Doublefedora(通常Mafioso×ホームレスChance)です!
駄文にもほどがあるほどにやばいです…オユルシヲ〜
forsakenのChanceのスキンにあるホームレスを見て思いついた衝動書きなので、続き書けるかもわかんない…
Mafioso視点です。
誰にでも間違いはあると思う
間違いと分かっていてもやってしまうこともある
けれど、あとに引けないって分かるのは、
取り返しのつかなくなった時だろう
後悔を繰り返して、何を思っていたのか
それとも、そんな余裕すらなくなったのか
生きるのにしがみつくようになったのはいつから?
人間としての尊厳を失ったのはいつから?
目の前の奴は答えることすらできないだろう
出会ったのは偶然だった
たまたま、こんな…夜更けに一人で散歩でもしようかと出歩いていただけだった
最初は昼のように明るい所を回った。
だが、気分は晴れない。むしろ嫌になる。
静かな場所を求めた
普段は入らないような路地裏へ進んだ
暗くて、誰もいない。
今だけは、何も考えなくて良い気がした
そんな時、誰もいないはずの路地裏に唸り声がかすかに聞こえた。
一人の空間を邪魔された怒りか、ただの好奇心か…気づいたら声の主を探していた
15分ほど歩いて、探して、ようやく見つけた
暗くてよく見えなかったが、敷かれた段ボールに乗る細い脚。ひと目見て、ただのホームレスだったことに気がついた。
唸り声をかすかに上げ、まるで熱に浮かされていたようにゆっくりと悶え、あとは死を待つだけのようだった。恐らく熱病か食当たりか…成れの果てにはよくあるものだろう
興を削がれたのでそのまま去ろうとした
………が、振り返る瞬間に見えた顔。
あれを忘れたことはない。
見間違えを願うが、見間違えるはずなどない
勢いに任せて野垂れ死にそうなホームレスの頭を掴み、顔を見る
Chance__
まさかこんな所で出会うなんて
いつ頃の話か、年月はさほど覚えてないが。
過去にこの人間、Chanceはソネリーノ一族に泥を塗った。
賞金を奪って逃走。金絡みの事もあり、一族総出で探し回った。けれど、彼を捕まえることは叶わず、今の今まで事実上行方不明だった。
一言で言うなら、ギャンブルに身を捧げた男。カジノを転々としては、様々なゲームを楽しむ。スーツを着こなした身なりからして、運の悪い人間ではなかったはずだ。
まぁ、賞金事件のことがあったからか、日の光も、夜の光も全て浴びることが叶わなかったのだろう。金を失い、全てを失った。
そんな人間が行き着く先は………。
Chanceの手足は細く、今にも折れてしまいそうだった。服装も、あの頃のスーツとは違いボロボロの布で、サングラスもヘッドホンも、帽子ですら段ボールや新聞紙を切って貼ったようなもので。言わずもがな、過去と見る影もなかった。
あんなに、運命と人生を賭けて、楽しんでいた奴が、今は死を待っている。
このまま何もしなくたって、勝手に死んでいくだろう。
そう。死んでしまう…
ただのホームレスごときに情が湧いてしまったのか?
それとも、一族に泥を塗った存在に死に逃げされるのが耐えられなかったのか?
…そんな簡単なことでも、複雑なことでもない。
言葉にできない。でも感覚的に分かる…この感情。
気づいたら彼を抱いて、家を目指していた
まともに食にありつけることもなかったのだろう。こんな軽い人間は、中々いない。
処理した屍と同じくらいだろうか…。
それでも、火傷してしまいそうなほどに彼の身体は熱く、まだ生きている事を示した。
羨ましいと思うことはあっただろう。
自由奔放な人生。全てを運にかけることのできる度胸。どんな状況でも笑顔を絶やさない精神
喜怒哀楽の概念などなく、ただひたすら喜の感情しか出さないくせに、誰よりも人間らしい人間だった。
恨むべき、殺すべき。許してはならない存在と分かってはいても。手に入れたいと思うのが、どうにも怒りから来るものではなかった。
今もそうだ。
だから、こうやって走って、失うのに恐怖する
こんな感情、いつぶりだろうか…
それとも、始めてかもしれない……………。
医療知識は専門的でなくとも、勉強してはいた。
それが今功を奏してる。
ボスが裏切り者を治療してる様子なんて部下達が見てしまったら、何を考えるだろうか。
まだ熱は引かないが、それでも彼の命の灯火が消えてしまう可能性は減った。
これからどうするか。
部下達は、Chanceを許してはいない。
厳しい罰を求めるはずだ。
そうしたらChanceは死んでしまう。
この場に置いても納得してもらうためには…
「ん…っ、…?ぁ…、っ」
細く、血管が浮き出た首筋に吸い付き、跡を付ける
何度も、何度も。
そして、時に噛み跡も。
変な誤解を生むかもしれないが、今はこれが一番だ。
氷を追加で持ってくるため、部屋を出る
扉の先には、Soldier。
s「ボス、先程連れてきていた…」
m「…Chanceの事か?」
s「…はい。彼を一体どのように始末するおつもりで?」
m「…Chanceは生かす」
s「…!?な、何故…?あいつはソネリーノ家に泥を…!」
m「…許したつもりじゃない。」
m「それなりの罰は与える」
m「…身体で今までの分を払ってもらう」
m「………それでいいか?」
s「あ……、っと」
m「いいか?」
s「は、はい!ボス!! 」
これで他の奴らにも話は行き渡るだろう。
気になって部屋を覗いたSoldier自身、熱にうなされ、首筋に大量に跡がある姿で、勝手に勘違いしてくれている
もしもChanceが目覚めたら何を話すべきか…
変なとこで区切ってごめん!!!
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