「…………っ」
私はじゅううっと亀頭を思いきり吸い、愛蜜のついた手で根元を扱く。
「朱里……っ」
尊さんが苦しげな声を漏らしたけれど、もう止められなかった。
私は思いきり亀頭を吸い、ぐっぽぐっぽと音を立てて顔を振り立てる。
「~~~~っ、この……っ」
彼は乱暴な息を吐いたあと、親指で淫芽をグッと押してきた。
「んぅっ……!」
自慰で淫玉を勃起させていたから、そこを押されただけでも十分な悦楽を得てしまう。
指の腹でヌルヌルと優しく撫でられると、すぐに頭の中がボーッとしてきた。
――達く……っ!
(達っちゃう……っ、駄目っ、尊さんに出してほしい……っ)
「ん~~っ!」
私は息を荒げながら口端から涎を垂らし、懸命に雁首を舐めまわした。
「は……っ、朱里……っ」
尊さんはグッチョグッチョと音を立てながら蜜壷を擦りたて、もう片方の手で私の頭をグッと押さえつける。
「んぐっ、んぅっ、んっ~~~~っ!」
そして口の中で亀頭がググッと膨れたかと思うと熱い肉槍がビクビクと脈打ち、私の口内に熱いものが迸った。
「ん……っ、んぅ……っ、――――んぅ……っ」
私は同じタイミングで膣を引き絞り、ビクビクッと体を痙攣させて絶頂を貪る。
達したというのに、尊さんは容赦なく手を動かして私のお腹の中を圧迫してくる。
――出ちゃう……っ!
ギュッと目を閉じた瞬間、私はプシャッと愛潮を漏らしてしまっていた。
頭の中を真っ白にさせた私は、口内に充満するいやらしい匂いに酩酊する。
「ん……っ、ん……っ、んぅ…………」
私はぐったりと顔を伏せ、髪を乱したまま鼻で呼吸を繰り返す。
「朱里、まだ口ん中ある?」
「んん」
尊さんは私の頭を撫で、顔に掛かった髪を耳に掛ける。
私はトロンとした雌の顔で頷き、口を開いて舌の上に溜まった精液を見せた。
「……いい子。……ん、出して」
尊さんは優しい顔で微笑んだあと、私の前で両手を揃え、そこに精液を吐けと言う。
「……んーん」
けれど私は首を横に振り、真っ赤な顔で彼を見つめたまま、ゴクンと喉を鳴らして口内に溜まったものを嚥下した。
尊さんはまさか呑むと思わなかったのか、瞠目して固まる。
「…………ちょ、……朱里」
「出すなんて勿体ない事、しませんよ」
私は手で口元を拭い、少し喉奥で絡んでいるものを「んっ、んンっ」と咳払いしてさらに呑む。
「……お前な……」
尊さんは苦笑いして溜め息をついてから、私を膝の上で横抱きしてキスしてきた。
「……ん……」
唇をついばまれた私は、小さく息を吐く。
「…………あぁ、クソ、駄目だ。可愛い」
私はしみじみと言った彼を見て微笑んだあと、素朴な疑問を口にした。
「……嫌じゃないんですか? ……昭人はフェラしたあとにキスしてくれま……」
そこまで言い、私の言葉は止まってしまう。
尊さんが親指で唇を押さえてきたからだ。
「俺とイチャついてるのに、他の男の事を考えるなよ」
「…………はい」
彼の独占欲、嫉妬を感じて、心の底からトロリと愉悦がこみ上げてくる。
――やっぱりこの人の事、好きだ。
頷いた私は、ギュッと尊さんを抱き締めた。
そのあと、私たちはしばらく乱れた呼吸を整えて抱き合っていた。
「……上手だった」
尊さんは私の背中をポンポンと叩き、頭も撫でてくれる。
私は嬉しさのあまり、ニヤニヤして彼の肩口に顔を埋めた。
やがて、尊さんがボソッと言う。
「……本当は田村クンに嫉妬した以外の理由でも、あんまりフェラしてほしくなかったんだ」
「……どうしてですか?」
私は少しドキッとして尋ねる。
何かネガティブな意味があってだろうか、と心配になってしまったからだ。
コメント
3件
尊さんの全てを愛したいアカリンと💝、彼女の深い愛を感じながらも嫉妬&独占欲でちょっとメラメラ🔥しているミコティ....❤
褒めてくれたよ〜❣️朱里ちゃんの想いがこちらまで伝わってきたよ🥹
朱里ちゃん、尊さんの全てを愛してます✨って行動だよね。( ⸝⸝⸝⌄⸝⸝⸝)◦♡