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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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前回の続きです

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Sm side

ゆらゆら体が揺れている、この冷たい感じはマモンだ、入られた時は違和感でしかなかったこの冷たさも今では安心出来る1つのものだ。

悪魔にしては意外に優しい様で、強欲で、全く人の話を聞かない奴だけど、約束は守ってくれたようだ、

力が入らないこの身体も、頭が回らない今でも、この身体がガタがくる頃にはコイツとおさらばしなければならないらしい、別に何だっていいけど、マモンに聞きたいことが山ほどあるんだ。

そんなことを思いながら動けない身体はいつの間にかふかふかな温かい所へ降ろされていた。

Sm「ッ゙…はいるんだったらさきにいえって…。」

やはりいくら痛みに慣れようとしても体への負担がデカすぎるのか慣れない。

Sm「マモン、ありがとな。」

そういえばマモンが少し嬉しそうな表情へ変わった。

Ma「…なぁ、腹減ったから血分けてくんね?」

魔力を使うとどうやら悪魔はお腹が空くらしい、

Sm「いいよ、約束守ってくれたし、好きな分だけあげる、あ、それで死んでもなんも言うなよ。」

念の為釘を刺してくれていた、増血剤のお陰であまり辛くはならなかった、きりやんに感謝だ…。

アイツらは大丈夫なのだろうか、少なくともシャケとぶるーくはどっかしらイカれてるだろう、きんときの蹴りやら殴りやら巫山戯てる時でさえ食らったら響くのに暴走時に食らったら…恐ろしい恐ろしい、シャケとぶるーくが食らって正解かもしれない、戦い慣れてるのはずば抜けてあの二人だから、

そんな心配をしていれば睡魔が襲ってきて、俺は寝てしまった。




Kr side


取り敢えず…


Kr「怪我人手挙げ〜」


ぶるーくシャークんはいいとして…一応あの悪魔の魔法使われちゃってるし…

…というか全員行った方がいいな、


Kr「やっぱいいや、全員取り敢えず診る。」


全員で医療室に行けば、スマイルが寝ていた、顔色は少々悪いがまだマシだ、俺は彼に輸血だけして彼の寝ているベッドから離れた。


Kn「…ごめん。」


Kr「謝らないの、時期が悪かっただけ、分かった?」


Kn「けど…。」


Kr「けどじゃない、きんときだって今が歩けてるの可笑しいくらいなんだからスマイルの横のベッドで寝とけ。」


Kn「…はい。」


こんなに大人しいのは久々だ、彼も人間だ、魔法が使えるだけのただの人間。

俺らもそう、俺らはあくまで人間だ。


Kr「ぶるーく、シャークん、2人とも肋骨2本折れてる。」


Br「えぇ…」


Sh「ええ…?」


Kr「取り敢えず固めて安静、2人ともここのベッドで寝てて!」


けどやっぱり歩けてるのは可笑しい…カルテを書きながら眉を顰めていれば、


Nk「どう?、皆は。」


Kr「きんとき、ぶるーく、シャークんはやっぱり安静にして欲しいかな…」

なかむがくすくすわらってる、


Kr「何?、笑って気持ち悪い」


Nk「この感じ久々だな〜って」


Kr「ん?、あぁ…確かに。」


昔は怪我しまくってみんなでここで寝てたな…

けど大体怪我するのあの4人だったから俺らは皆が起きるまでココアとかコーヒー片手にソファーに座ってたな…、


Nk「…ココアかコーヒー飲む?」


Kr「俺コーヒー」


懐かしい、この感じ。

神なんて死んじまえ。

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コメント

2

ユーザー

がちで本当に安静にしててくれ() ま、マモン案外いい奴だな…

ユーザー

骨2本は心配すぎますね、、 きりやんさんにめっちゃ感謝感謝だ ??

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