暴力⚠️
モブ「」
過去
仕事からの帰りだった
めんどくさい姫に絡まれて、精神的に参ってたあの日
早く家に帰りたい、明那に会いたいと思って
暗い夜道を歩いた時
突然俺の横を通った車の中に体を引っ張られた
[おわっ、]
なんだ?何が起きたんだ
「よぉ?お前が噂の”不破湊”かぁ?」
なんだこいつ
俺の腕を掴んでいるのは見たこともない大男
とても力ではかないそうにない
[なんっ、やはなせ、]
「よし、車出せ」
その声を聞くや否やもう一人のごろつきのような男が車を走らせる
は
そしてごろつきは手慣れた手つきで俺に目隠しをつけようとする
これもしかしてやばいか?
[おいっ、はなせって、ば]
腕を何度も振り、必死に抵抗をする
このまま連れ去られたら何をされるかわからない
しかも目隠しなんて
絶対にやばい
「っ、ほらっあばれんな゛っ」
「ちっ」
ボコッ
[カッ!?ゲホッ…ゲホッ、っ]
いきなりお腹を殴られた
圧倒的力で殴られた分
一発が重い
「おとなしくしてろ゛!?」
[ゲホッ、ゲホッヒュッ、はぁー]
呼吸が整わない
苦しい
俺が苦しんでいる間に
ごろつきは俺の手足を縛り、目隠しをする
「よしっ、ついたぞ」
ごろつきの合図とともに俺は
肩に担がれるような体制で運ばれる
ある場所に着くとごろつきは歩みをとめ
いきなり俺を放り投げる
[っ、カハッ]
突然の衝撃に声が漏れる
ここはどこだ、どこに連れてこられた?
なんのために?どうして
俺が困惑していると
ごろつきが俺の目隠しを外しながら話を始める
「君No. 1ホストなんでしょ?君のこと目障りだと思う人がだいぶ多くてねー」
「一回痛い目合わせてほしいって依頼が同業者からかなり多くてさ」
そうか、俺、恨まれてたんだ
あんなに仲良く話していた同期のホストが
裏では俺のことを妬ましく思っていたのか
目隠しを取られるとそこには
暗く狭い部屋があった
俺は一体なにをされるのだろう
ボコッ
そんなことを考えているといきなりお腹を殴られる
[ゲホッ、!?カッっ、なん、ッで、]
「ごめんね〜こんなことしたくないんだよ〜?」
「でもまずは”恐怖”を植え付けなきゃね〜」
[い、やっ、やめって]
怖い怖い怖い怖い
手足が縛られていて抵抗ができない
逃げられない
ボコッボコ
[い゛?!ゲホッハァーっ、いや゛っいだい゛]
[ゆる゛っじでっゲホッゲホッヒュッ、っ]
「あははっ!いいなぁ?その顔゛」
[ゲホッっ、ハッっ、カハッ、い、きが]
ボコッボコ
何十発、何百発
俺のお腹にパンチが打たれていく
[や、めでくださッ゛ぃ…ゲホッヒュッ]
ボコッボコ
何度許しを乞うても止めてくれない
そんな地獄の日々が始まった
コメント
1件
深夜にすいません!おい!不破っちを殴るとはいい度胸だな!