テラーノベル
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締め切られ開かない扉、薄暗く狭い空間、心臓の音さえも聞こえるほどの密着。
「もう、我慢せんでもええんちゃうか?」
「くっ、誠一くんなんかに…、」
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ピンポーン
ネスト所属、序列17位のハウス、スワロウテイルの事務所に呼び鈴が響く。
「なんや、依頼人かー?」
スワロウテイルの記録者(レコーダー)の1人、踏分誠一。
「誠一くん、出て来て下さい」
同じくスワロウテイルの記録者の1人、
神柴健三。
「嫌だ嫌だ今日は寝てたいんだ!
うっ、急に腹痛が…」
そして、スワロウテイルが誇る名探偵
恵美まどか。
彼らは今日もいつもと同じ様に過ごしていた。
パジャマ姿でベットにいるまどかを見て誠一が叱る。
「今日はて、いつも言うとるやないか!」
健三が甘やかす。
「いいじゃないですか、それくらい」
「よう無いわ!」
間髪を入れずに誠一がツッコむが、まるで聞こえていないかのように話しを続ける。
「そういえば、いい茶葉が手に入ったんです
まどかさん、紅茶はいかがですか?」
「無視かいな、」
「うん、飲もうかな」
「では、すぐにお持ちしますね!」
健三は笑顔で準備をし始める。一瞬手を止め、 誠一の方を見て、
「…ところで、誠一くん客人を待たせて
いいんですか?」
「せやった!って、ちょっとは
自分行こうとせぇ!」
玄関の方を向いて、
「しゃあないなぁ、今行きますー!!!」
走っていく
「まったく、忙しない男ですね。」
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