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バンッ
探偵社の扉が勢い良く開かれる
その正体は_
安「太宰くんを見ませんでしたか!!」
異能特務課_坂口安吾。
国「見ていないが…何故だ?」
安「太宰くんが_
”消えました!”
国「は…?」
その知らせはあまりにも衝撃すぎた
国「それで…」
安「ええ。太宰くんが居なくなっていて…」
あり得ん…俺の言葉じゃ無い。
あの”異能特務課”の命令だぞ?
そしてこの人は太宰と旧友だと云っていた。
何かしら事情は知っていると思ったが_
乱「無駄だね」
乱歩さんが駄菓子をくわえながら扉の向こうから現れる。
国「どういう事です…?」
乱「太宰は、
”今頃、ポートマフィアに居るだろうね”
安「なっ…」
俺も衝撃を受けた。
何故ポートマフィアに?
真逆…
乱「国木田の予想通りだ。あいつは幹部に戻った。」
安「…何故」
乱「僕の口からは深く云えないが…あいつは毎晩悪夢に魘されていた。心辺りは?」
少しの沈黙の後、やっと口を開く
”あります。”
国「!!」
安「朝、起きてくる時。何処か表情が悲しそうでした。」
「気づいては居た。いつか相談しに来てくれるんじゃないかって…」
国「何故、声を掛けなかった?」
安「前に一回、そういう事があって声を掛けた事はあります。でも大抵_
乱「”気にするな”?」
安「ええ…」
国「また、云われると思ったのか…」
沈黙の空気の中、ある一つの音が鳴る
乱「…君、携帯電話見てみな」
安「携帯電話?何故_
そして見た瞬間_
ガタッ
国「?、どうしたんだ_
安「…戻りました」
国「はい?」
安「夜月さんの意識が戻りました。」
国「!!本当か」
此方も意識不明に陥っていたという連絡は貰っていた
安「良かった…」
国「早速お見舞いに行こうか…」
その時
ポタッ‥ポタッ…ザー
国「む…急に大雨が降ってきてしまったな」
安「しょうがないです」
乱「……」
乱歩さんが外をずっと眺めている
国「乱歩さん?どうしたんですか?」
乱「…いや、何でも無いよ」
そう云って机から降りる
国「?、そうですか」
「俺はお見舞いに行きますが…」
乱「僕も行く」
珍しい…
国「わかりました」
…夜月。
もう手遅れみたいだよ。
この大雨が云っているよ。
ザー…
安「着きました」
ガララ…
夜「国木田、乱歩さん、安吾くん」
入ってすぐに名前を云われた
安「意識が戻って良かったです」
国「本当にな…何度心配かけるなと云ったら判るんだ」
乱「…夜月」
夜「…ええ、そうですね」
何か俺達では判らない会話がされたのだろうか
夜「来て、そうそう悪いんだけど…ちょっと二人きりにしてくれないかな?」
安「良いですよ」
国「俺も構わん」
ガララ…
バタン
乱「夜月、云いたい事は判るね?」
夜「ええ、もう手遅れだと。」
太宰の話に移る
乱「あいつはポトマに戻った。また人を殺してしまうかもしれない」
夜「その点ならご心配なく。」
ザー…
夜「探偵社が太宰を救出する日までは殺しはしていませんよ。あいにく、計画でも立てていると思います」
乱「そうか…」
もうそこまで読んでいたか…
夜「乱歩さんに一つ頼みがあります」
乱「出来る事なら」
”明日、盗聴器をつけてまた来て下さい”
絶賛風邪引いている主です☆
インフルだって…学校休めるのはありがたや