【リクエストより】感動物
※自作キャラに出演してもらいます。カモーン!奏くん!那由多くん!
※感動物の概念がない主への果し状か?!ってなってた(リクエストした子が仲良いので云う)
スタート‼︎
【病院】
目が覚めたら、見慣れない天井と、見慣れない部屋に居た…おそらくは病院だろう
薬品の匂いと場の雰囲気で分かる、近くには人が居た。椅子に座って眠ってる、やたら顔のいい男が、目元に涙のあとがある、多分、先ほどまで泣いていたのであろう
『此処…病室、か?、』
窓をみると、空一面がまるで海のようにキラキラと輝いて見える、
そよ風が入り、白いベールの様なカーテンが靡く…
しばらく外を眺めていると、横からガタッと、何かから飛び起きたような音がした
振り返ると、先程の男が起きていて、僕を見て泣いていた
「奏ちゃっ…目が覚めたの?!…」
安心したのか、彼は僕の手を握って泣き始めた
何のことかさっぱり分からない僕に、彼は話し続けた
「よかったっ、本当に…アンタが死んだら、あちき、怖くて怖くて…っ」
それほど僕を思ってくれているのは伝わるが、僕には大事なことが伝わらなかった、それは
『あの、ごめんなさい…君、誰?』
まず僕は彼を知らない、それどころか初対面な気さえある、僕の質問に驚いたのか 彼は酷い顔で僕を見つめた
でも、次に深く深呼吸をし、無理に笑顔を作りこういった
「あちきこそ、ごめん…アンタは奏、あちきの…まぁダチ?かな。笑」
彼は涙を拭き、苦笑いを浮かべる
「そんで、あちきはナユ、今のアンタとは、初めましてかな………笑」
その言葉を云う彼は、どこか苦しそうで、悲しそうだった
出来事はあれから数ヶ月まえ…
「奏ちゃんと一緒とか、久々だな〜」
『俺は深いです…ふざけんなですよ…』
普通に喧嘩しながら歩いていた時だった…
横断歩道を通る時だったか、あちきが信号を見なかったせいで…
「それにしても暇だなっ…」
『那由多‼︎危ない‼︎‼︎』
トラック)キキィイイーーーッッッ
「え?」
『那由多‼︎‼︎‼︎』
トラックが突っ込んできて…
「いったたた…何が……え、」
いやああ!誰か救急車を!!
人が轢かれたぞッッッ‼︎‼︎
「え、は?、いや、 かな、で?」
あちきの目の前は、止まったトラックと、騒がしい人…そして、倒れた相棒の姿だった…
「え、いや!奏ちゃん…!いやあああっ奏!起きたよ奏ぇぇえッッ‼︎」
奏は、あちきを庇って、トラックに轢かれた
「(あちきのせいで…奏、ごめん)」
病院の一室、頭や体のあちこちに包帯を巻いて眠る奏
「嫌だよっ…本当に、置いてかないでよぉっ…あちきを…ッ」
「、俺を置いてかないでおくれよ…っ奏」
で、初めに戻る訳!
ではまたね!★ばいヌッシー★
コメント
38件
奏…数ヶ月寝とったことになるな
今回のお話も素敵だね✨思い出せると良いな…✨
わー、感動ものだー