テラーノベル
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熊
340
アイコン変えました〜
続きが作りたくなったので作ります!
言うの忘れてたんですけど、日本とにゃぽんは兄妹の関係です!
※日本がただただ可哀想すぎる
※死ネタ無し
それでも良い方は本編へGO!
………じゃあいっそのこと、
━━━━━死んでしまおう。
私はそう決意した瞬間、私の家へと続く道から外れ、会社へ向かった。
…何故かって?
会社の屋上から”飛び降りるため”だ。
自殺の六割以上は首吊りだって何処かで聞いたことがあったが、首吊りのためためには色々と準備が必要だ。
吊るための縄とか。
地獄の生活を耐えられなかった私は、咄嗟に思いついた「飛び降り自殺」というものを実行することにした。
━━━その前に、少し家族に電話でもしておくことにした。今までの感謝と、自分の情けなさを伝えたかった。
〜にゃぽん視点〜
いつもと変わらないようで違う景色。其れを眺めながら私は自転車で坂を降りて行く。
丘の上から見える景色は赤く染まっていた。この時間帯しか見れない景色なので、少しいい気分。
━━━━ふと、お兄ちゃんのことが気になってしまった。
何故だろう。何故気になったのだろう。
少し嫌な予感がした。この嫌な予感がこれからどんどん膨らんでいくことに気付かないまま。
お兄ちゃんは隣町に住んでいて、それ程遠くない場所に住んでいる。会いに行くことも稀。最近はほとんど会ってないなぁ……
本当は毎日話したいくらいなのに、お兄ちゃんが「仕事が忙しいので」と言って会おうとしない。電話でもいいからくれたらいいのに。
━━そう思ったのをお兄ちゃんが感じ取ったのか、急にお兄ちゃんから電話が掛かってきた。…何時ぶりだろう?胸が高鳴りながら電話に出た。
にゃ「お兄ちゃん!?丁度話したいと思ってた!それでどうしたの!?」
日「…少し話がしたくて。もう会えないかもしれないので。」
え…?どういうこと?会えないかもしれないって何?何が起こってるの?
にゃ「……え?どうかしたの?異動とか?」
日「明日になったら分かりますよ笑、そんなに心配しないでください笑」
少しの間沈黙が流れた。
日「………もし、もし私と会えなくなっても泣かないでくださいね。こっちまで悲しくなりますから。」
日「それと、ありがとうございました。今まで支えてくれて。」
沈黙を破るようにお兄ちゃんは云った。
その瞬間分かった。これはまずい。本当にまずい。
にゃ「ねぇ!?今、今どこにいるの!?直ぐに会いに行くから待ってて!」
必死で、心の底からそう思った。”生きてほしい”と。
日「………今、会社の屋上に向かってます。」
「それでは。」
【…ツーツーツー】
にゃ「ちょっと…!?ねえ、!、、返事してよ…!」
そういうと電話を切られた。何か会社で会ったのだろうか。いじめ?
…いやいや、そんなことを考えている暇はない。早く『助けに』行かないと。
私は自転車を乗り捨て、全力で走った。
自転車の方が早いだろという意見は聞かなかったことにする。
運が良いのか悪いのか、ここから会社まで然程距離は無い。走ったら数分で着くレベルだ。
だから、もしかしたら、いや、絶対に、絶対にお兄ちゃんを止めてみせる。
〜日本視点〜
にゃぽんに電話したら、私の状況を理解したかのような声で訴えかけてきた。
……どうせ分からないくせに。
いつもそうだ。家族ってやつは。社会ってやつは。
みんな自分が真の理解者であるかの様に接する。実際は真の理解者なんていない。強いて言えば自分だ。
しかし私も自分の行動が理解できない。何故今自殺するのか、何故今こんなことを思ったのかすらも。分からない。
自己嫌悪と人間不信が重なっているのを実感した。
睡眠不足で意識が朦朧としていたため、会社まで少し時間がかかった。
でも大丈夫。これも誤差の範囲。
ビルの外階段をふらふらと歩き、私は屋上へと足を踏み入れた━━━━。
会社のビルは6階建て。飛び降りれば確実に死ねる。確実に。
辺りを見渡した。誰も居ない。だれも止めようとしない。だれも理解しようとしない。
…絶好のチャンスだ。
柵へと手をかけ、乗り越え、少しの隙間に立つ。6階分の隔たりは大きなものだった。
規則的な街灯の灯りが、車を照らしている。
少し恐怖心が掻き立てられたが、そんなことより『この地獄から抜け出したい』という思いの方が大きい。
日「…今まで、ありがとうございました。」
屋上から飛び降りた。
地面がどんどん近くなっていく。
━━━━━はずだった。
【ギュッ(手を握る音だよ???)】
誰かが私の手を握った。幻覚かと思った。
日「………にゃぽん…?」
柵から手を伸ばしたにゃぽんは、顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。
にゃ「、、おにい゛ちゃん゛、、!」
足がつかない。つきたくない。
日「にゃぽん…今すぐその手を離してください。」
にゃ「いや゛だ!、いや゛だ!、ぜったい゛やだ、!、はな゛さない、!!」
最期まで私は妹に迷惑をかけてしまうのか。
そんな思いが頭を過りながら、再度云った。
日「…いいです?私の、私の可愛い妹。」
日「その手を離したら、『助かる』んです。」
にゃ「そんなことない゛、!誰も助からない゛…!」
腕に力が入らなくて、うまく抵抗できない。その隙ににゃぽんは私を引き上げた。
にゃ「はーッ…はーッ…つ、つかれたぁ…」
足が地面につき、にゃぽんの吐息が聞こえると共に、私は意識を手放した。
目を覚ますと、そこはにゃぽんの部屋だった。
ベッド近くのソファに、にゃぽんが寝ている。必死で看病してくれたのか、目の下にはクマが浮かんでいた。
にゃ「うぅ〜…ん…」
にゃぽんが起きたらしい。
どうしよう。どんな顔で話せばいいのか分からない。
にゃ「…お兄ちゃん…?、え!?お兄ちゃん!?」
日「…おはようございます。」
この会話のあと、長い沈黙が訪れた。
何も言わないのかなとにゃぽんの方に目をやると、そこには涙を滲ませた顔のにゃぽんがいた。
にゃ「うぅ゛…!、もう起きないかと゛、思ったよ…!泣」
にゃ「……丁度一週間寝てたからぁ…泣」
日「はッ…?」
え?一週間?
そんなに寝てたの?私。
日「一週間もご心配をお掛けして、申し訳ございません…」
にゃ「…ほんとッ心配したんだからぁ…泣」
にゃぽんの顔は悲しいのか安心しているのかはたまた怒ってるのかよく分からない表情をしていた。
日「…ほんとにもう大丈夫ですよ。心配いりません。あんなこと、もうしませんから。約束します。体も元気ですよ。」
朦朧とした意識の中考えついた言葉を必死に並べた。
にゃ「でも、ああなった理由だけでも…聞かせて…?」
少しだけ話すことにした。
日「最近上司に怒られてばっかで、人間関係に疲れたんです。それだけですから。」
本当だけど嘘の解答をした。
にゃ「ほんとッ…?ほんとにそれだけ…?」
日「えぇ。心配いりませんよ。」
私はまた嘘をついた。
は???えッ…?
2000文字超えてるんですが…
申し訳ないんですが、本格的な病み(?)は次話になりそうです…焦らしてすいません…
ここで色々言ったら3000文字超えちゃいそうなのでここで終わります!
♡・コメント・フォローは超超嬉しい…!
コメントは絶対に返します!!!!フォロバもするかも!
それではまた次回!!
ばいば〜い!
コメント
3件
読み終えました……冒頭の「死んでしまおう」という一文から、もう胸が締め付けられました。特に印象的だったのは、にゃぽんが直感的に異変を察して全力で走るシーン。電話の「会えなくなる」という言葉の真意に気づいた時の焦りと必死さがひしひしと伝わってきて、読んでいて息が止まるようでした。屋上で手を握る場面の「ぜったい゛やだ」の叫びは、どんな言葉よりも深い愛情を感じました。日本が「もうしない」と言いながらも最後に「嘘をついた」で終わるのが気になります……次話の病み編、心の準備をして待っています!