【見えるものは無い見えない呪い】
〜息抜き( ᐛ )〜
※かなりヤンデレな瓜生とちょっと可哀想な金鳳、あと金鳳が大好きな翠蘭の3人構成
※瓜→金←翠のCP
※完全BL二次創作(本編にない設定と世界観に注意・苦手な方は回れ右)主に金鳳の目が見えなくなりました。
※ちょくちょくヤバいです
※ちょっとした息抜きです(((((殴(息抜きが多いわ‼︎)
目が覚めたのに、何故か目の前が真っ暗だった私は驚いて体を動かしてみるが、痛みで思うように動かない
「(な、何が起きて…っ)」
私の不安がどんどんと膨らんで、今にも泣き出しそうになっていた時、
『金鳳!大丈夫か?、もしかして、もう起きているのか?』
誰かの声が聞こえ、その人が私の手を握ってくれた
聞き覚えがあるはずなのに、目で確認できないだけでまったく分からないでいた
「え、あの、誰ですか?名前を…」
そう云うとその人は名乗ってくれた
『俺は…“瓜生”だ、金鳳、分かるか?』
「死、龍ぅ?…」
名前を聞いて私は少し安心した、死龍がそこに居てくれるならばと、いつもと違う彼の喋り方に違和感を持ちながら
そして私は疑問を死龍?に掛けてみた
「あの…私は何故、何も見えないのです?、暗くてとても怖い…」
そういうと、彼は少し黙ってから答えた
『金鳳…お前の目なんだが、実は眼球が破裂したらしいんだ。任務の時、爆発があっただろう?』
その時、私は任務での出来事を思い出した。
誰と行ったかは朧げになって覚えてないが、任務中に逃げ出したターゲットの1人が自爆…その人を追っていた私は巻き込まれて吹き飛ばされ、そのまま意識を…
「そう、だったんですか…」
しばらく私達は何もはっせなかった、私は不安に包まれこの先の事ばかり考えていた…
そんな私に、彼は優しく声を掛けてくれた
『そんなに不安な表情するな、お前のことは俺が責任をもって面倒見る。』
「え…?」
一瞬、彼の言葉に思考が停止した。
『医者には、もう退院していいと云われたからな、』
「ちょちょちょっ、待ってください⁇」
私が何か云う前に彼は私を抱えて病室⁇を出た
「(な、何故こうなったっ…)」
私達は家?につき、おそらく部屋に入った
彼は私をソファーかベッドに座らせくれた
「死龍、あの、面倒ってどういうことですか?」
『うーん…何かしたいことや行きたいとこにも連れて行くし、生活も支える、』
そこから私達の不思議な生活が始まった
彼は私に本当によくしてくれた、階段は危ないからと手を握ってくれて、お風呂にもついてくてくれるので安心してゆっくりとできる。おかげで、家の中の構図も把握でき、1人で行動することもできるまでになった
たまにお散歩にも行けるので、とても充実した生活になっている
そんな生活も最初は不安でとても怖かったが.今となっては幸せそのもの、あっと云う間に数ヶ月が経った
そんなある日のこと、
『大分回復してきたな、よかった』
「本当にありがとうございます、最初はとても怖かったのですが…おかげで今は幸せです。」
『それはよかった。』
とても暖かい空間が広がる、私は此処で彼と話すことがすることの全てが愛しくてたまらない
『じゃあ、俺は少し用事で出掛けてくる』
*「えぇ、気をつけてくださいね…、“*翠蘭”」
『あぁ行ってく……はっ?!』
久しぶりに名前で呼んだので、彼は取り乱した
『えと、金鳳?、どうして』
「途中から薄々気づいてましたよ?、死龍にしては少し強引なとこもありましたし、」
そう云うと翠蘭は『はっ、』と驚いたような声を出した
『…分かって、一緒に居たのか?』
「まあそうですね、今頼れるの貴方だけですしね。」
私はそう云い微笑んでみせた、翠蘭はどんな表情をしているのか、黙ってしまった(おそらく照れてますね。)
「それに、」『?、』
「今となっては、私は貴方を嫌いではないですからねぇ…」
『つ、つまりどういう…』
「………///」
この男は相変わらず鈍感で、私の好意も分かってないのかと思った
「だから、私は貴方が…っ///」
私がそう云おうとした、そんな時だった
私の背後に誰かの気配を感じた、私は驚き振り返ったが、
トッ、「ぁ”ッ…____」
首筋を突かれ気を失ってしまった
『金鳳‼︎‼︎』
最後に聞こえた翠蘭の声が頭にこだまするなか、私の意識は闇に消えた…
意識が戻った頃、私は体にある違和感に気がついた
「一体何が…手足に、感覚が、ない…?…」
椅子か何かに固定されてて私は動けなかった、その時感じたのは、まるであの日のような不安だった
「嫌っ、翠蘭!助けてください!何処に居るんですかっ、返事してくださいっ!、」
必死に名前を呼ぶも返答がない、ますます不安に包まれ泣き出してしまいそうになる
そんな時だった
[金鳳、久しぶりだな?元気そうか?]
私に誰かが話しかける、その声は、忘れる訳もないあの人の声
*「し、死龍?…貴方なんですか?…」*
震える声で必死に言葉を紡ぐと、彼は応えてくれた
[そうだぞ?お前の愛しの死龍、瓜生龍臣だぞー?…]
だけれどその声に昔ほどの優しさは感じれなかった。逆に感じるものは、体が震える程の圧が掛かっていた
「あ、貴方も、ここに連れさられたんですか?…だとしたら一緒に逃げましょうっ?、今ならきっと逃げられるっ、お願いですっ」
私がそう云うと、死龍は黙ってしまった
「し、死龍?…私は何も見えないんですっ、だから、手を引いてほしいんです、ねぇ」
それでも死龍はしゃべってはくれない、
私は恐怖で頭がおかしくなりそうになった、そんな私の頬を、死龍の手がなぞった
[…本当に、ずっと探してたんだぞ?お前が居ない間、俺がどんな思いでこの数ヶ月を過ごしたと思う?]
悲しんでいるのは分かる…だけれどその声に籠るのは身の凍るような狂気、
私の目の前にいる人は、本当に死龍か分からなくなる…
そして彼の次の言葉に、私は何も考えられなくなった
[またお前が俺から離れると思うと、不安でなぁ…ごめんな?お前の“手と足切り落としちまって”さ…]
私の体から血の気が引いた…、そんな私の頬を彼の手が包みこむように触れる
互いに息がかかるほどの距離なのが分かる、私の頭の中で何かがぐるぐると回り続ける
[大丈夫、もうすぐで何も考えなくて良くなるからな?]
「あ、あぁ…」
恐怖で狂いだしそうになる私を、死龍はただ見つめている
「……」
[もう離さないからな、死ぬまでお前のことを愛してるやるからな、なぁ嬉しいだろ?♡]
「…はぃ」
コメント
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死龍のヤンデレ...良き... リクエストの翠金出せてなくて本当にごめんなさい、明日か今日に多分出しますッ