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家がだいぶ汚れてきたので全員で大掃除。
今日はいつもより気合が入っているような気がする。
私…日本としてはとっても嬉しい限りです。
台湾「モンゴルー!!…あれ、どこ?」
北朝鮮「モンゴルなら昼の買い足し行ってたぞ」
韓国「だね〜…モンゴルの部屋もやっとく?」
日本「うーん…まぁ、いいんじゃないでしょうか?」
中国「よし!!我たちがぴっかぴかにみがいてやるネ!!!!」
…そんな、日常の会話。
私は、ここで降ろしてしまった許可を、
酷く後悔することになるのであった…。
中国「…何アルかこれ」
不意に、中国さんがとある箱を見つけた。
その箱には、『開封厳禁』と書かれている。
韓国「えぇ、面白そう」
台湾「開けちゃお開けちゃお〜」
中国「ナチュラルなプライバシー侵害、我じゃなきゃ見逃しちゃうネ」
日本「これは掃除ですからね、仕方ありません」
韓国「そうそう!!掃除掃除!!!」
北朝鮮「だな」
悪ノリ気分でその箱を開ける。
すると、一冊の本がでてきた。
…題名は、『帰ろうよ。』
表紙には…泣いている韓国、の昔の姿。
どうやら大韓帝国時代の韓国がなにかを言っているようだ。
台湾「…?ちょっと中身見てみよっか…」
中を見てみる。
目次を飛ばし、一ページ目をめくった。
【朝鮮「______えへへ、今日もいい日だなぁ」
自国で空を見上げながら、僕は言った。
太陽の光が燦々と輝いてて、 手元の湯呑みには、
清からもらったお茶の残り香が湯気のように漂っている。】
日本「…え???」
中国「…これ」
【清「決めるアル、朝鮮…お前はどっちの味方か」
朝鮮「だから…!!!」
日帝「そんなに決められないなら仕方がない」
僕にいつの間にか近寄っていた日帝が、僕の肩に手をおいた後、
清に刃を向けた。
日帝「_______戦争だ」】
【韓帝「うっざいっつってんの…ワタシからしたら正直どうでもいい」
韓帝「……満足した?」
韓帝「ワタシ、あんたらに構ってる暇なんてないの」
日帝「______________」
日帝「______は、…?」
彼の瞳に、感情はなかった。】
【あれから日帝と清は、ワタシを拉致監禁した。
感情が消えたとかどうとか、そういう理由で。
…一々めんどくさいことするよ、あいつらも。 】
【韓帝が寝てから、我はずっと一人で泣き続けた。
最初は、なんで涙がでるのか、わからなかった。
日帝は、私の元を離れ、韓帝を壊した元凶だ。
なのに…どうして我が、そんな日帝のために泣くのか。
意味が、わからない。
…だけど。 我も、気がついて、しまった。】
【それを理解して、再び感情を持てば、 俺は。
だが、数ヶ月もソレがあれば、理解をしてしまうのも時間の問題だった。
端的に言うと、俺は依存していた。
…韓帝にも、清にも。】
【後ろから、誰かが崩れる音がする。
誰かが息を飲む音がする。
涙の音が、する。
敵かと思い、振り返る。
そこには、思いもよらず人物たちが、いた。
…そして、彼らを見た瞬間、 今まで押し殺していた”感情”が、どっと溢れた。 】
【唇が、声帯が震える。
それでも僕は、言った。
韓帝「_______帰ろうよ」】
気がついたら、全ページ見ていた。
…全員で。
北朝鮮「…これ…って…」
韓国「え…え…これ、え、あれ、ぼ、僕達の過去編のど、同人誌…!?!?」
台湾「え、え、…えぇぇぇえええこんなの読んでたの…!?!?!?」
全員で顔を真っ赤にさせながら、箱に本を入れ、その箱をそっと元の場所へと戻した。
中国「…と、とりあえず、見なかったことに…するアルよ」
日本「ですね…」
私達は、静かに彼の部屋から出た。
モンゴル「ん〜、わたくしの部屋すっごい整ってますわ〜!!!!」
買い物から帰ってくると、自分の部屋がやたらきれいになっていた。
みなさんがとてもわたくし思いということがとても伝わりましたわ!!!ありがたいですわ〜〜〜〜!!!!!!!!!
モンゴル「…ん?」
ふと、あるものに目がいく。
開封厳禁と封をしてある箱。
…2mm動いてますわ。
まぁきっとそんな、
他人のプライベートを覗き見するなんて野蛮なこと、
しないと思いますg…
モンゴル「ねぇ中国」
中国「どうしたアル」
モンゴル「わたくしの日韓中の同人誌知らないかしら」
中国「ぶっ!?!?!?」
モンゴル「やだ、吹かないでくださいまし!!!!!」
だっておかしいですもの!!!!!
さっき確認しましたけれど、箱の中身にあった日韓中”だけ”なくなっているのですから!!!!!
あぁよかった、実はあの箱の底開けるとソアメやら土墺やら墺独やら独伊独やら色々ありましたし、
日韓中は攻撃性高いから見られても盗られないと思ったのですけれど…(((
モンゴル「どこの誰ですの!!!!わたくしの同人誌を盗んだのは!!!!!」
中国「知らねぇアル!!!!!!っていうかなんで我達の同人誌なんか…!!!!」
モンゴル「てぇてぇからですわ!!!!」
中国「やめろアル!!!!!」
モンゴル「______ということで、今日の議題ですわ」
日本「一つ良いですか」
日本「そのどでかいホワイトボードどこから持ってきたんですか貴方」
モンゴル「気合(真顔)。」
韓国「気合で出せるものじゃなくない???????」
モンゴル「そんなことはどうでもよろしくて」
台湾「うーん、華麗なるスルーだね」
モンゴル「…わたくしの日韓中の同人誌が行方不明なのですわ!!!!!」
モンゴル「盗んだ方!!!!!挙手!!!!!!!!!」
そう言っても辺りは静まり返るばかりで、
挙手する方など当然ながらいない、と。
まぁあたりまえですよね。
なんてったって身内の同人誌をわざわざ盗んだ方が挙手するとは思えませんし…
モンゴル「ではわたくし探偵を致します」
モンゴル「第一候補!!!!!日本!!!!!!!」
日本「私ですか!?!?!?」
大げさなリアクションを取る。
間違いない、この方が…!!!
日本「大体日韓中の同人誌なんてこの前買った(ピー−−)がありますし!!!」
日本「墺土の(バキュンバキュン)小説とかソアメの(ドカーーン!!!)小説とかありまs」
台湾「待って。」
明らかな規制発言を繰り返す日本の目は至って正気のご様子。
貴方一体何徹目なのですか。
モンゴル「まぁ一旦良いか…」
韓国「ちょっとまって良くない、情報量でパンクする」
中国「奇遇ネ、我もアル」
北朝鮮「……驚きの新事実だな」
モンゴル「ということで第2候補は台湾ですわ!!!!!!」
台湾「僕!?!?!?」
台湾「たしかに独伊独とかなら君に見せてもらったことあるけどさぁ…」
北朝鮮「!?!?!?!?」
韓国「やめてよ台湾まで汚すの!!!!!」
モンゴル「失礼ですわね浄化させただけですわ!!!!!!」
中国「とりあえず韓国と我帰って良いアルか???」
うーん、なかなか犯人の糸出がわかりませんわね…
どこいったのでしょう、わたくしの同人誌…
そう思っていた矢先。
わたくしの足元に、何かがあたった。
モンゴル「…ん???」
思わず見てみると、
そこには探していた同人誌が転がっていた。
そしてその対角線には………
顔を少し赤らめ視線を外していた韓国がいた。
モンゴル「…」
モンゴル「落ちていましたわ!!!!!」
北朝鮮「なんでそこに落ちてたんだよ…」
わたくしはひとつ良い収穫をして、
上機嫌で本を拾った。