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「俗に言う転生ってやつ?」
「あ、ぴくと!早いじゃん、おはよー!」
どうしよう!目を覚ました!
この作品は実在する実況者さんの名前をお借りした2次創作となっています。ご本人たちとはなんの関係もありません。腐向けではありません。何か問題があった場合はこっそり教えてくださると幸いです。
それでは、どうぞ___________
下段のベットには人狼リーグの時のイラストのような容姿のらっだあがいる。あれ、僕の容姿も変わってるのかな?
「どうしたの、ぴくさん」
「あ、あー、えっと何でもない。おはよう。」
「あはは、おはよう!」
このらっだあは『ぴくさん』と言った。ここでの名前はリアルの本名じゃなくて、ぴくとなのかな。
この不思議な世界にいる間は、ほんとの世界では時間は止まっているのだろうか。そうでないと困るんだけど。僕にはお腹が空いているだろう可愛い猫二匹と、百万人以上の視聴者がいるんだ。
カイシャ?…そういやそんなのもあったな。(現実逃避)
もしこの世界にいる間むこうの世界では時間が止まっているとして。問題はこの世界がどんなものかなのだ。らっだあを見るに『人狼リーグ』である可能性が大だけど…
ふと部屋を見渡すと、二人分のラケットと体操服があった。
マイクラ人狼リーグじゃん!!!
「ねぇらっでぃ」
「んー?」
「らっでぃって今何歳だっけ」
「もしかして今から誕生日プレゼント用意してくれんの!?」
「俺高校三年だろ?お酒はまだ飲めないからプレゼントにはやめてね!」
マイクラ人狼リーグじゃん!!!
(二回目)
ということは僕は今高校二年生なのか…。他のメンバーもいるんだろうか?
これまた見覚えのある服に着替え、なんだか上機嫌ならっでぃと食堂に行った。この学校は寮制みたいだ。さっき鏡を見るとやっぱり容姿が変わっていた。カレンダーを見ると一週間後に
『人狼リーグ開幕日』と書かれてある。
まじかぁ。動画とは変わるのかな。
食堂に着く。なんだか見覚えのある人が沢山いる。
「朝から海老フライは無理ですよ…」
「海老フライ食べるのに日和ってるやついるぅ~~?!!」
「ホントそれ好きすぎですよね」
「なになに~」
「夜遅くまでゲームさせるぺいんとさんが悪い」
「ぴくと、俺無視されてんのかな」
「声がちっちゃいんじゃないですか」
「~~~~っすぅぅぅぅ、」
「「うるさいらっだあ!」」
鼓膜は死んだ。
らっだあは先生からお叱りを受け、不貞腐れながら授業に行っていた。
どうやら知識も皆と同じ高校生程度になっているらしい。クラスはしにがみくんと一緒だった。ガ、ガチファン…。
「ぴくとさんは人狼リーグ自信ありますか?」
「PVPになったら終わりだな」
「えーまじですか!」
「だって俺元々そんな上手くないじゃん?」
授業もクラブも終わり、部屋に帰ってきたときは異様な程体力が減っていた。体力も高校生並みなのか。
「なんか今日ぴくとめっちゃ疲れてない?」
「そうですか?」
「うん」
「気のせいじゃないすか」
「ほんと?」
「ほんとっす」
「わかった、おやすみ~」
「おやすみなさい」
すぐ寝息が聞こえてくる。だがここで寝るわけには行かないのだ。次同じことがあった時のために、日記を書いておく。
『寝て起きたら人狼リーグの世界線に転生した。ここでは高校二年生。一週間後に試合があるらしい。体力も知力も高校生並みになってる。』
どうも夜魔です。これからも連載頑張ろうと思います!♡やコメント、フォローしてくださるとすごく嬉しいです!