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前回のあらすじ
5時間の戦いの末、じゃぱぱ、たっつん、のあはタツマを倒し、石像を壊すことができた。その後、タツマとアカネからのお願いでもう一度14人で遊びたいと言われたが···。
そしてあれから数年が経ち···。
〜じゃぱぱ視点〜
じゃぱぱ「たっつん見て!!昨日あげただるま40が急上昇1位になってる!!高評価1億!!」
たっつん「嘘つくなや!!(笑)だるま20で高評価4万やろ!!」
のあ「やっぱりだるまは皆大好きですからね!」
じゃぱぱ「でも最近、撮影と編集で忙しいからたまにはオフでだるまやりたいな〜。」
たっつん「···前にもこんなことあったよな。じゃぱぱが嘘ついて、撮影外でだるまやりたいっていう展開。」
のあ「そうなんですか?」
じゃぱぱ「···タツマ···アカネ···!」
たっつん「そうや!!2人と遊ぶ約束をしてたんや!!」
のあ「今から皆さんに連絡しましょう!!」
じゃぱぱ「そうだね!!もしもしゆあんくん!?今度だるまやろう!!···そうそう!!タツマとアカネと一緒の!!」
あの出来事があってから数年が経った。
たしか俺が動画のことで嘘ついてたっつんにつっこまれて、のあさんと3人で話し合ってだるまをやろうとする展開。これもあの時と同じ日だ。
じゃぱぱ「もしもしどぬくさん!?だるまやろう!!だるま!!覚えてる!?···そうそう!!」
こうやって俺はメンバーを全員電話で誘っている。中には大人になったり、少しイメチェンしたメンバーもいる。
きっとタツマ達、驚くだろうなぁ。
そして久しぶりのオフのだるま。あれから結構時間が経ってたけど、2人とも元気かな?
タツマ「···あっ!!じゃぱぱさん!!」
アカネ「皆さん、お久しぶりです!!」
じゃぱぱ「タツマ!!アカネ!!」
なおきり「久しぶりですね!!元気にやってますか?」
タツマ「はい!!」
じゃぱぱ「それじゃあ久しぶりに、14人でだるまやるか!!」
アカネ「絶対私たちが勝ちますからね!!」
ゆあん「いーや!!俺たちが勝つから!!」
相変わらず、なお兄はポピーを集めている。ヒロくんは羊と間違われて、のあさんはうりにちょっかいかけられている。ゆあんくんは途中でななチキを食べに急にいなくなり、るなは当たり前のことをドヤ顔で言ったり、もふくんとどぬくさんはピッタリくっついて、シヴァさんとたっつんはボケまくって、えとさんは元ヤンだと思われるような怖い発言をする。からぴちは見た目は変わっても、あの頃の面影は残っている。
タツマとアカネは最強アイテムを使わずに、真面目にゲームを行っている。
ちなみに俺は1つ変わったことがある。
それは···ガラガラな声が、もっとガラガラになったことだ。のあさん、えとさんからは「おじいちゃん」、たっつんは「うがい」、ゆあんくんからは「喉失った?」って言われたことがある。
こう見えてまだ20代だからな!!もう少ししたら30になるけど!!まだピチピチの若者だぞ!!
制限時間は5時間、石像は5つ壊す。あの時と同じルールだ。そして石像を4つ壊し、残り1つだ。
でも、石像はタツマとアカネの2人を倒さないといけない。だから俺たちは2人に立ち向かうが···
圧倒的に強い。この数年間、戦うのを必死に練習したようだ。ダイヤの剣を使い、お互い息ぴったりな攻撃を仕掛けてくる。俺たちも負けないよう反撃をするが···。
じゃぱぱ「うわあああああああああ!!2人とも強すぎる!!」
たっつん「嘘やろ!?」
のあ「うりさん、そっち行きましたよ!!」
うり「任せとけって!!」
なおきり「お肉あげるんで許してくd」
アカネ「えいっ!!」
なおきり「ぎゃああああああああああ!!」
もふ「やばい!!なお兄死んだ!!」
どぬく「あっ、だるまいる!!そっち行ったよ!!」
えと「ゆあんくん動いちゃダメ!!」
ゆあん「うわあああああああああ!!」
こんな感じで、俺たちは楽しくだるまで遊んでいた。
タツマとアカネは最後の方、結構怖い感じだったが、今ではカッコ良さと可愛さを感じる。そして2人は空いてる方の手にダイヤの剣をもう1本持ってしまった。
ヒロ「ええ!?まだあるんですか!?」
るな「あっ!!倒れる!!」
シヴァ「強い強い!!盾持ってる人いる!?」
もふ「はい、盾あるよ!!」
シヴァ「ありがとう!!」
俺たちも装備を強くしたり、盾を持ったり、食べ物をたくさん備えておいたが、タツマ達は圧倒的に強くなってしまい···。
じゃぱぱ「やられたああああああああああ!!悔しい!!」
のあ「2人とも強かったです!!」
まさかの全滅。前は俺たちが勝っていたのに。超悔しい。でも···すごく楽しかった。久しぶりに、チート無しでこんな燃える戦いができたんだ。それに、タツマとアカネが強くてかっこいい。
じゃぱぱ「2人ともおめでとう!!」
たっつん「かっこよかったで!!」
もふ「最後惜しかったな〜。」
タツマ「ありがとうございます!僕たち、実力で戦って勝つなんて初めてだったから嬉しかったです!!」
アカネ「皆さん、一緒に遊んでくれてありがとうございました!!」
じゃぱぱ「こちらこそ、楽しかったよ!!ありがとう!!」
〜タツマ視点〜
タツマ「···やっぱり、こうなるよね···」
アカネ「前にずるいことしてたから、たとえリアルの世界に行けても···」
アカネ「皆の記憶が消えてしまう···」
タツマ「僕たちも、じゃぱぱさん達も今までの思い出が消えてしまうんだ···」
アカネ「でも、いつか会える···!」
タツマ「向こうに行ったら、じゃぱぱさん達と遊んだり食事をしたい!」
アカネ「あと、素敵な洋服を買いたい!!」
タツマ「絶対、また会えることを信じて···」
アカネ「こうやってもう1回、ゲームをしたいな···!」
タツマ「それじゃあ行く準備をしよう。」
アカネ「うん!あれからずっとお金稼いだからお買い物たくさんできるよね!!」
タツマ「でも知らない人とかついて行くんじゃないぞ?」
アカネ「分かってる!!それじゃあ···」
タツマ「じゃぱぱさん、たっつんさん、のあさん、なおきりさん、うりさん、シヴァさん···」
アカネ「えとさん、るなさん、ヒロさん、もふさん、どぬくさん、ゆあんさん···」
タツマ·アカネ「またどこかで会えますように!」
〜のあ視点〜
のあ「···あれ?私たち、何をしてたんですか···?」
たっつん「なんかゲームオーバーってPCに書いとるけど···これ何やろ?」
ゆあん「分からない···ってか、もう夕方じゃん!!」
じゃぱぱ「ホントだ!!今日サイ○○○行く!!ミラノ風○○ア食べたい!!」
たっつん「いやガ○○やろ!!」
のあ「ファミレスじゃなくてマ○○○ルドの気分です!!」
なおきり「それじゃあその3つに行くってのはどうです?」
じゃぱぱ·たっつん·のあ「やだ!!*##♡☆*##**#*@##☆♡#@#♡☆♡!!」
えと「ごちゃごちゃ言わないでもろて(笑)」
うり「皆じゃあね〜!!」
シヴァ「カップ麺食べよ。」
ゆあん「なな···いや、今日はからあげクンが食べたい!」
じゃぱぱ「ええ!?あのゆあんくんがななチキを食べない!?明日は雨だ!!」
たっつん「雷落ちるわ!!」
のあ「雪が降りますよ!!」
ゆあん「3人は俺のこと何だと思ってるの!?」
こうして、私たちはモスバ○○○に行くのでした。ポテトとハンバーガーが美味しかったです!
でも、PCの前で私たちは何をしてたのか覚えていません。
今日は不思議な、1日でした。
〜じゃぱぱ視点〜
あの不思議な出来事から1ヶ月が経った。俺はからぴちメンバー全員で買い物に行っていた。4階建ての大きなショッピングモールだった。
るな「るな、カフェラテ飲みたいです!!」
もふ「それよりお昼ご飯食べない?」
どぬく「うどん食べた〜い」
シヴァ「居酒屋は?」
じゃぱぱ「昼から酒飲むな!!(笑)」
こんな感じで12人がぞろぞろと歩いている。
じゃぱぱ「それじゃあ3人グループを作って各自好きな物食べたり買ったりして、ここに集合するってのはどう?」
たっつん「それええな!」
うり「俺は一匹狼だから1人で行動するよ?」
もふ「はーい、俺たちと行こうねー。」
俺とたっつんとのあさんで1グループ、シヴァさんとるなとゆあんくんで1グループ、うりともふくんとどぬくさんで1グループ、なお兄とヒロくんとえとさんで1グループ。
シヴァさんグループは定食屋、うりグループは中華料理店、なお兄グループはファミレス、俺たちは···
たっつん「せっかくやし内緒で外に行かへん?」
のあ「ダメですよ(笑)」
じゃぱぱ「でもどこ行くか迷うしな〜。」
俺たちは適当にブラブラ歩いていた。雑貨屋さんや本屋さん、フードコートなど色々歩いていたが、その時···。
男性「あの、すみません!」
じゃぱぱ「ん?何ですか?」
黒い髪の背が高いかっこいい男性に声をかけられた。悔しいけど、俺と同じくらいイケメンだ。
男性「身長が低い、髪が長い女の人見かけませんでしたか?僕と同じ黒い髪で、結構荷物を持ってる人なんですけど···」
たっつん「いや、見てないです。」
のあ「よかったら一緒に探しましょうか?」
男性「ありがとうございます!えっと、最後に見たのはこのフードコートなんですけど···」
女性「お兄ちゃん、お待たせ!」
男性「あっ、やっと見つけた!」
じゃぱぱ「なんだ、後ろにいたんだ(笑)」
黒い長い髪で背は低い。オシャレな服を着ている。あと、いい匂いがする。そして大きなカバンを3個くらい持っており、中には雑貨や服がたくさん入っている。
めちゃくちゃ可愛い。この男の人の恋人さんかな?いや、お兄ちゃんって言ってたから妹か。
じゃぱぱ「あの!!」
女性「はい!?」
じゃぱぱ「好きです!!結婚してください!!」
たっつん「えええええええええええ!?ここで告白するん!?」
のあ「ヤバっ(笑)」
女性「あ、あの···ごめんなさい!!」
じゃぱぱ「ええ!?」
男性「急に妹に告白しないでくださいよ(笑)確かにアカネは可愛いけど(笑)」
アカネ?どこかで聞いたような···
ってか、この男性も見たことがあるような···
気のせいか。ってか断られた。ショック!!
たっつん「ウチのじゃぱぱがすいませんね(笑)あとで説教しとくんで(笑)」
のあ「でも本当に美人さんですね!」
アカネ「あ、ありがとうございます···!私たち、元々貧乏だったんですけどお兄ちゃんが頑張ってお金を稼いでくれたからいろんな物を買うことができたんです!」
元々貧乏だった?お兄ちゃんと妹?
やっぱり聞いたことがある。なんだろう、確かに聞いたことはあるけど、思い出せない。
たっつん「じゃぱぱ、そろそろ飯食いたいんやけど、ここで食わへん?」
じゃぱぱ「あっ、いいよ!」
男性「それじゃあ、失礼しました!」
女性「さよーならー!!」
のあ「···お兄さんも妹さんも美人だなんて羨ましいですよね!」
たっつん「でも俺もイケメンやし!!」
じゃぱぱ「俺は世界一イケメンで、来年ハリウッド映画出るし!!」
たっつん「ハリウッド映画どこから出てきてん?(笑)」
俺たちは美男美女を見送り、フードコートで食事をとることにした。
〜男性視点〜
僕は妹とショッピングモールで買い物をしていた。生まれて初めてのショッピングモールだったから思い切って買い物をしてみた。
男性「なあアカネ、何を買ったんだ?」
女性「黒い上着と、クッキーと、羊のぬいぐるみと、ななチキクッションと、紫のメガネ!」
男性「買いすぎだろ···」
女性「あとね、この前買ったシュシュでポニーテールにしてみたの!」
男性「はいはい、似合ってるよ。」
女性「そういうお兄ちゃんは何買ったの?」
男性「黄色いコートだろ、狐のペンケース、カエルのシャーペン、赤い花束と、黒いズボン!あとは···1番気に入ってるのは恐竜のぬいぐるみだな!緑色だけど、すごい可愛い!」
僕は恐竜のぬいぐるみを妹の前で見せびらかした。
女性「可愛いけど、羊も負けてないよ!」
男性「恐竜の方が可愛いからな!」
女性「もう!お兄ちゃんは分かってないな〜!」
そんな何気ない会話をしながら僕たちは家に帰った。
そういえばこの恐竜と、さっき出会った男の人と似てるな···。
〜じゃぱぱ視点〜
あのショッピングモールの出来事があった次の日、俺はたっつんとのあさんを道連れに公園へ散歩に出かけた。
じゃぱぱ「最近公園行ってなかったからな〜!」
のあ「久しぶりに噴水見に行きません?」
たっつん「ええな!あと、アイス買いに行かへん?」
じゃぱぱ「たっつん奢ってくれるの!?ありがとう!!」
たっつん「ちょい待てやじゃぱぱ!!走るな!!」
ふざけて公園の中で走り回っていたら、昨日出会った男性を見かけた。
じゃぱぱ「ああ!!昨日の!!」
男性「···あっ、ショッピングモールにいた人だ!」
女性「またここで会えるなんて!」
あの可愛い妹さんも一緒だ。昨日プロポーズしたら断られたんだよな。自業自得だけど。
じゃぱぱ「あれ?子供たくさんいる。もしかしてどちらかお子さんがいるんですか?」
男性「あっ、違うんです!この子達さっき喧嘩してたんですけど、だるまさんがころんだで遊ぼうって言ったらついてきて···」
女性「お兄ちゃん、ルール分かってる?(笑)」
男性「分かってるよ(笑)」
この人になら捕まりt···たとえ誰が鬼でも捕まりたくないね!
じゃぱぱ「あの、この人が一緒に遊びたいって言ってましたよ!」
のあ「じゃぱぱさん!?」
じゃぱぱ「だから俺たちも一緒に遊んでいいですか?」
男性「いいですよ!人数は多い方が楽しいですから!」
じゃぱぱ「ありがとうございます!」
俺たちは9人くらいの子供と一緒にあの男の人にタッチをする。
ちなみに、女性の方は恥ずかしいという理由で参加しないそうだ。
じゃぱぱ「子供いっぱいだな〜!お兄さん、本気出しちゃうぞ!」
たっつん「大人気(おとなげ)ないな(笑)」
男性「だるまさんがころんだって言ったら、動かないようにしてくださいね!」
子供たち「はーい!!」
じゃぱぱ「相手大人だし、ちょっとズルしても怒ってこないよね(笑)」
たっつん「じゃぱぱ、それはアカンやろ···」
のあ「ダメですよ(笑)子供の前でそんなことしちゃ!」
アカネ「お兄ちゃん、こう見えて怒ると怖いんですよ(笑)」
男性「そうですよ、勝負はズルなんてしないで」
タツマ「正々堂々としないと!それじゃあいきますよ!だーるまさんが、こーろんだ!」
終
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