テラーノベル
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🔵Side
佐久間だ、完全に
髪色は違うけど
動揺が隠せない
だってアイツは、暗くて、地味で
いつも一人ぼっちで
そんなアイツが
めちゃくちゃ可愛くなってる…
しかもドチャクソイケメンな男を隣に。
でも、思い返してみれば
目が大っきかったような…
そうだ、
いつもあの大っきい目ん玉から
涙ポロポロ流して…
🟣「なぁ、どした。急に走って」
🔵「悪い、トイレ行きたくなった」
🟣「めっちゃ可愛かったのに。
連絡先ゲットしたかったー」
気にくわなかった
昔の俺は何が気にくわなかったんだろう
────────────────────────
🔵「お前キモいんだよ」
🌸「ご、めっ…」
🔵「謝んなって、キモいんだから」
🌸「あ、…っ」
🔵「ほんっとムカつく
とっとと消えろよ」
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🌸Side
🌸「んんっ……」
うなされるようにして目が覚める
ずっと見ていなかった小学生の記憶
なんで今更、、
この前翔太くんに会ったからかな
俺は小学生の頃イジメられていた
親も俺が可愛くないのか
ろくな対応をしてくれなかった
小学校を卒業すると
またイジメられるのが怖くて
遠くの中学校へ逃げた
中2の頃
初めてできた後輩が蓮
ずっと俺に引っ付いて
俺が中学を卒業するなり
俺と一緒の高校がいいと言ってくれ
今では先輩後輩 兼 恋人として日々過ごしている
🌸「あっ! 時間!」
今日は阿部ちゃんと
会う約束をしてるんだ
身支度を済ませ、
急いで家から出た
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🟢「5分遅れ」
🌸「ごめぇん、
って5分は遅れに入らないでしょ」
🟢「入ります、店入るよ」
🌸「うん」
俺と阿部ちゃんのお気に入りのカフェ
こじんまりとしていて、人の出入りも少ない
優しい雰囲気のお店。
🌸「あ、この前ね翔太くんと会ったの」
阿部ちゃんに翔太くんと会った事を話す
🟢「えっ!翔太と!?大丈夫?」
🌸「うん、俺だって分かったら逃げていった。
なんかね、話しかけて来たんだ」
🟢「翔太が?」
🌸「翔太くんと翔太くんのお友達が」
🟢「へぇ、よく佐久間って気づくよね」
🌸「髪色がね笑 」
🟢「何話したの?」
何話したんだっけ…
🌸「えっとー…」
『すみません』
『男!?』
って…
🟢「いや内容0じゃん」
🌸「そうだよね」
🟢「まぁ、また困ったら言って。」
🌸「ありがとう」
阿部ちゃんは優しい人だ。
小学生の頃の唯一の友達
出会いは酷かったけど笑
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⚫️Side
あれから佐久間くんがおかしい
いつも通りに振る舞ってくれるけど
時々キョロキョロしたり
下を向いて、落ち込んでいるような時間が増えた
やっぱりアイツだ
あの『翔太』とか言うやつ
家で考えていると
インターホンが鳴り響く
画面の向こうには
「ごめんね、来ちゃった笑」
俺の愛しい恋人が。
🌸「連絡なしにごめんねぇ」
⚫️「いや、大丈夫。親もいないし」
そうだ、
今佐久間くんに聞けばいいんじゃないか
ちゃんと話したいからソファに座らせ、
佐久間くんの体ごと俺に向けさせる
⚫️「こないだのさ、翔太?
あの人について知りたい」
🌸「…ごめん、あんまり言いたくない」
だからといって
引き下がるわけにはいかない
⚫️「隠し事は無しって言ったじゃん。
それに佐久間くんに幻滅なんて絶対ないから」
🌸「幻滅…すると思うけど」
⚫️「しない、するわけない。そこも愛すよ」
佐久間くんにとって
大事なことなのだろう
しばらく悩んだ末
🌸「いいよ」
と、答えてくれた
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🌸「っていう…」
嘘でしょ…
⚫️「そんな…」
🌸「ほら、やっぱり幻滅してる笑」
⚫️「違う。これはアイツに対してだから。
安心して、俺がぶっ殺すから」
🌸「なんでそういう考えになるかなぁ…
別に今は何とも思ってないしいいよ」
佐久間くんの顔が少し
引きつった。
気がした。
⚫️「嘘だ。その時佐久間くん、
軽い発作起こしてたでしょ。」
何とも思ってない訳ないんだよ
🌸「あはは、、笑
まだ、ちょっとトラウマなんだ」
佐久間くんが
なにかに怯えているのを初めて見た
佐久間くんは自分自身を強く抱く
その上から俺が
佐久間くんを包み込む
⚫️「大丈夫。俺が守ってあげるから」
🌸「うん」
───────────────────────🌸
終わりが見えてない…🥲
🟢と🌸の出会いですっ
↓↓↓↓↓↓
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🌸Side
翔太くんに呼び出されて
怯えながらも指定場所に来た
学校の人気のない場所
されることなんて分かってる
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🌸「いたい…」
翔太くんが帰って少しした後、
ボソっと呟いた時だった
🟢「ねぇ、なんでやり返さないの?」
同じクラスの阿部くん
ビクッとした
俺に話しかける人なんていないから
しかも、ここに来る人なんて誰も…
🟢「答えなよ」
🌸「えっと、…」
答えたかったけど
もし翔太くんが怖いからなんて言って
阿部くんが告げ口なんかしたら
またイジメがエスカレートするだけだろう
だって阿部くんは翔太くんと仲が良いし
🟢「はぁ、だからイジメられるんじゃないの?」
涙が出そうだった
体だけでなくメンタルもやられそう
🟢「俺は翔太に喋ったりなんかしないし、佐久間をいじめる気なんてない」
🌸「っ、」
阿部くんはエスパーなの?
子供の俺は単純にそう思った
🟢「立ちなよ、」
🌸「コクッ…」
🟢「これからは俺が守ってあげるから。
そんなに苦しい顔して学校に来なくていい」
🌸「な、なんで」
🟢「なんで、って…」
しばらく黙っていた阿部くん
俺は答えを待った
すると顔が真っ赤になって…
🟢「ッか…」
🌸「…か?」
🟢「可哀想だから!!」
その言葉で少し
うっときたけど
嬉しかったのを覚えてる
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コメント
4件
重いけど🟢が居て良かった…🟢🌸。🟣🌸可能性あるのか?🟢🌸の可能性の方がありそう…⚫️さん、ライバルたくさん