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『ずっと一緒に』
・Irxs 水桃 nmmn
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どこにでもありそうな、夏の屋上。
雨が降った後だからか、少しジメジメとしていた
今、僕の目の前には、血だらけの彼がグッタリと横たわっている。
頭、鼻、口、肘、膝
至る所から赤く綺麗な血が流れていた。
僕の手には先程頭をキズツケルのに使用したレンガ一つ。
涙と血でぐしゃぐしゃな顔は、どうしようもなく愛おしかった。
水『綺麗、だね…。』
いつもなら、『ありがとう』と返してくれる彼の口は動かず、一言も喋ってくれなかった。
無視しているのだろうか
水『ないちゃん、?無視しないでよ、いつもなら、ありがとうって言ってくれんじゃん。』
15分弱が経った。
僕は彼をじっと見つめるが、肌が青白く冷たくなるばかりで、反応の一つも無い。
少し興味本位で脈を確かめる。
が、動きはなかった。
殺したんだ
そうだ。僕が殺したんだ。この綺麗な肌を沢山傷つけて…。
でも、やっと僕のものになったのかもしれない。
喋ってはくれないし、動いてもくれないけれど、僕の側からは一生離れないのだろうから…。
僕は彼を担いで、家に向かった。 田舎なお陰で、人から見られる事はなかった。 見られたところで、どうでもいいけど…。
彼が僕から離れる事はないし。
3年がたった今。
今日は彼の誕生日で、一緒にパーティーの準備中…♪
この日のために買ったドレスを身に纏う彼は、今までにないくらい綺麗で美しかった。
白いドレスに付く赤黒い血がアクセントになって、…
水『綺麗だ…。』
一緒にケーキのろうそくを吹き消す。
水『誕生日おめでとう、ないちゃん』
ニコリと微笑んだように見えたのは僕だけだろうか。
死刑囚となった僕は、首を吊る羽目になったけど、
時間になった時、首を吊られた苦しさから視界が黒く染まった。
何年ぶりに泣いた気がする。
でも、これでやっと、解放されたのかも…笑
水『次は僕の番か…』
地獄に反射した血だらけの僕。
桃『綺麗だね』
そんな愛しい声が聞こえた気がした_____
ないこくん誕生日おめでとう🎉
これからも活動頑張ってください😊😊