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〈凸もり視点〉
俺は自分で言うのもなんだけど、幸せだったと思う。
優しい両親が居て、まあ裕福と言っててくらいには余裕があって、毎日楽しかった。
…そんな日常、あっという間に壊される物なんだけどさ
俺が10歳ぐらいのときだったっけ。
ある日、外で沢山遊んで夕方に家に帰ってきたんだよ。
「父さん!母さん!ただいまー!」
…あれ、いつもなら直ぐ返事くれるのに。
俺は不審に思いつつ、リビングに向かった。
「………………………え」
そこには、血塗れになって倒れている両親がいた。
「と…父さん!?母さん!?」
え、なんでなんで、なんで二人が
[ああ…なんだ。子どもがいたのか。]
だ、れ…?
見ると、武装した集団が銃を俺に構えていた。
[まあ、子どもはいいだろう。依頼内容にないしな。]
依頼って、なに…?俺どうすればいいの…?
集団は、ずかずかと歩いて家を出て行った。
…してやる、復讐、してやる…
この恨みは、今になっても消えていない。
そっから殺し屋として依頼をこなしながら、両親を殺した集団を探していた。
まあ色々あってodmnに入るんだけど。
そして…さもさんが入って少し経ったくらいのことだった。
「…あれ、蒼天また組織と協力関係結んだのか。」
蒼天は無駄に権力がある。だから蒼天に声を掛けられた組織は嫌でも協力しなければならない。
書類を見て、俺は愕然とした。
それは、俺が長年探してようやく突き止めた、両親を殺した組織だった。
駄目だった。もう限界だった。
散々蒼天の無茶振りに応えたのに。
八つ当たりだってのは分かってる。
けどどうしてもあいつらを形式上ではあるものの、仲間として見ることが出来なかった。
…もう、全部終わりにしよう。
もう十分頑張ったし、odmnは俺が居なくてももう大丈夫だ。
「…………………と、まあ…こんな感じなんだけ、ど…」
俺は戸惑っていた。
何故かというと───
「ふえんんえええええん!!!!!!凸さんごめんなのだー!!!!!おどろくリーダーなのに、凸さんが苦しんでるの気付いてなかったのだー!!!!!」
おどろくさんが目の前で大号泣していたからだ…
俺も、おどろくさん除く皆も、さっきまでの悲しげな顔が嘘のように、苦笑いをしていた。
「雰囲気台無し…」
「まあこれがodmnですよね。」
あー…やっぱ…
「俺、やっぱりodmnの皆と一緒に居たいな。」
呟いた瞬間、おどろくさんは泣きやんで微笑み、皆も笑顔で俺を見た。
「それじゃあ、お家に帰るのだ!皆でね!」
コメント
2件
すっごい感動…ttさんやめちゃうのかな…とか思ってたらodrkさん大泣きで大爆笑してましたwこれでこそodmn!続き投稿ありがとうございます!待ってました!