それではどうぞ
🇯🇵…
🇺🇸どうした日本?
🇬🇧何があったのですか?
🇯🇵いえ別に何も…。
🇫🇷悩みが有ったら相談乗るよー。
🇯🇵…有難いです。でも今は大丈夫ですよ。
…実際悩みが無い訳ではないのですが。
私は頭を抱えてうねった。
🇯🇵皆さんみたいにかっこ良くなりたいですー!
🇺🇸おいおい、急に頭抱え込んだから何かと思ったらそれかよw
🇫🇷日本君は別にかっこ良くなくていいよ!むしろそのままでいてほしいからね。
🇯🇵それはつまり?
🇬🇧可愛いままでいてという事ですよ。
🇯🇵いやいや可愛いんじゃなくて、かっこいいって言われたいんですっばー!
🇺🇸ははっw.まっ、日本が可愛いっていうのは当たり前な事だし。もし日本がかっこ良くなったら俺惚れるかもな。
そう言われ私はプクッと頬を膨らませた。
確かに私は平和ボケし過ぎてますが!ですがだからと言って可愛いまでは行き過ぎです。
絶対に皆さんからかっこいいと思われたい!
でもどうしたらかっこいいって言われるか分からないのです。
そうこうしているうちに、いつの間にか数週間が経っていた。
🇯🇵はぁ〜…どうしましょー…あっそうだ折角ですし、神社に参拝をしに行きましょう!
頭を悩ませていると、ふと頭に浮かんだ神社に参拝に行こうと思い立ち、私は早速神社に行く事にした。
🇯🇵うわぁ〜…久しぶりの参拝ですね。
暫く神社に参拝をしに行っていなかったからだろうか?太陽の光に照らされた神社が神秘的に見える。
パンパンッ
🇯🇵かっこ良くなりますように…。
私はお賽銭にお金を入れ、手を合わせて心の中でそう願った。
まあ、ここで願っても実際の所自分がどうにかしないといけないのですが…。
そう思っていると突然、頭の中で謎の声が聞こえた。
『願いを叶えてやろう。だが、お前の言う望みとは違う意味でだが…』
私はその声を聞いた途端に意識が遠のいた。
🇺🇸なあ親父!日本を最近見てないか?
🇬🇧いえ。実は私も最近会っていないんですよね。
🇫🇷奇遇だね。僕も日本君と会ってないし話もしてないよ。
🇺🇸…なあ、ちょっと心配だからさ、日本家行ってみないか?
🇫🇷良いね。行ってみよう。
ピーンポーン
🇬🇧…居ないんですかね?
🇺🇸勝手に入って良いか?
🇫🇷それは絶対駄目だから。
そんな話をしていると、家の中から足音が聞こえ、玄関のドアが開いた。
🇯🇵…はい。
🇺🇸おっ!良かった日本!最近顔見せないから心配したんだぞ?
🇬🇧そうですよ。
🇫🇷ねぇ…日本君テンション低くない?体調悪いの?
🇯🇵…いや大丈夫。気にする事ではない。とりあえず皆は帰ってくれ。
日本はそう言い、玄関のドアを閉めた。
🇺🇸…は?親父…。
🇬🇧なんでしょう?
🇺🇸日本だよなさっきの?
🇬🇧えぇ…。
🇫🇷日本君じゃないみたいだったよね。
🇺🇸まるで別人みたいになっちまったよ…。
『続く』
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