テラーノベル
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「できた!オムライスと中華スープっていう組み合わせになったけど」
「うまそう」
パシャ……
「えっ!?写真撮るほどでもないし、こんなお皿で恥ずかしいな……」
「家庭料理って感じでいいよ。いただきます!」
―― 徹さんが嬉しそうだからいいか
見るからに使い古したお皿で恥ずかしかったけれど、美味しそうに頬張る彼を見たら、気にならない。
「私も、いただきます」
―― ん、まあまあ美味しく出来た!
「樋代のお母さんは?変わりなく元気か?」
オムライスを二口食べた徹さんが、チラッと私に視線を向けて聞く。私たちは以前の交際期間に、お互いの親に会ったことはない。でも、学生時代の話などをするうちに、それぞれの家族構成などは知っている。徹さんは、両親と弟さんがいる四人家族だ。
「うん、元気」
これから先、母だけでなく、渡邊さんと徹さんが会う日が来るだろう。話しておかないと。
「母は再婚したの」
「へぇ」
特に驚く様子もなく、徹さんはスープを飲むと
「相手、どんな人?」
と私を見た。そうだよね……心配になるよね。
「とてもいい人だよ。私も話しやすいし」
何も言わず、またオムライスを二口頬張った彼は、それを飲み込むと
「何やってる人?」
と聞いた。
「あ、えっとね、母が介護施設で働いているっていうのは言ったよね?」
コクン……モグモグ……徹さんは本当にお腹がすいていたようだ。
「その職場で知り合った人なんだけど……」
ブーブー……
「チッ……誰だよ……」
写真を撮ったあと、ラグに裏向けて置いてあったスマホを持った彼は
「はい……」
と電話に出た。
#元カレ
まぁ
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芙月みひろ
442
黒歴史つくーる
77
コメント
2件
なんというタイミングでの電話! それも「チッ…」 「誰だよ」だけでよくない?わざとらしい! 樋代ちゃん、この電話の間で徹がお母さんの再婚話に驚かなかったこと。 これに気付いて〜!そして言っちゃダメ!渡邊さんのこと全て!
お母さんの再婚話を知ってたよね?渡邉さんのことも探りをいれてる感じが…樋代ちゃんまだ返事しないで〰🙏