猫とご主人

キヨ視点

にゃーん

『こっちへおいで』

『よしよし。』

『ねぇ。なんでそんなに可愛いの？』

にゃーん

『にゃーん、じゃ分かんないよw』

「俺だって分からへんよ…」

『だれ？』

「俺やで？」

『え、!?レトルト、？』

「せやで。」

『でもなんでレトルトが…』

「なんか喋れるようになった。」

「猫の日なんとらかんとらで。」

『すげぇ…猫って喋るんだ…』

ﾎﾞﾌｯ

「うげぇｯ!!」

『なに!?』

「俺…？体…」

『人間…？』

「俺、人間の体になっちゃった…」

『えぇぇぇ!?』

「すっげぇ…自由に動くねんけど…」

『いやいやいや…まだ理解追いついてねぇよ…』

「ん…この首輪、取ってくれへん？」

「チャリンチャリンうるさいねん…」

『嫌だ。』

「え？とってよ…」

『いや…つけてる方が、なんかエロい』

「キモ。」

「ｯ…というか、俺の事可愛いとか言ってるけど」

「一応、男やからな？」

『知ってるよ？』

「ホンマにウザイ…」

ﾁｭｯ

『猫のままでも、人間になっても』

『可愛さは変わらないね。』

「ｯ…////  やっぱり好きやわ…ご主人様…///」

END

2月22日は猫の日なので、レト猫とキヨさんを書いてみました。最後は完全に私の好みです。首輪っていいよね。