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うわぁ〜〜今回もエモすぎた…!✨ 呼び名が「先生」から「ういちゃん」に変わったシーン、胸がきゅんってなったよ😭💕 希海くんの無邪気な笑顔が本当に可愛い…! 昴さんの「命に替えても守る」発言は反則級だよ…もうずっとこの3人の家族っぽい空気に浸っていたい🥺💖 朝ごはんシーンのほっこり感、最高でした!
「希海、吾妻さんは、もう保育園の先生じゃなくなるんだ」
「……せんせ、じゃない?」
希海は意味がよく分からないのか、きょとんと首を傾げていて、その様子に乙哉が苦笑しながら続けた。
「確か、吾妻先生の名前って、“羽衣子”なんすよね?」
「は、はい」
「じゃあ、希海、これからは“羽衣子ちゃんか、羽衣ちゃん”って呼べばいいんじゃね? ってか、俺も名前で呼んでいいっすか?」
「あ、はい……どうぞ」
乙哉の問い掛けに少し照れながら答えると、希海がぱちぱちと目を瞬かせた。
「うい、ちゃん?」
「うん。そう呼んでもらえると、嬉しいかな」
そう言って微笑みかけると、希海はすぐに満面の笑みを浮かべた。
「わかった! ういちゃん!」
無邪気に呼ばれたその名前に、胸の奥がくすぐったくなる。
“先生”ではなく、“羽衣ちゃん”。
呼び名一つで自分の立場や居場所が変わったのだと実感した羽衣子は少し照れ臭くなる。
そして、そんな感覚と共に、羽衣子は新しい生活の始まりを静かに感じていた。
引っ越し初日の夜、羽衣子がずっと一緒なのが嬉しかったのか、はしゃぎ疲れた希海はすぐに眠りについた。
規則正しい寝息を確認した羽衣子はそっと寝室を後にする。
リビングへ戻ると、ソファに腰掛けていた昴が静かにこちらを見ていた。
「吾妻さん、少し、よろしいですか?」
「……はい」
促されるまま隣へ座る。
二人きりになった空間には、どこか張り詰めた空気が漂っていた。
昴は少し間を置き、静かに口を開く。
「これからのことについて、お話しておきます」
「……これからのこと?」
「ええ」
穏やかな表情だが、その声音には確かな重みがあった。
「ここでの生活は、貴方がこれまで送ってきた日常とは大きく異なります」
「……はい」
「危険が、常に隣り合わせです」
「……っ」
その一言に、背中がぞくりと震えた。
昴が極道の世界に生きる人間だと知った時から、覚悟はしていたはずだった。
けれど改めて言葉にされると、その現実が重く胸へ沈んでいく。
(……本当に、戻れないんだ……)
これまでの穏やかな日々とは違う。
自分はもう、別の世界へ足を踏み入れてしまったのだと。
不安を滲ませる羽衣子を見つめた昴は僅かに表情を和らげた。
「ですが――吾妻さんと希海のことは、私の命に替えても必ず守ります」
「……え……」
それは、あまりにも真っ直ぐな言葉だった。
「ですから、安心してください」
穏やかな微笑みと共に告げられたその言葉に、羽衣子の胸が高鳴った。
(……京極さん……)
恐ろしい世界に生きる人なのに、それでも、この言葉だけは嘘ではないと分かってしまった羽衣子の鼓動は少しずつ速くなっていた。
翌朝、まだ外も薄暗い時間に、羽衣子は静かに目を覚ました。
慣れない部屋に一瞬だけ緊張したものの、すぐに昨日の出来事を思い出す。
そして小さく息を吐いた羽衣子はベッドを抜け出した。
昨夜、希海が寝る前に朝食の好みを聞いていた。
『希海くんは、朝ご飯、何が好き?』
『パン!』
元気よく答えた希海の横で昴は少し困ったように笑っていたのを思い出しながら、羽衣子はキッチンへ向かう。
冷蔵庫の中には様々な食材が既に揃えられていて、羽衣子は袖を捲りながら何を作るか考えた。
(京極さんは多分、和食の方が好きそうだよね。前にご飯を食べた時も和食ばかり食べてたし)
そう考えた羽衣子はどちらも作ろうと、まずはお米を研いで炊飯器にセットする。
そして、トースターにパンを入れ、フライパンではハムエッグを焼くと、その隣では味噌汁を作る為にお湯を沸かしつつ、グリルでは鮭を焼いていく。
暫くすると、キッチンいっぱいに香ばしい匂いが広がった。
「おはようございます」
不意に後ろから声がして羽衣子は小さく肩を震わせた。
「ひゃっ……!」
振り返ると、起きて来た昴が立っていた。
「あ、す、すみません! 起こしてしまいましたか!?」
「いえ。とても良い香りがしたので」
テーブルへ並べられた朝食を見た昴は感心したように目を細めた。
「洋食と和食、両方用意されたんですか?」
「あの、その方がいいかなって……京極さんは和食の方が好み……なのかと思いまして……」
「確かに、どちらかと言えば和食派ですが、まさかここまでしていただけるとは思いませんでした」
穏やかに笑われ、羽衣子は少し照れ臭くなる。
「いえ、そんな……簡単なものですから……」
その時、ぱたぱたと小さな足音が聞こえてきた。
「ういちゃーん!」
目を擦りながら希海がリビングへやって来ると、キッチンに立つ羽衣子を見つけた瞬間、ぱっと顔を明るくした。
「おはよう、希海くん」
「おはよー!」
嬉しそうに駆け寄ってくる姿に羽衣子も自然と笑顔になる。
「朝ご飯出来てるよ」
「ほんと!?」
昴に抱き上げられて椅子に座らされた希海がテーブルを見るなり目を輝かせた。
「パンだー!!」
その隣で昴も席に着いて、お味噌汁とご飯をよそって運んで来た羽衣子も向かい側に腰を下ろした。
「いただきます」
「いただきます!」
「はい、召し上がれ」
三人で食卓を囲む姿はまるで家族そのもの。
希海は嬉しそうにパンを頬張り、昴は静かに味噌汁を口にする。
「……美味しいです」
「本当ですか?」
「ええ」
美味しいと言われた羽衣子の胸が少しだけくすぐったい気持ちになる。
そんな穏やかな朝を過ごした後、今日は日曜日ということもあり、羽衣子のこれからの生活に必要な物を買い揃える為、三人で隣町のショッピングモールへ出掛けることになった。
鷹槻れん

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鷹槻れん

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猫塚ルイ

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