コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんちゃ!
♡100ありがとうございます(߹ㅁ߹
設定は第1話をご覧下さい!
( *´꒳`* )
いってら〜ヾ(*’-’*)
練習終わりの夜。
スタジオを飛び出したあと、元貴はずっと胸がざわついていた。
「……若井のやつ、ほんっとに……!」
怒りというより悔しさ。
自分の意見を押し潰されたようで、どうしても引っかかる。
帰宅して部屋着に着替えても、心は落ち着かない。
気付けばソファで膝を抱えてスマホを握っていた。
(……誰かに聞いてほしい。だけど……若井のことなんて……言えるわけない。)
頭に浮かぶのは一人の顔。
いつも冷静で、二人の間を自然に繋いでくれるキーボードの男。
元貴「涼ちゃん、ちょっと相談いい?」
打っては消して、打っては消す。
“若井”って言葉を入れかけて、すぐ消してしまう。
『俺のワガママなのかも』とか、『アイツの性格だから仕方ない』とか、
言い訳みたいに言葉を並べては全部消す。
結局送ったのは、曖昧すぎる一文だった。
元貴「最近ちょっと悩んでて……聞いてほしい」
送信したあと、胸がぎゅっと締め付けられる。
「……やべ、変に思われたかな……」
でもすぐに返事が来た。
涼ちゃん「もちろん。明日会おうか。」
短いのに安心するその文字。
ほんとはもっと、全部吐き出したいのに。
(……無理だよな。言ったら、バレる……。)
元貴は枕に顔を押し付け、小さく唸った。
⸻
若井も同じ夜、眠れなかった。
部屋の明かりを落としてベッドに転がっても、元貴の声が耳に残る。
「……強引すぎ、か……。」
確かに、自分のやり方を押し付けたのは事実だ。
でも、それも元貴のためだと思った。
なのに、素直に伝えられない。
胸の中で言葉が渦を巻く。
(俺が悪いのか……それとも……アイツが頑固すぎるのか……。)
気付けばスマホを握っていた。
頼れる相手はひとりしかいない。
若井「なぁ涼ちゃん……少し時間ある?」
送ってから、しばらく既読がつかない時間が怖かった。
(やっぱりこんなこと言うの、変だよな……。)
でも返事は優しかった。
涼ちゃん「大丈夫。明日会おう。」
それを見た瞬間、安堵と同時に罪悪感が広がる。
——俺は涼ちゃんに嘘をついてる。
ほんとはただのバンドの悩みじゃない。
相手はただの仲間じゃない。
(……涼ちゃんにまでバレたら、俺……どうすんだよ。)
胸の奥でそんな声がした。
⸻
そして次の日。
涼ちゃんと待ち合わせたカフェのドアを開けた瞬間——
「……え?」
そこには同じ顔をしたもう一人が。
元貴と若井が、同時に立ち尽くしていた。
「なんでお前が……!」
「それはこっちの……!」
互いに言いかけて、気まずく口を閉じる。
涼ちゃんは肩をすくめて笑った。
「まぁ……そういうことだよな。二人とも、同じことで悩んでる。」
カップを手にする涼ちゃんの目は、どこかすべてを見抜いているようだった。
おかえりなさい( *´꒳`* )
続き気になります?w
次も♡10おねだりしてもいいですか?
では!!またね〜!!