起きてしまった出来事は拭いきれない
過去は変えることができない
いくら後ろめたさを感じたって、いつだって未来に向かって行かなければならない
だからお兄様は言ったんだ 遺したんだ
『平和に生きろ』って。
いくら過去に対立関係があろうとも。
お兄様は始めから解っていたんだ
自分が見たい景色は
自分が生きている時には見られないんだって。
お兄様が生前に遺した日記
《あの人が》見つけてくれた。
少し汚れていて、それでも
深い愛情があって。
全て読んだよ
お兄様、ありがとう
こんな僕を心配してくれて。
おかげで今は楽しく仲良くできている
時々ぶつかり合うこともあったけど
それでもみんなで楽しく過ごしてます
優しいみんながいなかったら
僕は多分《あの人》とは仲良くしてなかった
多分ね。
なにより…
僕はとある感情を抱いているし…
お兄様が見ることを望んでいた景色は…
お兄様の、自身の
眼(まなこ)では見ることができなかったけれど
天(そら)から見てるよね、きっと
お兄様が掲げた十字架は
なによりもカッコよかった
僕も
全ての人が《自由》に暮らせるように
精進します
いつか…僕が……
いなくなるその日まで…
見ていて欲しいな
コメント
3件
続き待ってます!
最高すぎて何も言えないって言うのはこうゆうことか続き楽しみにしてます!!!
スウーーーーーー(語彙力とともに浄化されていく音)