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練習で書いた小説なので多分二話は出ません。
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「死ねばいいのに….」
何度も頭で考え、言葉に出した。
「死ねばいいのに….死ねばいいのに」
その言葉を強く、強く連呼する
紛れもない、自分に向かって。
~五年前~
「お腹減ったなぁ….」
そう沙花又は発する
雨に打たれながら沙花又は考える
「なんで沙花又って生きてるんだっけ…」
「雨のせいで体寒くなってきたし…もう充分がんばったでしょ~」
そう言う沙花又の体は雨に長時間打たれ続け、体は震え、悴み、体の感覚が無くなってきていた。
「あっ…」
バタンッと言う音と共に沙花又の体は倒れていた。
「まぁもうそろそろ潮時かなぁ」
沙花又は目をゆっくり瞑る
「……けど…もうちょっと、人生楽しみたかったなぁ」
沙花又は意識を失う
「でさぁ~我輩総帥なのにいろはがぁ~」
「総帥ならもうちょい威厳を持てば~?」
「えぇ~幹部までいろはの味…方」
「?どうしたのよ」
「見て!あの子! 」
「….?!総帥はこよりを呼んで!」
「わかった….!」
「大丈夫?意識をしっかり!」
そう言いルイは意識がない沙花又に駆け寄る。
これが、沙花又にとっての人生の分岐点だとは、まだ沙花又は知らない。