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東側

ur:完全に終わりましたねぇwこれは勝てんw

と笑いながらも紫の魔法陣を展開し魔傘を取り出ししっかりと構える。

tk:まぁやるだけやってみよ。アタッカーとの模擬戦なんてほぼ出来ないし。

そう言って背負っていた刺股を手にし、感触を確かめようと振り回す。



西側

j:まさかあの二人だとは思いませんでしたねぇ〜。

ポケットから白銀のメリケンサックを取り出し嵌める。


fin:ibちゃんとlmnだと思ってたのです。tkに警戒しないとなのです。それに久しぶり過ぎて二人の力が未知数なのです。

と淡いオレンジ色の魔法陣から自分と同じくらいのフォークを取り出し持ち直す。


戦闘開始!!



普段は戦闘向きではないと逃げる二人が対戦相手なのだ。こういうのも模擬戦の良いところだろう。他のメンバーから見ると二人が不憫にみえるだろうけど。

彼女たちが戦っているのを見たのはいつだろうか。

記憶がない。先程の一回戦は準備の為に見れていなかったしギルドの仕事はtynの仕事を手伝っており中にいることが多く魔法を使っているのは別の誰かと組んで後ろからサポート、敵の阻害をしている時ぐらいだろう。

一方あちら側は私たちを知っている。サポートで見てもいただろうしbksnはわかんないけど、tkはしっかり二回戦を見てたわけだし。それにtkはmur直々に、bksnはkysに魔法を習っていたはずだ。警戒してしまう。


とりあえずどーします?

とjが聞くので

とりあえずやってみないとわからないのです。

と答えるとjは楽しそうに突っ込んでいく。脳筋の方が自分に向いているとわかっているから。


urutが晴れた空に向かい「アメノカーテン」と唱えると空は雨雲で覆われ大雨が降り注ぐ。それに合わせるようにtkが「ミストヴェール」を発動させ周囲は霧に覆われる。雨と霧が空間を覆う。この2つの魔法は天候を一度操るだけだから魔力など関係のない天気になる。彼女たちが「いつも」行う視界を目眩まし魔法だ。この魔法はjと少し相性が悪い。jは熱や光の魔法が多い。太陽は彼の魔法を強める。

常に雨は温度を下げ続ける。太陽は厚い雨雲に隠れている。oyの幻覚魔法は暗闇に見えていても少し離れた領域外から見ればなにも変わらない。ただの思い込み、集団幻覚である。

暗闇は灯りを目立たせることになり強度も増すが、雨は実体であり放った魔法は相手に届く前に消えてしまう。魔法を使うならいつもの魔力では足りない。計算は崩れる。

しかしこの魔法には弱点がある。本人たちも言っていたが一度使うと操れないということだ。これは運が良ければすぐ消える通り雨だということ。

もし彼女たちの「ウソ」だとしたらそんなことを考えるのは無駄なので切り捨てる。

しかしこの2つはあの二人が見えないから危険では有る。

考え事ですか?

そんな言葉とともに水の銃弾が放たれる。これはbksnの「ウォーターバレット」

そう思いながら体を捻り避ける。

無詠唱ということはそれだけ余裕がないということだろう。さきほどtynに魔力供給してもらっていた感じ少しでも魔力を無駄遣いさせれば勝てるだろう。


いいのです?bksn?相性ならjのほうがいいのに?

と問うと

確かにそうなんすよ。温度下げ続ければあとは間合い攻められないように移動して遠距離攻撃できますし、finさんの場合俺の魔法は水という実体があるからお菓子にされたら終わりなんすよ。個体だから俺何も出来なくなるんで。だから向いてない。

けどtkの指示ですし作戦でもあるんでしょ、しらんけど。それともjさんを取られたくないんですかねぇ。

まぁ二人の時間が終わるまでの足止めさせてもらいますよ。

そういって傘の先端をfinに向ける。持っている手は震えている。当たり前だ。finはいくつもの魔法をコピーして使えるし疲れはするが同時に2重魔法はできる。

一方でurutは戦闘はあまりしないしビビリのうえ同時に1つしか魔法が使えないとmurが言っていたはずだからだ。



じゃあ頑張ってね。bksn。


・・・



「スイートシフト:lmnフルーツメガマルシェ」

とレモンの爆弾が降り注ぐ。

あーもう!!魔力ない!終わってる!

そういって距離をとる。そういいながらも最小限の魔力を用いり

「ウォーターブレイド」

いくつもの水の剣が降り注ぐ。

勢いよく剣が刺さっていく。

finはフォークを使ってはじいていくが水なのでフォークではじいた後形を取り戻しfinを狙い髪を掠る。

やっと一発入った…w

噓はだめなのですよ?bksn?魔力まだあるよね。それに髪はknptがほめてくれたのに…!

finは

「デザート・トランスミュート」

と言うと水の剣をお菓子に変えてしまう。

それと同時に

「スイートシフト:rycグラビティクラッシュ」

そういってurutは重力で押しつぶされそうになる。

ちょ…やばっ…と苦しむurutに

もっと頑張らないと時間稼ぎできないよ?

と見下ろす。




その頃

あれ!?

tkちゃん??おつかれさまでぇぇぇす!

とtkを見つける。

まってましたよ?と微笑むと霧のように揺れ、別の場所に移動する。

jさんはfinさんのこと抱えて…。jさんには私がいるのに。そんなに気にする予定はなかったんですけどね!

そう言っているうちに桜色の魔法陣が周囲を包む。

「モヤモヤインフェルノ」

が自動的に発動される。先ほどまで見えていた影も濃い霧のせいでよく見えない。

少し警戒の構えをとると反対側から刺股で軽く突かれる。霧の中で視界は悪い。耳をすませば聞こえてくるのは^urutの雨音だけでありなにも情報はない。

何もないところからの攻撃に翻弄されるしかない。

試しに光弾を放っても霧に溶けてしまう。

finに今回の作戦を聞いていない彼は自分で打開策を考えるしかない。

「ルクス・ネメシス!!」

そういうとjの頭上に白い魔法陣が展開される。そして半径1メートルの霧を打ち消す。

俺の光魔法は目くらまし程度しか出来ないんですよ。この魔法は本当に魔力消費がきついんですよ。

といいながら拳を握りなおす。

jさん?自分の魔法の為に打ち消したんだとおもうんですけども位置バレバレですよ。

「フェイディング・スティンガー」と唱え桜色の魔法陣に通るように刺股を投げる。

刺股は魔法陣を通ると霧のように溶け込む。

jが構えtkのいた所に衝撃波を打ち込むがまるで幻覚でも見ているように霧に溶ける。そして

残念。というと反対から直撃する。

っ…tkちゃんって案外いろんな魔法を使えたんですね。二個同時に発動させてますし。

というとさっきから2つ魔法ってどういうことですか?lmnさんにも言われたんですけど。

と不思議そうにしている。自覚がないようだ。

もう一回いきますよとtkがいうとjは身構えた

その瞬間

何かが飛ばされてくる。勢いよく跳んできたものは地面に叩きつけられる。

目をやるとボロボロのurut。

いてて…まじでw火力馬鹿にならんて。tynの能力はチートすぎ…wあーtk終わりました?

と笑ってくる。

bksnも頑張ったのですよ?

といいながらのんびりと歩いてくるfin。ぼろぼろのurutとは反対にほぼ傷なく歩いてくる。魔力も魔法も弱点のない。体力以外彼女を倒す方法は無いかもしれない。しかし今回は体力もまだ残っているようだ。

そんな彼女を少しの間足止めできただけでも上出来だろ。

urut君限界そうだね。

と地面に倒れるurutを起こす。

がんばったんで捨てないでくださいよ?wと余裕そうに応えるがもう魔力も少ないように見える。


次で終わらせるよ。

そうtkがいうとurutはうなずき詠唱を始める。

詠唱の間はtkのモヤモヤインフェルノで守られている。攻撃をしようとすれば二人への攻撃は彼女たちを通り過ぎる。ドローンタイムとは違い無自覚の発動なのが達が悪い。

今回は簡易型ではないあたり彼女らの本気なのだろう。

urutが本気になるのはあの大好きなギルドマスターと戦えるから、見てもらえるからだろう。

けどtkは何故だか分からない。多分彼女自身も分かってない気がする。初めは逃げたと思われたくなかったのだろうけど…。不思議な話だ。



「自操:アメノカーテン」

「ミストファントム(モヤモヤインフェルノ)」

合体魔法「「スモークレイン・ラビリンス」」

紫色の霧と雨粒が幻想的に光りながら空間を覆う。

tkの霧とurutの雨が融合し、視界・音・気配全てをかき消す幻想空間が作り出される。敵は迷子になり、こちらの位置が完全に見えなくなる。


霧に紛れるようにtkが攻撃に走る。

urutは天候操作に集中しているかと思われた。この魔法は攻撃出来るのがtkしかいないデメリットがある。urutは一つの魔法に手一杯だから。

そんな彼女は左手を天候操作の為に紫の魔法陣にかざしスモークレイン・ラビリンスの操作を行う。天候操作は難しい上に多くの魔力を用いる。そのため普段のアメノカーテンは操作の出来ないものを使っている。

胸ポケットから小さな小瓶を取り出しオレンジの飴を1粒噛み砕く。

その後小さく深呼吸をすると右手に傘を持ち直し

「ウォーターバレット!!!」

無詠唱で傘の前に青紫色の魔法陣を展開させる。

二重魔法ですか!

客席にいるmurが食い気味に見ている。

推しがなんか言っている気がするが集中力をきらすといけないとfinを狙いを定め撃つ。

しかし左利きの彼女は外してしまう。

finはjに指示をする。jは少し驚いたあと笑いながら了承する。

fin「スイートシフト:jルクス・ネメシス」

というとフォークを地面に突き刺しオレンジに白の入った大きな魔法陣を展開させる。

周囲の霧や雨など異常気象を光で打ち消す。

jは突然晴れた霧に驚くtkに向かい

「サンブレイザー!!!!」と言って拳をふるう。しかし模擬戦という事もあり二回戦と同じように衝撃を与えtkを飛ばした。壁に当たり気絶する。

finはurutのもとに向かうと気絶したurutがいる。jの衝撃波と魔力不足で倒れたようだ。

お休み。bksn。


finはいつでも3回戦を終わらせることが出来たのだ。jの技で霧と雨を打ち消し、肉弾戦に全く向いていない2人をjは気絶させる。ただそれだけ。

けれども終わらせなかったのは必死に頑張る2人がかわいかったから。そして彼女たちの成長と可能性を見たかった為である。

その様子をみてisiがjとfinの勝利を宣言する。


jはtkを抱えてmmmとtynの元に移動する。

残されたfinは運べないのでurutが目覚めるまで近くでお菓子を食べている。

数分後

ん…

と目を覚ます。

おはよ。bksn。

さっき飴を口に含んでたけど何をしていたのです?あと避けたけど2重魔法をつかってたのです。

とfinが問うと

よく見えましたねwと応える。

お菓子の香りがしたのです。私が作ってないお菓子の。

というので

urutが倒れた体を起こしながら瓶を取り出しfinに見せる。

オレンジ色の小さな飴玉が数粒入っている。

俺魔力も体力もないんですよwだからと言ってtkに迷惑はかけたくないし。だからtynに無理言って作ってもらった一時的に魔力を戻すものなんですよ。あいつ地元のスパイスに味慣れしてるから美味しくもないんですけどねw

それに「俺にも選ぶ権利がある」とか言われて8割も回復してなかったんで。

試作品だから俺を実験台にしたらしいですよ。泣けますね。

雨を降らせることしか出来なかった自分を拾ってくれた皆さんの為に俺も頑張らないといけないんですwそれに2重魔法はまぐれですね。足引っ張らないように必死だったし。

答えた。

たしかにtynはurutの回復の途中に来たfinを優先してけりを食らっていた。それにしても使えるか分からない飴をなめて二重魔法を使うなんて馬鹿だ。

そう思いながらもfinは持っていたお菓子を渡し移動させる。


イヤーすごかったですね!

と楽しそうmurに

こうなる事分かってたでしょ?w

とmmmが笑う。murは勝敗が分かっていた。finはギルドのメンバーのほとんどの魔法が使える。ほとんどというのはmurの魔法だけが規模が大きくコピーが難しいらしい。

そんな彼女の足止めをさせたtkは鬼かなとも思う。

それと同時に収穫があった。あれが2重魔法を展開させたことだ。右手での魔力操作が出来るようになれば少しは戦えるのでは?と思いつつ無理だなと諦める。



次は僕たちの番ですね。模擬戦だから戦っても死ぬことがないからいいですね。mmmさんも本戦じゃないからやり易いでしょう?


まぁそうだね。

あ、そうだ。全員の回復を頼んでいいですか?tynもmmmさんも。時間かかっていいので

という。

え?何でですか?

というtynになにかを理解したmmmは楽しそうに指示をする。

はい。わかりました。あの飴使えたんだ。 


さて模擬戦最終戦いきますか!。


魔法ギルド~番外模擬編

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