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この作品は2次創作です。
キャラ崩壊、ストーリー崩壊あり。
ご本家様と関係ありません。
大丈夫な方だけどうぞ。
[MEMO]
[集合ゲーム:赤村ハヤト、黒宮ウサギ、灰原ヒョウ、澄空アユ、露草シーラ、山吹クジャク、双波院カイリュウ。
・クラフトゲーム:真珠ヶ淵マシラ、枝豆シャモ、渋柿タイマイ、恋珊瑚クリオネ、翡翠度カラス、大葡萄コテツ、炎熱院カリュウ、御影コウモリ。]
退場者:カラス、クリオネ。
生存者:ハヤト、ウサギ、ヒョウ、アユ、マシラ、シャモ、タイマイ、シーラ、
クジャク、コテツ、カイリュウ、カリュウ。
占いco→カリュウ、コウモリ。
「ちなみに、カイリュウが人狼でクジャクさんが狂信者だ。」
「じゃ、こちらからも言わせてもらうけどさ、それって何か明確な根拠とかってあるの?」
「もちろんです。」
おれ―――山吹クジャクは、内心少し焦っていた。
まさかあの会話を聞かされているとは思っていなかったからだ。
・・・でも、まだ耐えれる盤面ではある。
「クジャクさんは、集合指定場所の中にあった家でたまたま人狼を見つけた。だからカイリュウさんとコンタクトを取ろうとしたんだ。」
「それを言わせてもらうけどさ、このハヤトくんが話している事って誰か聞いたことある人?」
おれの問いかけに、誰も答えなかった。
「そこまで重要な事を知っておいて誰にも言ってないのはさ、正直言って仮に自分たちがコンタクト取る現場を見た村人陣営の行動とはかけ離れてるんだよね。」
「それは説明できます。少人数に言うよりも、この全員がいる場で言った方が全員あなたたちに疑いの目をかけることができる。自分にとって、あなたたちは「敵」だから、この方がいいんです。」
「そこだよね。もし、自分が村人陣営でその現場を見たら、すぐ他の人に伝える。その理由はおいおい話すとして、君がさっき言った疑いの目をかけることができるっていう考え方はさ、怪しい人狼陣営を吊る事ではなく、雑に参加者の中から誰か吊るっていう狂人とか吸血鬼とかの思考なんだよね。」
「ちょっと~?今coの時間なんだよね?早く霊媒出さない?」
「ちなみに、おれが霊媒で~す。」
「へぇ、ヒョウくんが騙りか。僕も霊媒だ。」
「おおっと?これはまた御曹司と対決するのか~。」
「え⁉何でクジャクさんが霊媒対抗しないんだ・・・?」
「そもそもだけど、勝手にハヤトくんがそう言ってるだけだからね。」
「ちなみにシーラは魔女で~す。星占い師の人~?」
シーラの問いかけに、誰も反応しなかった。
「・・・潜伏、ですかね。」
「じゃ、あらかた出てる情報は落ちたから、整理するか。」
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役職
退場者:カラス、クリオネ。
占い師co:コウモリ、カリュウ。
霊媒師co:カイリュウ、ヒョウ。
魔女co:シーラ。
星占い師co:潜伏or退場済み
会議状況
ハヤト→カイリュウ、クジャクをそれぞれ人狼、狂信者認定。
クジャク→ハヤトを人外(狂人もしくは吸血鬼)認定。
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「これで合ってるか?」
おれは、タイマイくんが言っていた情報をメモ帳にそのまま書き写した。
おれだけではなく、ほとんどの参加者も同じようなことをしていた。
「じゃぁ、そろそろ17時になるから役職者は誰を選択するか今のうちに考えてくれ。」
タイマイの言葉以降、喋る参加者はいなかった。
『17時になりました。能力発動の時間です。占い師と獄狼は生存している参加者から一名を、霊媒師はすでに退場している参加者から一名を、魔女は生存している参加者の中から一人選んで「退場」させるか、退場している参加者の中から一人選んで「復活」させるかのどちらかをお選びください。それ以外の参加者は全ての参加者から一名をお選びください。また、怪盗狼は、条件を満たしている場合のみ、役職名が出ているので、一つ消したい役職をお選びください。』
おれは画面に出ている選択肢の中から一つ選び、ディスプレイを軽やかに触れた。
『占い師と獄狼、霊媒師にのみ結果をお知らせします。』
そして、とジャッジの声が続く。
『占いによって選ばれた吸血鬼陣営がいるため、対象となった吸血鬼陣営の方には『退場』してもらいます。』
その瞬間、ハヤトくんが宙に浮いてはるか高い場所に飛ばされたと思うと、氷の柱となっておれたちが座っている場所の真ん中に強く刺さった。
氷柱の中にいるハヤトくんの顔は、おれの方向を向き、怒っているような表情をしていた。
と同時に、上からクリオネくんが降り、クリオネくん自身の席に降り立った。
『以上で能力発動の時間を終わります。十八時まで話し合いを続けてください。』
《ハヤトは吸血鬼。》
コウモリくんとカリュウくんの声が重なった。
「まぁ、吸血鬼を当てたのは大きいんじゃないか?」
「え~、シーラは恋ちゃん復活させました。理由は恋ちゃんが自分の命を懸けてまでヒースを退場させたのかなって思ったからでーす。」
「霊媒結果出たぞ。カラスは黒だ。」
「同じくカラスくんは黒。人狼だね。」
「・・・一応落ちる情報は全部落ちましたね。」
「だな。」
「コウモリさんとカリュウさんに聞きたいです。
もし、仮にハヤトくん以外を占うとしたら、誰を占ってましたか?」
「おれは・・・ハヤトくんと言い争っていたクジャクさんか、全くのグレーから占うのならアユくんを占ってたと思います。」
「わたしはクジャクさんかカイリュウだね。そこ2人とハヤトくんとで争ってた感じだし。」
「なるほど・・・」
「発言をしてよろしいでしょうか。」
クリオネくんが手を挙げている。
「どうぞ。」
「私が話したいのは二つあります。
一つは、今日の朝のゲームで誰がどのゲームの希望を取ったか。
もう一つは、吸血女王の目星です。」
「そうだね。朝のゲームについては私も聞きたかった。」
そこからの話し合いは主にクリオネとアユ、タイマイが主導権を握った。
基本的には、おれとカイリュウが怪しまれていた。
たとえハヤトが吸血鬼陣営だと分かっていても、人狼陣営をつぶそうとしたから表にでていたのでは、という推測があり、その推測を変えることはできなかった。
おれは落ち着いた態度で説明をしていた。カイリュウは無駄に食い違うと怪しまれるからか、基本的に黙っていた。
ただ、ほとんど確白扱いされているクリオネの提案により、霊媒師が二人いるのはマズイということで、霊媒師のローラーとなった。
『十八時になりました。貸与スマートフォンで投票先をお選びください。なお、今回のゲームでは誰が誰に投票したのか開示されます。』
「学校の事を思い出すな、御曹司さんよ?」
「そうだね。今度はどっちが退場するのかな?」
『全員の投票が終わったので、投票結果をお知らせします。貸与スマートフォンをご覧ください。』
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黒宮ウサギ→双波院カイリュウ
灰原ヒョウ→灰原ヒョウ
澄空アユ→灰原ヒョウ
真珠ヶ淵マシラ→双波院カイリュウ
枝豆シャモ→双波院カイリュウ
渋柿タイマイ→双波院カイリュウ
恋珊瑚クリオネ→灰原ヒョウ
露草シーラ→灰原ヒョウ
山吹クジャク→双波院カイリュウ
大葡萄コテツ→灰原ヒョウ
双波院カイリュウ→双波院カイリュウ
炎熱院カリュウ→灰原ヒョウ
御影コウモリ→双波院カイリュウ
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『双波院カイリュウ、7票。灰原ヒョウ、6票。最多得票者は双波院カイリュウさんです。』
「また僕が最初に退場するのか。」
『何か言い残すことはありますか、双波院カイリュウさん。』
「ないね。何一つ。」
そういったカイリュウはすぐ貸与スマートフォンを出したかと思うと、何かを書き、自分のポケットにしまった。
「・・・まーた作詞のために来たの?カイ。」
「それはそうだよ。自分はこのためだけに来ているからね。」
『では、双波院カイリュウについての情報を公開します。
双波院カイリュウさんは人狼陣営、また、悪魔に憑依されています。』
その情報をみんなが理解した時には、カイリュウは上に吹っ飛び、ハヤトの上にカイリュウの氷柱が刺さった。