こんちゃぁぁぁあ!!
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第1話をご覧下さい!!
それではぁぁぁ!!いってらっしゃい(◍ ´꒳` ◍)
翌朝。
カーテンの隙間から差し込む光で目を覚ました元貴は、隣にいるはずの若井が静かすぎることに気づいた。
「……ん?」
寝返りを打つと、そこにいたのは顔を赤くして苦しげに呼吸する若井。
その様子に胸がざわめき、思わず体を起こした。
「おい、若井……? ちょっと、熱……あるだろ。」
額に手を当てると、思った以上に熱かった。
昨夜、自分に看病を押しつけていた彼が、今度は倒れる番になっているなんて。
「……っ、バカ。移ったんだよ……俺から……」
弱々しい声で笑う若井に、元貴は苛立ち混じりに眉をひそめた。
「何言ってんだよ。笑ってる場合か。……マジで熱いじゃん。」
慌ててタオルを濡らして額に乗せ、ペットボトルのポカリを差し出す。
若井が少し体を起こすと、その肩を支えながら口元へとボトルを寄せた。
「……ん。ありがと。」
「礼とかいいから。いいから早く治せ。」
言葉とは裏腹に、元貴の手は優しく背中を支えている。
普段なら絶対に見せないような仕草に、若井は少しだけ目を細めた。
「……お前さ、ほんとに……優しいよな。」
「は? 今そんなこと言うな。恥ずいだろ。」
「恥ずかしがってんの……かわいい。」
「っ、うるせぇ! 寝ろ!」
タオルを替えようと慌てる元貴の手を、若井は弱った力でそっと掴む。
その瞬間、触れ合った指先から熱が伝わってきて、鼓動が早まるのを誤魔化せなかった。
「……離せよ。」
「やだ。……このまま。」
弱音を吐く若井に、元貴は観念したようにその手を握り返す。
その姿は、普段のツンと澄ました彼からは想像できないほど柔らかい。
「……バカ。心配させんなよ。……俺、マジで、嫌だから。お前が倒れるの。」
「元貴……」
互いの距離が自然と近づいていく。
息を吸う音が混じるほどの距離で、若井が微笑んだ。
「……キス、してほしい。」
「っ……病人のクセに……」
小さく悪態をつきながらも、元貴はゆっくりと顔を寄せる。
唇が触れ合った瞬間、ほんの少しだけ冷たいはずの感触が、逆に全身を熱くした。
短く触れただけのはずなのに、離れた後も胸が苦しいほどに高鳴っている。
若井は照れ笑いを浮かべて、囁くように言った。
「移ってもいい。……お前のキスなら。」
「……っ! ほんと……どこまでバカなんだよ。」
そう言いながらも、元貴の指先は彼の手を離さず、むしろ強く握りしめていた。
おかえりなさい( *´꒳`* )
まぁ、定番っすよね。
楽しんで貰えたら幸いです(◍ ´꒳` ◍)
悪いことします
書くの大変ていうか忙しい?ので
コメント 2
♡10
行ったら次書きますっ(σ・ᴗ・ )σ