大森side
正直、人にこのことを話すのが不安じゃないのかと言われたら、答えはいいえだ
若井との関係性は墓場まで持ってくつもりだったし、ましてや子供が出来たなんて、白い目で見られてしまうのは目に見えている。
涼ちゃんやスタッフさんを信用してない訳じゃない。でも、怖いのは怖い。
m「…」
m「明日言うかぁ…」
h「明日ね…」
h「…明日ァァァ!?!?」
m「…うん。明日?」
h「いやいやそんな急な…」
m「ダメなの?」
h「…」
そう言って少し考え込む
h「…いっか」
だよね〜
翌日
(ス=スタッフ)
h「…ということで、」
h「今日話したい内容なんですけど…」
m「…すっごい大事な内容で…」
ス1「どうしたんです?急に改まって…」
r「…怖いなぁ2人とも!」
r「ほんとにどうしたの?」
m「…」
m「単刀直入に言うと…」
m「僕、妊娠しました。相手は若井です。」
「…」
ほら、みんな唖然としてる。空いた口が塞がってない。
気持ち悪いって思われたかな
やらしい男とか、変なやつって
r「おめでとぉっ!!」
先に口を開いたのは涼ちゃんだった
r「男の子?女の子?」
m「いや…性別わかってないんだよね…」
r「ほへ〜…気になる!」
r「一人っ子?」
h「…双子」
r「えっ!?すごっ!」
ス2「…いやいや!?ついていけないんですけど!」
ス「お相手は若井さん?おふたりって…」
m「恋人です」
そういう感じで一問一答のように返した。
行為もしてること。子供は産む気で、バンド活動は休止しないということ。そして、落ち着いてからにはなるがファンに子供のことと若井と俺の関係性を明かそうと考えているということ。
スタッフさんみんなは鳩が鉄砲に打たれたような顔をしていて、 涼ちゃんはずっと「すごぉい!」という顔をしていた。
ス3「大体は分かりました。活動休止はしないんですね?」
m「…はい」
h「もちろんです。」
ス2「…お二人の意見を尊重しましょう」
m「ッ!ありがとうございますッ!」
h「ありがとうございますッ…」
優しい…みんな、ありがたい。でも…
m「…皆さん、よく受け入れられますね。」
m「自分で言うのもあれですけど…気持ち悪くないですか、」
…言ってしまった…。
「…」
r「別に?」
r「おめでたい事だし、なんか男の人で妊娠できちゃうって凄いし!!」
ス4「今のご時世、性別の壁なんかないですよ。」
3「そうそう!妊娠も凄いですし‼️」
…あぁ。どうしよう…
今心底…”このチームで良かった”って思ってる…
そう思いながら目頭が熱くなり、目から熱が溢れていくのを感じた
隣を見ると若井はもう泣いてた
r「若井〜っ…早いよぉ!」
h「ぅ〜…ごめッ…グスッ…」
h「みんながッグスッ優しすぎてッ…」
あー…もうッ…
…言ってよかったっ!
後日、涼ちゃんに面と向かって聞いてみた
m「驚かなかったの?」
m「妊娠報告。」
r「…驚かなかった、っていったら嘘になると思う。」
r「内心すっごくびっくりしたし、男同士で子供ってできるんだって… 」
m(やっぱり…)
涼ちゃんならそう思ってると思ってた
r「でも、それを否定するつもりはさらさらなかった」
r「凄いことだから。俺が何か言えることじゃないもん。」
r「驚きとかの前に、おめでとって言う言葉が先に出ちゃったから。」
…
m「…涼ちゃん結婚しよ?」
h「え浮気?」
優しいスタッフさん、涼ちゃんでよかったですね☺️💕︎
さぁ、次は生活面での話ですね!つわりとか…活動についてとか…
そこで、ふたごちゃん?ふたごくん?の性別と名前を募集したいと思います!
例
性別…男の子二人
名前…〇〇くんと〇〇くん、もしくは〇〇ちゃん
みたいな感じで!
そろそろもとぱも双子の名前決めないとですから‼️
…よろしくお願いします🥺👋
コメント
3件
初コメ失礼します!性別は男女で遥斗くんと咲貴ちゃんとかどうでしょうか!?