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明日は伯耆国で天皇の討伐戦。鎌倉幕府から独立し、北条家からの自立を目指す拙者は自分で反旗を翻す。拙者は自衛も兼ねて六波羅探題を潰して行くことにした。
幕府への反乱は初めてだったので腰が重くなり大遅刻、騎乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に北条家の恩賞会を思い出す。「自分は大将軍だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
拙者が乗る馬は見事な栗毛だ。ただ、速さで選んだのは失敗だった。ゴツい背中に尻が痛む。
到着するまで寝ようとは流石に思わなかったが、もうすぐ合戦ということもあり血が騒いで寝られるはずもなかった。
そこで拙者は小腹を満たすために臣民に貰った大唐米を食べることにした。
ガサゴソと包みから米を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
良い手作りの味と朝から飯を食べていなかったせいもあって包みの中はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると軍勢は六波羅探題についた。六波羅探題にはいろんな雑魚がおり拙者は時間を忘れて殺戮した。
再び馬に乗り、軍勢は当方の領地へ向け勝どきをあげ出発したのも束の間、拙者に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないでござる!!漏れちゃうで候ぅぅぅぅ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
後に天下人となる男の奇声が丹波国行きの軍の中でこだました。