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あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします そして今回も神作でした 供給をありがとうございます神様 姫初めって良い言葉やな!! こういうね現実も絡めながらの 甘々が心をふわっと包んで… いつのまにかしんでるってね☆ こんなやつだけど! 今年もよろしくね!(2回言う馬鹿)
姫初め…ということは!! 壁になって見守らせていただきます。 はぁ…尊すぎるꈍ .̮ ꈍ 今年もよろしくお願いします⸜❤︎⸝°・*:.。.
ペタンっ、ペタンとスリッパの音が響く廊下
少し明かりの漏れた部屋に向かって歩く
、
、
、
カチャッ
「ん……?いらっしゃい、?」
パソコンを弄っていた彼が振り返る
綺麗に整理された部屋と洗われ綺麗になった髪
柔らかいその笑顔が可愛くて近付く
「配信おつかれ様っ」
「おー、おつかれ」
ついさっきまでしていた配信
愛おしいリスナーと共に越した年で
彼に会いに来た、という訳だ
「改めて去年はありがとう。今年もよろしくね」
「こちらこそ、今年もよろしくな」
ふわふわと柔らかい雰囲気に酔って
何となく、ベッドに腰を降ろす
「去年、色々あったねぇ」
「そやなぁ」
カチッ、とパソコンの電源を消して
彼はこちらに歩いてくる
「嬉しい事も、辛い事も多かったな」
隣に腰を降ろすと、彼は小さく笑った
多くの人に見て貰えるようになって
活動の幅も広がって。
その代わりに好きな事を好きな様に出来なくなって、アンチも増えて。
そんな事を目の当たりにする年だった、気がする
「うん、」
頭を何度抱えたか、
何度下唇を噛んだか。もう思い出せない。
「でも…」
「?」
「まろが傍におってくれて、助かった」
「、!」
いつだって俺の隣にはあにきがいて
「ずっと、大丈夫って支えてくれたやん?」
俺の方そこ そうだよ、
「俺も、あにきにずっと支えられてた」
「あにきの歌で人は救えるよ、
俺を救ってくれたように」
あの日俺に魅せてくれた色褪せない 光のように。
いとも簡単に俺を救ってくる 彼の優しさのように
「…まろがいて……良かった、」
「まろがいてくれるから、俺はまだ、」
「ここで歌おうって、思える」
確かに宿った強い決意
嗚呼、こういう所が 俺はきっと
好きで好きで、たまらないんだ
「ありがとう、まろ。」
「大好きやで」
珍しく甘い彼の声にふわっ、と脳が麻痺し出す
「俺も、大好き」
抱きしめようと腕を広げれば
同じタイミングで彼が抱きついてきて
「今年も、傍におって」
ふへへ、と砕けた柔らかい笑顔
きゅぅぅっ、と心が締め付けられる感覚。
もう、本当に
「っ、愛してるあにき、、
ずっと、一生傍にいたい、」
抱きつく彼にゆっくり体重をかける
気がつけば押し倒したような形で。
「ちゅー、してもいい?」
一瞬迷ったその瞳
だけど小さく頷いた
軽く響いたリップ音
赤く染った頬が可愛くて そっと撫でる
「俺だけの…あにき、」
もう一度キスを落とせば
次は少し、深いキスで。
甘い声が耳を撫でる
「姫…初め、だっけ」
「っ、////」
耳まで赤く染った彼が愛おしくて
「1番、貰うね。」
「…、好きにしろよ、//」
彼と一緒にまた素敵な一年を過ごせますように
ただそう、願うのだった