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START!!
(今回もキャラ崩壊が大きいぞ☆注意してね!)
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「…ここは…」
ナイト「だから…俺の家…」
「うん…まさかこんなところにあるとは思わんかったよ…()」
※場所は想像してみてね☆※
「で…ちょっと色々聞きたいんだけど…良い?」
ナイト「…(小さく頷く)」
「ありがと。じゃあ…何故…私が”力”を持ってるって…知ってるの?」
ナイト「…」
ナイト「…思い出す…は…無理な話か…」
「え??ん??どういう事??」
ナイト「…昔…お前…”ルード”に…いたろ…」
「!」
「…はぁ…」
「思い出したくなかったよ、そんなの…」
ナイト「…俺もだけどな…昔…そこに行ってた…」
「え、そーなの!?」
ナイト「ま…あの時は…まだ姿が違ったから…わからないだろうが…」
「…そーだね…思い出したほうが良さそうね。」
「…じゃあ…私の過去を…」
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…それは…大昔の話。
人間。
モンスター。
そして…
異形。
という種族があった。
もちろん、今もある。
..が、異形は今は絶滅危惧種になり、厳重保管されている。
私は元々”異形”だった。
・・・異形にも、もちろんいろんな種類?種族?がある。
獣・魔物・幽霊・浮遊・透明・植物
など…もっと他にも、色々な種類があったんだ。
そのうち…私は「獣」だった。
獣でも「猫」だった。
…でも
生まれつき、障害異形だった。
あ、障害異形っていうのは、
生まれつきに
目が見えなかったり
聞こえなかったり
腕や足が動かせなかったり
喋れなかったり、
五感があんまり動かなかったり。
様々な障害を持っている人のことを障害異形って言うんだ。
もちろん軽障害異形も居る。
ときには酷かったり、軽かったりする。
もちろん、このまま過ごしていく、っていうのもありだけど…
不便だよね。
だから….
さっきナイトが言ってたように…
特別障害異形治療施設の「ルード」に行かされ、治療を受けるまでずっとそこに住む。
ルードの中には、教室、食堂、スポーツ室、睡眠室、治療室などと言った、
学校+病院が混ざった感じの特別な施設だった。
その時のわたしは…なんだっけな…
「空風翠」っていう名前だったかな…
ナイト「…翠…?」
「?どうかした…?」
ナイト「…いや…何でも無い…続けて…」
「あ、うん」
で..
障害異形番号が..No.00023。
結構早めだったんだよねー..
異形名は…不死身と氷。
障害異形は…発声禁止。
当時はキツかったなー…笑
ずっと紙とペンを渡されて、それに文字を書いての繰り返し…
あれ地味に疲れるんだよね()
まぁでも…同じように障害異形の友達が居た。
名前は思い出せないけど…
とにかく凄く仲良しだったのは覚えてる。
勉強するときや運動するとき、食事だっていっつも一緒だったなぁ….
でも名前だけ忘れちゃった!
…
でも…
そんな楽しい日々を過ごせたのは
あの日で幕を閉じた。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
(✗月✗日✗曜日)
翠「…」
今日…が…8回目の治療日…
1回目は大まかな手術。
2回目は喉の手術。
3回目は口の手術。
4回目は魔法の手術。
5回目はかるーく喉の手術。
6回目は2回目の喉の手術。
7回目は魔法の手術と喉の手術。
言うけど…もう治療には慣れた…
麻酔されて…喉や口を色々されるだけ。
もはや実験だよ。
慣れたことだから関係ないけど。
あと…そのおかげで…少しだけど…本当に少しだけど…!かすれた声が出せるようになってきた。
でもまだ紙は必要だった。
まぁ友達の■■■ちゃんは何回も応援してくれてたけど..。
…まぁ、応援してくれるのは嬉しかったけど。
モブ「翠さーん!治療の時間です!」
翠「…!✍(今行きます)」
モブ「えー…今回が8回目の手術、と」
モブ「もう8回目ですかー…慣れてきちゃいましたね」
モブ「まぁな!..だが手は抜いてはいけないぞ」
モブ「はいっ!」
翠「…(今回も喉をいじられるだけ。治りやしない。)」
そう思っていた。
…いつものように椅子に座らされ、麻酔をかけられて眠る。
..そう…思っていたのに。
翠「…(あれ…?麻酔は…?)」
まったく眠くならなかった。
翠「ぁ”….(やば…声が出せないし紙もペンも無いから伝えられないッ…!!)」
モブ「それでは治療を始める」
モブ「はい!」
モブ「では、いつものアレを」
ガチャガチャ…
翠「(まずいまずい…!!このままじゃ本当に始まっちゃう…!!)」
どうしよう…!!
このままじゃ激痛で死んじゃうよ…!
モブ「では、入れるぞ」
翠「(やめ―――!!!)」
ブチャッ…
鈍い音が響いた。
翠「(―ぁ”あ”ぁ”あああ”あ”っ….!!!)」
叫びたい。
叫びたくても叫べない。
今すぐ伝えたい。
”麻酔が無いよ”と。
でも伝えられない。
声が出ない。
声が
声…
ブチャッドゥルルルル!!!
翠「(もう無理――!!!)」
その時だった。
翠「ゔあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!」
モブ「!!?」
モブ「何!?翠!?今お前…!!」
ついに…私は…声を出せた。
が…
その振動でかも分からないが…
痙攣とかでも分からないが…
とにかくパニックに陥っていた。
翠「ゔああ”ぁあ”ぁあ”う”あ”アアア”あああぁあ”!!!!!!!」
モブ「翠ちゃん落ち着いて!!」
モブ「至急!!緊急治療室に向かうぞ!!」
モブ「はい!!!」
フフッ…♪
翠「(…?今…笑い声…)」
気のせいか..?
嫌…今はとりあえず…喉が焼けるように痛い…
眠たい…寝たい…
…目覚めたときにはもう真っ白な天井だった。
翠「ここは…」
翠「っ!!?」
え…!?喋れてる…!?
翠「え、な、んで…!?」
さっきの実験のおかげか…
いつしか喋れるようになっていた。
翠「…でも…やっと…喋れた…!!」
嬉しい。
皆にとっては”喋る”ことが普通なんだろうけど、
私にとってはとてつもなく嬉しいことだ。
モブ「!!!!!翠ちゃん!!!!!」
■■■「翠〜〜〜〜っ!!!!(泣)」
翠「…あ、せんせーと■■■ちゃん」
モブ「良かったぁ…!!喋れるようになったのね!!!」
■■■「もう!!!本当に心配したんだからね!!!??(泣)」
■■■が翠に抱きつく
翠「ちょ…せんせー…苦しいってば…」
■■■「いや…だって!!めっちゃ嬉しいんだもの!!」
■■■「あはぁ…なんだか…ナミダまで出てきちゃうわ..(´;ω;`)」
翠「うぇい■■■!!?泣かないでよ!!!?」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
…その日はとにかくカオスだったなぁ…
家族も来て、友達も居て、せんせーも居た。
お見舞いのりんごが世界一美味しくて…笑
…
でも…
悲しいことがあった。
「ルード」は”障害異形者”を治すための施設。
つまり…
私は治療に成功したから、もう”障害異形”じゃない。
普通の獣属性の女の子だった。
だからもう「ルード」にいる必要はなかった。
もちろん、それは仕方のない事だよ。
ルードの約束でもある。
「障害異形が治ったらすぐに帰ること。」
…仕方なかった。
「仕方なかったんだよ…」
…そして、せんせーや■■■ちゃん、治療のおせわになった人達全員にあいさつして…
私は「ルード」を出た。
”生まれ変わろう”
”残りの人生を楽しもう”
そう..決意した…ばっかりだったのに。
…数日後、親が交通事故で死んだ。
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お疲れ様です!
どうもラルセイのスリープから目覚めた代理だよ!☆(良かったです…)
今回はEnterKeyが多すぎる笑
「”EnterKeyが多すぎる笑”じゃないんだけど!!!???」
クリス「ゔえ…悲惨すぎる…」
スージィ「情報量多すぎだろ…治療して声が出ると思ったら親友と別れて最後には親が交通事故で死んでよ…」
ラルセイ「うわぁ…今回出番無かったけど泣けるよ…(泣)」
「泣いてんじゃん()」
後ほとんど後半保存なしで書いたから
めっちゃドキンドキンしてた()
「それくらい急いでたってこと?」
いや、それくらい集中して保存のことすら忘れてたってこと☆
クリス「それで保存忘れて書き直ししたらどーすんの…」
大丈夫☆それ前回なったから☆
クリス「なったんだ…」
って言うわけで次回予告!!!
今回「夢の過去①」
次回「夢の過去②」
お楽しみに!!!
「もうこの先の予想が付かない()」