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僕は咄嗟にその手を払った
シェリン「彼女に手を出そうとするとは……どう言うことですか？ 佐峠 勝さん？」
佐峠勝 とは 彼女を拐った誘拐犯でもあり そうして 連続女性殺害事件の犯人でもある。
佐峠 勝「やめろ！ その名を出すな！」
シェリン「本当に彼女の事を愛しているのならば手を出さないはずですよね？」
シェリン「しかも貴方は連続女性殺害事件の犯人だ。」
佐峠 勝「うるさいっ！」
佐峠は僕に殴りかかってきた。
あなた「やめてよ！」
佐峠 勝「！？」
あなた「佐峠さん。 薄々気づいてました。」
あなた「貴方。私の彼氏じゃないんですよね？」
佐峠 勝「！？何故！」
あなた「私っ！ こんな毎日毎日暴力を振るう人を好きになるはずないです！」
あなた「貴方は優しさの欠けらも無いのに…私が記憶喪失という事を利用して……」
あなた「彼氏面すんな！」
彼女は泣いていた
僕にはわからなかった
何故(あなた)さんが泣いているのか。
あなた「こっちには貴方に殴られたりする証拠！携帯に撮ってあるんです！」
あなた「シェリンさん達まで巻き込む人はもう……」
あなた「彼氏なんかじゃない…です……」
あなた「赤の……他人です」
あなた「とっとと捕まってしまえ！」
あなた「バカっ！」
あなた「バカっ！」
明那「おっ……落ち着いて下さい！(困惑)」
彼女は僕達を傷つけられそうになった為怒ってくれたみたいだ
いつまで経っても
(あなた)さんは優しい人だ
あなた「ｸﾞｽｯ…」
佐峠はらんさんに言われた言葉が刺さったようで、棒立ちになっていた
ーそれから
無事 佐峠勝は逮捕され、(あなた)さんは退院する事が出来た
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