M!LK 佐野勇斗 山中柔太朗 体調不良
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「うぅっ…、はぁっ、」
『柔太朗…?』
「ケホッケホッ」
『熱っ!ちょっと待っててね』
「ハァッ、ハァッ…」
ピピピッピピピッ…38.7℃
『柔太朗大丈夫?ちょっと体冷やそうか』
『暑くない?』
「あっつい…」
『顔真っ赤っかだもんねー、汗も結構かいちゃってる』
『少し水分取ろうか』
「ん…」
とりあえず解熱剤飲ませて、着替えもさせたから大丈夫かな、
『おやすみ柔太朗、早くよくなってね』
〜朝(リビング)〜
『あ、柔太朗おはよー。体調どう?』
「フラッ」
『おっと…さすがにそんなすぐには治らないよね笑』
ピピピッピピピッ…39.0℃
『うそ、熱上がってるじゃん』
『てか今日仕事休めないんだった…最悪』
柔太朗には申し訳ないけど今日は一人でいてもらうか。
『柔太朗ー!仕事行ってくるね、ちゃんと休んでるんだよ?』
「ん、」
はぁー、最悪。なんでこんなときに体調悪くなるんだろ。1人寂しいなぁ、今日誰かいないかなぁ。
「あっ、」
はやちゃん今日オフだ。家来てもらおうかな。
📞…
「もしもし?」
佐「ん?柔太朗どした?珍しいじゃん」
「今日体調悪くてさ、俺1人でちょっと…」
佐「わーった、行く」
「ありがと、大好き」
佐「俺も///」
柔太朗体調悪いなんて珍しいなぁ…
ピンポーン
佐「柔太朗鍵あけてー?」
ガチャッ
「はやちゃんありがと…フラッ」
佐「おおっ、結構やばいな」
「夜中ぐらいから熱あってさ、ってか移しちゃったらごめん。」
佐「んーん、大丈夫」
佐「ゆっくり寝てよ」
〜昼〜
佐「食欲ある?」
「あんまない…」
佐「ゼリーとかなら食べれそう?」
「ん、 」
佐「じゃあ取ってくる」 フラッ
あれ、気のせいだよね…
「はやちゃん食べさせて」
佐「はい、あーん」
「んふ、おいしい」
「16時頃帰ってくると思うからそれまでいてくれる…?」
佐「ずーっといるよ」
佐「そろそろ寝よっか」
「うん、おやすみ」
佐「おやすみ」
〜夕方〜
『ただいま〜』
『え、?』
佐「んんっ…」
『あ、勇斗くん』
佐「おじゃましてます…柔太朗から朝電話あって来てほしいって」
『へー…そんなことが』
『わざわざありがとうね』
『そーだ、今日泊まってく?』
佐「え?」
『あ、移しちゃうか…ごめん、取り消す』
佐「よかったら泊まらせてください!」
『え、いいの?』
佐「柔太朗のそばにいてあげたいから」
『じゃあよろしくね、移しちゃったらごめん』
佐「大丈夫です、覚悟あるんで」
それから勇斗くんはずーっと柔太朗に付き添ってくれてて本当に助かった。ありがとう
『そろそろ寝よっか』
佐「…」
『おーい、柔太朗ー、勇斗くーん』
佐「えっ、あっ…」
『大丈夫?』
佐「大丈夫です…ちょっとボーっとしてた笑」
〜寝室〜
『ごめん、布団しかなくて』
佐「いやっ、全然ありがたいです」
『じゃあおやすみ』
佐「おやすみなさい」
〜夜中〜
ゲホッゲホッ…ッゲホッゲホッ
『ん…』
柔太朗大丈夫かな…
ッゲホッ、ゲホッ
『え、?勇斗くん…?』
佐「ッ、」
佐「ゲホッ…ゲホッゲホッ」
『本当に移っちゃった、?』
サスサス
佐「ごめっ…さい、」
『謝らないで、こっちこそごめんね…』
佐「ハァッ、ハァッ、」
『熱計らせてね、』
本当に申し訳ないなぁ…苦しそう
ピピピッピピピッ…38.9℃
『え、うそ』
佐「ゲホッゲホッ」
『ちょっと体起こそう』
佐「ゲホッゲホッ…」
サスサス
佐「ウッ……オエエッ」
え、?
佐「ゲホッゲホッ…オエッッ」
佐「ごめっ…」
サスサス
『いいよ、出しちゃいな』
佐「グスッ」
『ごめんね、ちょっと下で休もうか』
-リビング-
『ソファで横になってて』
佐「ごめんなさい、」
『いいの、謝らないで』
……
佐「はぁ、気持ち悪いかも…サスサス」
『勇斗くーん!体調どう?』
佐「気持ち悪いです、」
『吐きそう?』
佐「わかんない…」
『もう少し様子みようかな』
佐「俺、大丈夫なんで寝ちゃってください」
『私は大丈夫、勇斗くんちょっと顔色悪いし心配だよ…』
『膝枕しよっか?』
佐「柔太朗に見つかったら大変なので大丈夫です…笑」
『遠慮しないで、柔太朗には私から言っておくから。座ってるのもしんどいでしょ?』
佐「じゃあ…」
『体調悪いときも悪くないときも遠慮しないで』
佐「ケホッケホッ」
『熱上がってる…?』
『寒い?暑い?』
佐「さむぃ…」
『毛布取ってくるね』
ちょっと震えてるかも。熱計ってみないとな。
ピピピッピピピッ…39.6℃
『うそ…これって病院連れてったほうがいいかな、』
「〇〇…」
『柔太朗!!』
「えっ…」
『あ、これは違うの!!』
「はやちゃんごめん…」
『セーフ(?)』
『熱、結構高くて…』
「俺のせいで…」
佐「ちがっ…」
「はやちゃん!!」
佐「柔太朗のせいじゃないっ…」
『誰も悪くなんかないから。ね?とりあえず朝イチで2人とも病院行こうね』
『柔太朗も熱計って』
ピピピッピピピッ…37.9℃
『結構下がったね。勇斗くんも計ろっか』
佐「〇〇ちゃん、」
『ん?』
佐「頭痛い、」
ピピピッピピピッ…39.2℃
『まだ高いね…頭結構痛い?』
佐「うん、」
『柔太朗と一緒に少し休んでて』
『そろそろ病院行こ』
「〇〇!」
『ん?』
「はやちゃん気持ち悪いって、」
『サスサス…ゆっくりで大丈夫だから、少し落ち着いてからにしようか』
佐「すみません、」
佐「そろそろ大丈夫そうです、」
『じゃあ行こうか、なんかあったら無理しないで言ってね?柔太朗もだよ?』
「ん、ありがと」
待合室…
佐「気持ち悪い…」
『私によっかかってもいいよ』
佐「ありがとうございます、」
「俺もいい?」
『いいけど…待って、熱上がってない?』
「ちょっと頭痛い」
『ごめん、ちょっと無理させちゃったね』
【診断結果】
佐野勇斗山中柔太朗…2人ともインフルエンザでした。
『可哀想だなぁ…柔太朗は頭痛がひどくて、勇斗くんは吐き気がひどいみたい…吐きたくても吐けないって、辛いよね。』
「早く帰ろう」
『ちょっと待って勇斗くん辛そうだから』
「俺も頭痛いの」
『ちょっと待ってあげて』
「俺なんかよりはやちゃんのほうが良いんだ!😭」
『ごめん、でも…』
佐「ごめんなさい、行きましょう」
『大丈夫なの…?』
佐「俺より柔太朗の方が辛いから」
『無理しなくていいんだよ?』
佐「大丈夫です。」
〜山中宅 〜
『ただいまー』
「はぁ…フラフラ」
『柔太朗ごめん…』
「別にいいもん」
『熱計ろ、顔真っ赤っかだよ』
「いい、」
佐「柔太朗、お願い🙏俺が計ってあげるから」
「、特別だよ…?」
ピピピッピピピッ…38.6℃
『上がっちゃったか…』
『寝てていいよ』
「…」
『柔太朗ー』
「グスッ…」
佐「柔太朗どした?」
「はやちゃん一緒にねよ?」
佐「え、あっ、いいよ」
『勇斗くん柔太朗のことよろしくね』
『なんかあったら言って』
佐「わかりました」
『勇斗くんも無理しないでね』
佐「はい」
-夕方-
佐「流石に今日泊まったら申し訳ないんで帰ります」
『え、大丈夫だよ泊まっていきな?』
佐「柔太朗と寝たら体調結構良くなってきたし」
『そう?じゃあ無理しないでね 』
『色々とありがとう!気を付けてね』
佐「ありがとうございましたー」
「はやちゃんバイバイ」
佐「バイバイ柔太朗!おやすみ」
『柔太朗体調は?』
「もう大丈夫、」
『ごめん…』
「俺こそごめん、」
「あのさ、俺達別れよ」
『っえ…?』
「俺よりはやちゃんの方がいいでしょ?」
『やだ!私は柔太朗がいい!別れたくない!』
「なーんてね!嘘だよ!だいすき」
『もう!私もだいすき』
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〜佐野宅〜※仁人呼んだ
佐「ただいま」
仁「おかえりー体調大丈夫なの?」
佐「大丈夫じゃない…」
仁「お粥作っといたけど食う?」
佐「ちょっとなら、」
仁「口開けて、あーん」
佐「おいしぃ」
仁「よかった。明日仕事行くの?」
佐「行けないんだってインフルだから」
仁「そっか…」
仁「熱は?」
佐「あると思う」
仁「寒くない?」
佐「うん」
仁「体温計ってどこにあんの?」
佐「あそこの中」
仁「んー、あった!」
ピピピッピピピッ…38.2℃
仁「うん、まだ熱あるわ」
仁「どこで寝る?」
佐「仁人抱っこして」
仁「はっ!?」
佐「だるくてあんま動けないし落ち着くから」
仁「今日だけだかんな」
佐「ありがと」
次の日…
仁人くんのおかげで?熱が下がった勇斗くんでした。
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柔太朗くんも書いてみました!勇斗くん多めでしたけど。
ご覧いただきありがとうございました!
コメント
2件
めっちゃ最高でした!次も楽しみに待ってます!👍