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テラーノベル(Teller Novel)
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たった今、朝ごはんが決まった。

大きな魚だ✨(食べ残し)

唾を飲み込み、1番美味しいお腹の所から食べようとしたその時。

「に”ゃ”る”〜〜…」

という声がして、目の前の魚の半分が消滅した。

横を見ると、この辺りでは誰もが怖がるボス猫が、髭にかすを付けながらもクチャクチャとそれを食べていた。

その目はどうしようも無くギラギラと光っていて、僕は逃げ去るしか無かった。


その後もご飯を見つけられる事は無く、どんどんおひさまが昇って行く事だけがわかった。

でもこんな事、僕みたいに弱っちくて階級も下な野良猫なら日常茶飯事。それだけで気にかける事は無い。


そしてまた僕は”ご飯探し”へと向かうのだった。

愛情を知らない猫。

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