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そのまま狂って堕ちて

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そのまま狂って堕ちて

1 - そのまま狂って堕ちて

♥

625

2024年10月05日

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赤桃もでもあり桃赤でもあるかも

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数年前君が死んだ。

交通事故だって、友人から知らされた。


俺はしばらくショックで気を失ったらしい


だって君は買い物に出かけると言っていつもと変わらずに元気だったから


あぁ、あの時キスでもしておけば良かった。


それから君がいなくなって、まともに生活が出来なくなった。


食事も喉を通らなくなって、ベットに横になってもなかなか寝れなくなった。


心配した友人が、病院を紹介してくれたが、そこの先生は入院した方がいいと勧めてきた


どうしても俺は入院したくなかった


あの家から離れたくなかった。


だってあの場所は君との思い出がいっぱい詰まっている。


君の服に、君の写真、どれも捨てたくない、離したくない


だからその先生とは会えなくなった、いや会いたくなかった。


会う度に入院を勧めてくるし、俺と君を離そうとするから。



そこからもっとおかしくなったんだろうね


君のいない生活に耐えれなくて、何度も死のうとした。


その度に止められて、助けられて、俺の精神は既にボロボロになっていた


ふと視界に映った写真の中の君が笑った気がした


俺は気になって、君の目の前で腕に赤い線を入れてみた


すると君はまたあの時のように笑った


ちゃんと見てくれているんだって少し嬉しくなった


そこから少し回復したのかもしれない


家から出たくなかったけど、君との思い出の場所を巡ってみた


そして誰もいないはずなのに家には明かりがついていた


不思議と怖くなかった


不審者かもだなんて思わなかった。


もしかしたら君が帰ってきたのかもしれないから





赤)さとちゃん、!!


桃)りいぬ、!


赤)やっぱり、っ、あはっ、さとちゃん帰ってきたっ、よかった、


桃)うん、帰ってきたよ


桃)りいぬとずぅっと一緒に居たいから


桃)だからこうするしかなくて





君の手のひらはやっぱり冷たかった。

そりゃぁそうか、だって死んでるんだもん


でも君は生きてるみたい

だって俺いま恋人繋ぎされてるんだもん

ちゃんと君に触れている


君はふわっとジャンプをして簡単に柵の上に立っていた


月明かりに照らされた君はすごくきれいだった

自然と自分の手が君の手に伸びていく


気がつけば俺も柵の上に立っていた。


桃)俺ね、神様にお願いしてたんだ


桃)りいぬと一緒にいたい、りいぬに会わせてくださいって


桃)でも死者と生者は一緒にいちゃだめなんだって


桃)だから…


この先はきっと言わなくても分かる。

俺はその言葉の返答に迷いはしないだろう


赤)さとちゃ、


桃)ん?


赤)がりっ、ぢゅっ、ぅ″、♡


桃)んぅ″、?!ぃ″、ぁ、♡


赤)俺もさとちゃんとずぅっと一緒にいたい!


桃)りいぬってほんと首噛むの好きだよね、笑


赤)さとちゃんだって噛まれるの好きでしょ?


桃)んまぁ、好きだけどさぁ…?


桃)俺はこっちの方が好きなんだけど?


赤)深い方がいい


桃)うるせ


赤)あ~!照れてるかわい、笑









ことちゃんとのDM幸せすぎた

この作品はいかがでしたか?

625

コメント

3

ユーザー

ふぉろしつです

ユーザー

はあまってなんてすかこれほんとにすきです!!!!!! なんか幻覚なのかわからないけどやっぱこれも愛なんですかね😮‍💨😮‍💨

ユーザー

赤桃のような桃赤のような2人の関係が尊すぎました🤦‍♀️お互いがお互いを狂うくらいに大好きで必要不可欠だから、最後はタヒというかたちでまた一緒になれて幸せそうで良かったなって思いました💗余裕のある赤くんと照れてる桃くんが最高に可愛かったです!

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