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私の恋は、結ばれない…。
気づけば、私は目を離せなくなった
風で揺れる桜色の髪
ただ『綺麗…。』だ
私の想い人は私より小さくて、そしてPONでさ
後、私が落ち込んでいると励ましてくれる
そんなお姉ちゃんっぽいのに、赤ちゃんで
一緒に居て飽きない、すいちゃんの愛して止まない人。
今日も、私は自分で首を絞める
『みーこち!おはよ』
「んぇ…?あ、おはよぉ〜…」
『ふはっwねむちだw
無理は駄目だよ。』
みこちは起きているのか、寝ているのか分からないけど
頷いたような気がした。
気がした…それだけだ。
『ん、じゃあまたね?』
そう私が発するとみこちは
眠そうな瞼を擦り
口を開いた
「すいちゃ…今度家行きた…またにぇ」
みこちの言葉を聞いて多幸感に包まれる
『うん!待ってるよ、後高いお肉もね! またね…』
「ん…ん?…え、おま…星街ぃ!みこが今月キツイの知って_」
何か聞こえたような気もするが、気にしない!!
事務所を出て、タクシーに乗り、家に帰ったとかろだ。
寝室に行き、毛布に包まる
この気持ちは埋まらない…でも包むことは出来る
純粋な幸せで、包めたら良かったな…
みこちは私を選ばないし、選択肢から外されている
私には、想いを告白する勇気が全く無い。
今日も明日もこれからも、この埋まらない気持ちを抱え続ける
そうなんだろう。
Stellaみたいに私は見てもらえない
私は星だけど、みこちは他がお好きなようで…。
いつもみたいにメッセージを送る
それから、しばらくして、ガチャっとドアが開いた音
「すいちゃん、おいで?」
気づけばポルカが目の前に居た
今日も、いつも通り
私は被らない
ポルカは被って、想いを共に抱えてくれる
いい友達だよ、本当にね。
私は慣れたように、ポルカの方へ歩いて行き
抱き締めて、ポルカに抱き締められる
ポルカはいつだったかな…あまり覚えていないんだけど…
いつしか、私と二人っきりだと、みこちを被ってくれる
私に存在しない夢を、希望を見せてくれる
こうやって私は今日も明日もこれからも生きる。
桜色の髪は、風で揺れて、それはまるで、サクラカゼ。
あたしの恋は、ある意味運命的。
それは、突然、すいちゃんからのメッセージで
あたしは今までに無いくらい、焦ったんだったなぁ…
『たすけて』
たった一言だけど、焦ったよ…あの時は本当に…怖かった
今、焦っている間に、すいちゃんに何かまた起こったんじゃないか、もしかして倒れてるんじゃないかってね。
でも、実際はそうでも無かったよ
倒れたりはしていないけど
すいちゃんの精神問題があった
確か…その時だった…忘れないよ
………すいちゃんの想い人を知った日で、すいちゃんの想いに、深く触れた日でもあるね。
その時にさ、思ったんだ、すいちゃんを幸せにしようってさ
あばよくば、私に依存させられないかなって今も思ってる
…すいちゃんと二人っきりの時に、すいちゃんの夢を叶えてあげると
すいちゃんの綺麗な瞳が更にキラキラと輝くんだ…ポルカ、その目が好きで、よくすいちゃんの要望に応えてる。
…ああ、でも、すいちゃんと居られるだけで、幸せだけど
もし、すいちゃんがポルカに依存しても、依存の差はポルカの方がよっぽど深いだよなぁ…ポルカは純粋な想いが良いけど、それは不可能だ。
さぁ、ピエロの仮面を被ろうか…
今日も、明日も、これからもさ
ペルソナだ。
「『これからもずっと息苦しく、心苦しい日々だ』なんだろうなぁ…」
星街すいせいが事務所を去った後。
「星街ぃ!みこが今月キツイの知ってて言ってんのか!?」
あ、居ない…逃げやがったな…
すいちゃんはもう居ないし、今は誰も居ない、みこ以外にはね。
…「すいちゃん…みこさ、すいちゃんが…すき。」
「いつか言えたらいいなぁ…すいちゃん…愛してる。」
「みこ…すいちゃんの全部が好き、そのTEMPLATEも灼熱な想いも。」
これは…きっと、墓場までだにぇ…。
「すいちゃん、愛してるにぇ?」 『みこち、好き…。』
ただ届かない声。
報われないピエロが一匹
ヘタレな二人
さぁ、ハッピーダウン