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滉斗side
元貴『んっ…ま、って、?
若井っ…手なの……っ、?////』
滉斗『え?うん…なんで?』
振り向いて顔をぶわっと赤く染めて、
呼吸を荒くしている元貴にそう返すと、
元貴は正面を向いてしまった。
手で洗うの…なんかおかしい、?
元貴『…何でもない、
くすぐったかっただけ……っ、////』
滉斗『そっか……前失礼』
俺はそう言って、
元貴の背中に指を滑らせた後、元貴の肩に触れ、
そのまま鎖骨辺りを指でなぞった。
元貴『ひ…んっ、ぅ……っ、♡
ふ、ぅんっ……っ、////』
くすぐったいのか、気持ちいいのか、
分かんないけど、その…えっちしてる時みたい。
元貴は顔見られてないと思ってるのか、
いつもより声が漏れている。
申し訳ないけど、
鏡に反射してがっつり顔見えてます。
元貴『ふぁ…っ、ぁっ……っ、♡ちょ…っ、
ちょっと…まって…っ、♡////』
何、何々なんなの本当…調子狂うんだけど…
なんでこんなに感じちゃってんだよ…
滉斗『何、感じてんの…?』
元貴『ち、違う…
…若井が際どいとこ攻めるから…!///』
際どいとこっつーのは多分、
胸とかへそ周りとかのことなんだろう。
くすぐったいのが、
気持ちよくなっちゃってんだろうな。
滉斗『…鏡見て』
元貴『っ…?!ん、ゃっ……っ、♡////』
滉斗『元貴、なんでこんなにココ、
おっきくしちゃってんの?
やっぱ感じちゃってんでしょ、?』
元貴『ち、違っ…!////』
俺は何も言わずに、
引き続き元貴の滑らかな肌に触れる。
胸辺りや太ももの付け根などに触れてやると、
元貴の甘い声が漏れる。
元貴『んっ…っ、!だ…め、らめ…
…へんになっちゃ…ぁっ、////』
滉斗『アソコ、触ってないのに、
透明なの出てるよ?淫乱、』
元貴『ちがっ…ぁうっ、んっ、♡
ぅ”っ…ら、めぇ…っ、♡
い、っちゃ…っ、♡////』
俺の手首を震える手でぎゅっと掴みながら、
肩を跳ね上げる元貴。
こんなので感じちゃうなんて、えろすぎる。
俺は元貴のを指で優しくなぞった。
元貴『ふ、ぁあっ…っ〜っ、!!♡////泣』
1回なぞっただけで、声を漏らして、
絶頂に達してしまった。
びくっ、びくっとイった余韻に浸りながら、
肩で息をしている。
顔を真っ赤に染めて、
涙や涎でとろとろになった元貴が鏡に映る。
可愛くて、尊くて、えろくて堪んない。
滉斗『…大丈夫?笑
こんなんでへばってたら、本番持たないよ?』
元貴『黙れ岩井…っ、////』
滉斗『誰が岩井や
俺体洗うから先湯船浸かってて』
元貴『ん……///』
元貴side
初めて見る若井の背中。
後ろ姿はよく見てるけど、裸はあんま見ない。
えっちする時は僕も若井も上は着てるからね。
サッカー部なだけあって、割れた腹筋、
おっきい背中、整った男らしい顔立ち…
かっこよすぎる。
滉斗『…もっくん?笑
見てるのバレてるよ〜?笑』
鏡で反射してしまっているのか、バレてた。
恥ずかしくて、思わず顔を背ける。
滉斗『可愛い…ほんと、』
意図的に言ってんのか、
無意識なのか分かんないけど、
そーゆーのめっちゃ照れる。
元貴『……若井、//』
滉斗『ん?』
元貴『………はゃく、、』
シャワーの音で聞こえなかったのか、
若井がえ?と言う表情をしている。
一緒に入ってる時点で恥ずかしいのに、
もっと恥ずかしくさせないでよ。
元貴『…早く、////』
滉斗『…』
僕がそう言うと、若井は何も言わずに、
僕が入っている湯船に入ってきた。
滉斗side
元貴『…狭い、、///』
元貴のかすかな呟きに、
俺は思わず口元を緩めた。
頬をほんのり赤く染めて、
少しだけ困ったような顔で、
それでもしっかりと俺の目を見ている。
可愛すぎて、溺れそう。
滉斗『膝の上おいで、少しは広いと思うよ』
そう言って、湯に浸かる腕を軽く伸ばすと、
元貴は一瞬ぎょっとしたように目を見開いた。
元貴『えっ、な…何…いきなり……///』
戸惑いながらも、満更でもないような声。
俺はそのままそっと手を取って、
柔らかな指先を湯の中で握った。
滉斗『おいで』
そう囁くと、元貴はさらに顔を赤くして、
ふるふると震える声で、
元貴『…分かった…ちょっとだけだから、///』
その瞬間、胸がきゅっとなった。
俺の膝にちょこんと座るように、
元貴がゆっくりと腰を下ろしてきて…
背中が俺の胸に触れたとき、
思わず抱きしめたくなってしまった。
だけど我慢。我慢。
こんなに可愛いって、反則だろ……
湯気の中で、肌にぴったり伝わる温もり。
髪からほのかにシャンプーの香りがして、
鼓動がやけにうるさく感じる。
元貴『…なんか、変な感じするね、』
照れた声で呟く元貴に、俺は小さく笑った。
滉斗『俺は、すごく幸せな感じするけど』
そう言って、そっと額を寄せて、
元貴の髪にキスを落とした。
元貴『っ…!若井、今……///』
滉斗『髪、濡れてるから…
乾かす前に、触れておきたかった』
冗談半分、本気半分。
でも元貴は、思った以上に真っ赤な顔で、
俺の膝の上で小さく縮こまった。
たまらなくなって、もう一度だけ、、
今度は頬に、優しく唇を押し当てる。
元貴『っ……若井…も、やめてって……///』
言いながらも、声が震えていて、可愛くて。
俺はそのまま耳元に唇を寄せて、静かに囁いた。
滉斗『好き、大好き。
世界で一番、元貴のことが好きだよ』
元貴の肩がぴくんと震え、俺の膝の上で、
ぎゅっと手を握ってきた。
元貴『……僕も、だよ…///』
熱い湯の中で交わされる、小さな声の告白。
それが、何よりも胸に響いて、
もっと大切にしたい、って心から思った。
コメント
8件
普段照れ隠しなのか口調強めだし本心言えないけど、wkiさんが「好き」って伝えた時だけは正直に「僕も」って言えるomrのもっくん…偉いぞ👏✨ もう2人はずっと一緒ですね…私が保証します。
尊すぎだろっ!!! もっくんが、岩井って言ってるの可愛かった…🤭 こんなに尊いカップル中々いねぇぞよ(?)