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・・・また、明日もお昼食べに来るからな…。

ってことは!明日も地獄が…。と明日のことを想像したら絶望で方を落とした

断れるすべはないのかと、一日中考えたけど、何も思い浮かばず、お昼ご飯タイム

もう、逆に教室に居たらいいんじゃない?と思ってしまった

かおりくんと食べていれば、入ってこないのでは?と思い、誘ってみたら…

「かおりくん!一緒に…ご飯…」

「あっ!ゆず!ごめん!実は先輩とお昼なんだ!ごめんね~」と断られてしまった

他に一緒に食べれる人は、唯くんしかいなかったので席の後ろで黙々と食べている唯くんに声をかけようとした瞬間、月城先輩が教室の中に入り、唯くんを持ち上げてかっさらっててしまった

もちろん、唯くんを教室に連れ出した後から唯くんの食べていたお弁当を丁寧に持っていってね

ということは…地獄が見える

なんてこった!絶対にやだ!食べたくない!無理!

1人になれる場所…。と頭で校内をイメージして探す

そうだっ!トイレ!と思い、トイレに行く途中に一条様が来てしまい

「ゆず、そのお弁当箱はどうしたのかな?」と聞いてきた

「ええっと…」と誤魔化す

「まさか、俺から逃げるために?」

そのまさかですよ一条様。「はい」

「でも、ゆず」とほっぺたをツンと人差し指で押してきた

「逃げようとしたって無駄だから。運命は変えられないんだよ。さっ、行こう」

ぐぬぬぬ…ムキャ!「絶対に変えてみせるもん!」

「ゆず、そろそろ認めたらどうだ、事実なのは変わらない。なぜそんなに拒む」

それは…「言いたくないです」

「そう。ゆずが言いたくないんだったら調べればいいだけの話だからな。じゃあ、飯食べよう」と腕を掴まれそのまま引っ張られた

…僕は本当に一条様と一緒に食べたくない。だから「あなたと一緒に食べたくないです」と正直に言った

すると一条様は「ふーん、せっかくプリン買ってきたのにな」と意地悪そうに言い、腕を離した

プ、プリン…

プリンかくだらない話か…

プ、プリン…ゴクリッ…と喉を鳴らす

「行きます!プリン食べたいので」

「あぁ、行こう」

全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡【一次創作】

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