はやとの足より短いくらいだ
自分でも小ささを理解はしているがいざそれが自分に別の視点から伝わると
なんか、来るものがある、、
じゃなくて俺は飯を食いたいんだ
はやとのことなど見えてないかのように
てちてちとキッチンへ急ぐと
はやともついてきた
てかなんで俺の家にいるんだよ
オフなのは知ってるけど
「暇だったからきたけど…お腹すいたの?」
そんなノリで来られても、まぁおかげで色々代わりにやってもらえそうだから
結果オーライだけど、
はやとの声に頷くとはやとはささっと冷蔵庫の中をパッとみて
俺の方を向き
「ハンバーグなら作れそうだけど、食べる?」
ハンバーグか、まぁ簡単だし
ゲテモノ級の料理を作るはやとでも
安心して作れるし食べれるな
あの赤いペペロンチーノは美味しいは美味しかったけどちょっと色味にびっくりしたな
俺はまた頷くと手を洗い始めたはやと
短い足でソファーまで歩きちょこんと座る
手が分厚いというか
もうほぼ丸になっているので
ものを掴んだりすることができないため
やることないなーと思いながら
つけっぱなしにしていたテレビを眺めていると
はやとが出演しているドラマが流れた
なんだか変な気持ちだ
ドラマに出てる主演の人が
俺のためにご飯作ってくれてるし今すぐそこにいる
…なんかなぁ
どこか変な違和感を覚えながらもドラマを真剣に見ていると
「そんなに前のめりになってみんなよ笑、あ、もしかして俺に見惚れてる?」
どこか聞いたことのあるセリフにまた違和感がするが
ちげぇよ普通に小物がすごいなって思ってただけだからな
とか言い訳して首を横に振ると
はやとは「ひっでぇ〜笑」と言いながら
ハンバーグを焼いていた
肉汁とソースの混じったいい匂いがする
さらにお腹が空くなぁ
そろそろできるかと思いソファーでお利口に待っていると
大きなハンバーグ(はやとの手くらい)を持ったはやとがこちらへやってくる
テーブルの上に置いてフォークも置いて
そしていざ
「いただきます」
短くなった手で手を合わせる
ただここで一つ問題が
さっきも言ったけど俺はものをつかめない
となると
…察してくれ。
はぁと心の中ででかいため息をついた後
はやとに視線で伝えてみる
“食わせろ”と
するともぐもぐリスみたいになったはやとと目があって
はやとは少し目を見開いた
多分わかったのだろう
俺の目の前に置かれたフォークを持ち
ハンバーグを小さく分けて
分けて小さめになったハンバーグにフォークを刺して
ふーふと冷ましてくれた後
俺の口の中に運んでくれた
ぱくっと食べてみると
じゅわぁっと広がる肉汁と少し酸味の混じったソースの絡み合いに
ついほっぺたが落ちそうになる
するとはやとが嬉しそうに笑って
「そんな美味しい?」
また頷くともう一口食べさせてくれた
あぁ幸せだなぁ
お腹も心も満たされていく
心も…?
とまた変な違和感を感じた時
ゴロゴロゴロロロロ…
と雷の音が鳴り出した
人間の時は特になんともないと思ってたけど
今はなんか知んないけどめっちゃ怖い
俺は反射的に丸まってぶるぶると震える体をなんとかしようと
必死に頭の中で考える
するとはやとが俺を持ち上げて抱きしめてくる
目の前にははやとのお腹と匂い
頭を撫でられ逃げられないくらいの強さで
抱きしめられて
俺は安心した
ほっとした、ここにはやとがいる
それだけでまた心が満たされていく
でもどうして満たされるのかはわかんない
幸せだからかな?
はやとの匂いに酔ったせいかほわほわしている
夢の中にいる気分だ
するとはやとがさっきよりも強い力で抱きしめてきては
「ずっとまもってあげる」
まるで呪いのように酷く優しい声で俺に囁いてきた
お腹も満たされ全てが満たされた俺は
その声を最後に目を瞑った
翌朝、目が覚めたときには
人間に戻っていた、安心したけど隣で爆睡かましてるはやとがいることに
少し驚いたが
まぁとにかく戻れてよかった〜
視点も戻ったし
ものも握れる話せる!人間って最高…
とありがたみを感じていると
またはやとに抱きしめられた
「んー、たりない」とかいいながら
いつもなら突き放すけど今は許してやるか
ご飯も食わせて作ってくれたし
俺は少し擦り寄って抱きしめ返してやった
「…ちゃんと守ってよね」
「もちろん」
「起きてたんかい」
他にもリクエスがありましたら
コメントください。
概念ちゃんパロ書くの楽しい…
また書くかもしれませんね。
それではまた。
コメント
3件
リクエストに答えていただき、本当にありがとうございました😭 🩷💛の関係にキュンキュンしました💕 何度も読み返します✨
うわあ、概念ちゃんパロ、めちゃくちゃ可愛かったです…!雷で震える小さなうさぎさんを「ずっとまもってあげる」って抱きしめるシーン、胸がぎゅっとなりました。最後、人間に戻ってからの「ちゃんと守ってよね」「もちろん」の掛け合いも愛おしすぎます。続き、読みたいです!