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記憶は雨の中

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記憶は雨の中

4 - 4話 思い出す障害

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2024年04月01日

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ここに閉じ込められて数日がたった。

食事は5人で1人前。耐えられない量だった。

「柚津ー。腹減ってる?」

詩哉が声をかけてきた。

「空いてる。」

「じゃあこれあげる。僕腹減ってないから。」

詩哉が自分の分のご飯を渡す。

「詩哉はお腹空いてないの?」

「俺元々腹があんま減らねぇ体質なんだよ。」

柚津は本心がどうなのか分からないが、ありがたいと思いながら食べた。

これが友達の協力なのか。と思った。


閉じ込められてから1週間がたった。

体力は限界に近い。

まだ大丈夫。

まだ。

「結構限界近いね〜。」

「なんでそんな能天気でいられるんだよ・・・。」

進んでいく村とは反対で、落ちぶれていく子供たち。

このままで本当に大丈夫なのだろうか。

柚津はつくづく思う。

大人たちの甲高い笑い声が聞こえてくる。

なぜそんなに笑えるのだろうか。

自分たちが同じ目にあったらどんなことを言うのだろうか。

本当に愚かだ。


いや・・・待て。

そもそもこの村にはなんで子供しかいなかったんだ。

なぜこの時になって大人たちがこの村に来たのか。

そもそも子供とはなんなのか。

大人とはなんなのか。

そうだ・・・。

自分には記憶が無い。

精神的に追い込まれていて忘れていた。

何も分からない。

そもそも自分の両親はどこにいるのか・・・。

・・・・・・・・・・・・僕って一体誰なんだろう。

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