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遅くなりすみません🙇♀️
⚠️注意⚠️
こちら🧣🍤nmmn小説となっております。
ご本人様とは一切関係はありません。
過激な描写などがあります。苦手な方は閲覧をお控えください🙇♀️🙇♀️
学生🧣🍤(全然平和じゃない)
ようやく一学期最後の授業が終わり、いよいよ夏休み。ぺいんとは今後の青春の1ページを増やすための予定を考えながら、くだらないHRをボーッと聞いていた。
rd「はー、やっと終業式か」
pn「長かった〜ほんと!」
入学式で意気投合し、そのまま仲良くなった隣の席のらっだぁ。成績優秀スポーツ万能、おまけに顔がいい。ぺいんとは彼に友情と同時に憧れと近いものを感じていた。
rd「あ、そうだぺいんと」
pn「ん?」
rd「できたらでいいんだけど明日うち泊まらね?」
早速ぺいんとの夏休みの目標、『友だちとお泊まり』が達成された。
pn「えっ‼︎まじ⁉︎いくいく!」
rd「じゃ、明日の終業式終わったらそのままうち直行で」
らっだぁはそう言うとすぐに他のクラスメイトに囲まれてしまった。
どちらかと言うと陰寄りのぺいんとはクラスメイトと笑って話すらっだぁを横目に帰りの支度を始めた。
pn(お前らは出来ないだろーけど俺とらっだぁは明日お泊まりするもんね!)
なんて心の中で自慢しながらそそくさと教室を後にする。
次の日
rd「ぺいんと〜帰ろうぜ」
pn「おー!」
そう言えばらっだぁの家に行くの初めてだな、なんて思いながらぺいんとは急ぎ足でついていく。
rd「あー、そう言えばさ」
『青いドアの部屋は入らないでね』
pn「親の部屋とか?」
rd「大体そんな感じ」
対して気にも止めずすぐに別の話に移行する。
らっだぁの家に着く頃にはその話はとっくに頭から抜けていた。
rd「ここが俺んち」
pn「でっか!」
思っても見なかった豪邸が目の前に佇み、ぺいんとの語彙量は失われた。
rd「今日親いないから、ゆっくりくつろげよな」
そんな事言われても落ち着けない。オレこんなとこで今日一日過ごすの?と興奮しながら辺りをキョロキョロと見渡す。
rd「ほら、入って」
中も想像通りの豪華さで、立ちくらみを起こす程だ。その中でもぺいんとの目を引いたのは、ショーケースに置かれた一眼レフカメラだった。
pn「らっだぁ、これ!」
rd「興味あるの?」
実はぺいんとは写真部に所属しており、一眼レフカメラは憧れの品であった。
pn「これ、触ってみてもいい!?」
いつもならすぐに了承するらっだぁも、今回はうーん、と唸っている。
pn「あー、やっぱだめ?高いもんね」
rd「いや…でも、それ父さんのだから」
pn「そっか!壊しちゃ悪いもんね!ごめん」
らっだぁはすごく申し訳なさそうな顔をしていた。こっちまで申し訳なくなってくる。でもその後にどこか安心したような表情を浮かべたのは気のせいだろうか。
rd「じゃー俺色々しなきゃだから。2階上がってすぐに俺の部屋があるからそこでゆっくりしてて。」
pn「はーい」
らっだぁは親に頼まれたのだろう洗濯物を取り入れながらそう言った。
人の家というのはワクワクする。自分の家とはまた違った匂いや雰囲気で、思わず探検してみたくなるのは自分だけだろうか。
ぺいんとはそう思いながら2階に上がり、部屋に入ろうとしたが、ふと廊下の奥の方に青いドアを見つけた。
pn「らっだぁが入るなって言ってたよな…」
取り敢えずらっだぁの部屋に自分の私物を置いた。らっだぁは…まだ上がってくる気配はなさそうだ。
どうせ親の部屋とかなんだろーな、なんて思いながら奥の方へ向かう。
pn「せーのっ」
ガチャ、とドアノブを回しドアを開ける。部屋は窓がないのだろう、真っ暗で何も見えない。
すぐ横の壁にスイッチを見つけ、ぺいんとは何も思わずに電気をつける。
?
現れたのは、部屋中に貼られた写真。床にも、壁にも、天井にも。部屋の端には無数のモニターがあり、そこには家中のカメラの映像が。
pn「は、、?」
全ての写真にはぺいんとが写っていた。モニターが置かれている机の上には、開かれたままの日記のようなものが。
『⚫︎月✖︎日。今日のぺいんとは、とても可愛かった。俺が家に呼んだらまるで天使のような笑顔で喜んでくれた。もっと話したかったけど、他の奴らが邪魔して来たせいで話せなかった。でも、ぺいんとが此方を見ながらにやにやしてたの見れたからまあいいか。明日が楽しみ。』
最初のページを見てみる。
『◾️月▲日。ようやく見つけた、運命の人。名前はぺいんと、って言うらしい。警戒心がないのか、友達みたいな人に全部話している。今は俺と同い年で、来年⚫︎⚫︎高校に行く予定らしい。個人情報は内密にね、ぺいんと。』
pn「あっ、…」
見てはいけないものを見てしまった。すぐに日記を閉じた瞬間、部屋の明かりが消える。視界が真っ暗になる。
rd「入るなって言ったよね」
真後ろで声がする。ドスッという鈍い音と同時に、ぺいんとの意識が途切れた。
rd「おはよ、ぺいんと。」
pn「…ぁ?」
目を開けるととっくに日が暮れているのか、部屋には微量の月明かりしか届いていなかった。
rd「ずっと。ずっとこの時を待ってたよ。」
今までに見たことのない顔をしたらっだぁが目の前にいる。
rd「ほんとに馬鹿で可愛いねお前は。」
恐怖で動くことができない。
rd「ちょっと目の前に餌をやったらこんなすぐ引っかかってくれた!」
rd「好きだよぺいんと。絶対逃さない。俺の運命の相手。」
rd「嬉しくて言葉も出ない?そうだよね、お前は俺のことが大好きだもんね。」
rd「昨日だって露骨に嫉妬してきてさぁ、俺我慢するの大変だったんだよ?」
rd「泣くほど嬉しいなんて、ほんとに可愛いやつだなぁ」
rd「そうだ、これも写真に残そうね。俺とぺいんとの片思いがようやく実った記念日。」
らっだぁはぺいんとの顎を掴む。ぺいんとは抵抗する術もなくただただらっだぁの思うがままになっている。
rd「じゃあ撮るよー」
「はいチーズ」
コメント
4件
めっちゃ好きぃぃぃ!!💖💖💖 「ほんとに馬鹿で可愛いねお前は。」めっちゃ好き!!!!😇😇😇てかそういう記念日?!ほんと最高。👍👍👍「はいチーズ」で終わるのやばい。ちょっと興奮して召されてる。天才✨✨✨
好き過ぎます!ありがとう(?)😭