コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この孤児院ではクリスという名前の人が多い為、ほとんどがあだ名を使っている
昼休みに子供達がはしゃいでいる中、こっちに駆けてくる子が私を呼んだ
私よりも背が低い同僚
「クリスティーナ、お疲れ様」
「おつかれークリス」
私は背伸びをしながらそう言うとクリスは少し困ったように言った
「あのね、また結界を貼って欲しいの」
「また?」
「さっき崩れかけていてね、片付けたところなんだけどさ」
「クリスティーナにしか頼めないの」
お願いと手を合わせている同僚からの願いを断れる筈もなく
「分かった、頑張るね」
クリスはぱぁっと明るくなっていた
「ありがとう!」