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啓悟くんとの電話を切ってすぐの事。



プルルルルル



プルルルルル



あれ誰からだろ



見ると


オールマイトさん。



出ると____




____



っはぁ…はぁ…


息切れしながら

学校の門の前に着く。



黒いいかついオールマイトさんの車が止まっている。



オールマイト「すまん…美姫くん…緑谷少年は…」





電話で



出久くんが、もう大丈夫だから構わないでくださいと言って行ってしまったようだ。



お弁当も…



オールマイト「すまない…泥だらけになってしまって…」


『いえ…』


そう言ってオールマイトさんを見ると


『オールマイトさんも…泥だらけじゃないですか…』



服の裾も、膝のところも、

上着まで泥だらけだ____



「ははは、恥ずかしいけれど渡しそびれてしまった際にツルンとすべってしまってねぇ…」




『そう…ですか…』



お弁当箱を受け取る手が何故か震える。


 

オールマイト「もう…お弁当は必要ないそうだ」



『そう…ですか…』



ゆっくり受け取る。



「では…私はまた緑谷少年のGPSを追って来るよ」


『はい…』


「体は大事にするんだよ美姫くん。」



『はい…ありがとうございます…』



ガチャっ



そう言って


ブーーーーーン


車に乗って行ってしまった。



その後ろ姿をしばらく私は見つめていた。





あなたのおかげで。

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