瑠斗が倒れた。
あんなに元気で活発な瑠斗が、突然。
「どうしたんだよ…」
保健室のベッドが使われていたため寮に運ばれた瑠斗の頬は赤い。呼吸も荒く、保健の先生は心配ないと言ったが居ても立っても居られず、俺は氷水とタオルを用意して眠る瑠斗の傍に寄り添った。
「ん…」
「瑠斗っ?」
薄く開いた瑠斗の瞳が、俺を捉えてほんの少し大きくなる。
「瑠斗、大丈夫か?」
「…裕孝、どうして…。あれ、俺なんで寝てるの…?」
「体育の最中に倒れたんだ。ここのところ調子悪そうだったろ」
んあ、とあくびをする瑠斗を見る限りだと、確かにそれほど心配しなくても大丈夫そうだ。
安心して、思わず大きな溜息をついてしまう。
「全く、心配かけさせやがって」
「…昨日あんまり寝てなかったからかな…。裕孝のエッチな顔**************
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コメント
2件
めっちゃ好きな作品です!🫶