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疲れた体をベットにうずめるとすぐに睡魔が襲いかかる。きっと次起きるときにはもとの世界だろう。僕は頬をつねっても痛みを感じるような不思議な夢を見て寝坊していて、お腹を空かせたぐーちゃんとあめちゃんに怒られながら会社に行く用意をしてるんだろうな。
この作品は実在する実況者さんの名前をお借りした2次創作となっています。ご本人たちとはなんの関係もありません。腐向けではありません。何か問題があった場合はこっそり教えてくださると幸いです。
それでは、どうぞ________
目が覚める。綺麗な木材で作られた天井が見える。…あれ?元の世界に戻ってるんじゃないの?
あの寮の部屋とも違う。今度はどの世界線なんだ!帰らせてくれよ!猫たちもきっと待ってるからさぁ!
改めて部屋を見渡すと随分散らかっている。床には地図や本が散らばっていて、どっしりした木の机には紙が沢山おいてある。
…どんな世界か想像がつかない。少なくとも現代日本にこんな部屋はそうそう無い。
ジリリリリリ!
黒い電話が鳴った。出たくなんてないが、きっと出ないと話が進まないだろう。
「…はい」
『あ、ぴくと?』
「らっだあさん?!」
『うん、そうだけど』
「どっ、どうしたんですか?」
『ちょっと用事があってさ、そっち着くの遅れるかもしれないや』
「も、もちろんいいっすけど」
『オッケー、皆で行くわ!』
「わかりました」
また、らっでぃ?どのらっでぃ…?皆って…、もしかしてらっだあ運営の皆?
腕時計を見れば[8:12]とある。らっだあたちが来るまでに自分の職業等を確認しておかなければいけないんじゃないかな。
「え~~~~っめんどくさーい」
予定が書かれたカレンダーを探すのが効率いいんだろう。前もそうだったし。だけどさ、散らかりすぎじゃない?!カレンダーって普通壁にかけてないの?なんでこんなに見つからないの?
まずここがどこかを知るために地図を見た。だけど、
「何この地図…」
世界地図と思わしきものは大陸の形も、国名も何もかもが違っていた。只その中に目をひく国名が幾つかある。
「ワイテルズ国、らっだあ国、日常国、我々国……」
絶対あの人らじゃん。しかもかなり大きい国だし。僕はどこに住んでるんだろう。
部屋を物色していると端末を見つけた。おい物色って人聞き悪いな。ここは(多分)俺の部屋だぞ。
端末にグー○ルアースがあったので開く。履歴にあった<自宅>を検索すると、お馴染みの国名たちのすぐ近くにあった小さい緑の島を矢印は指した。
「ここ?名前は、ぴくと島?」
そのまんまやん。というか名前からして俺かなり重要な立ち位置なのでは?
これまたグー○ルで『ぴくと島』と検索する。グー○ルはどの世界線でも便利だなぁ。
『ぴくと島:知る人ぞ知る情報屋であるぴくとの拠点がある。』
まじで?俺情報屋なの?
きっと今の自分はポカンと間抜けに口が開いていただろう。
この世界線を全く知らない自分が情報屋に転生するとかマ?
どうも夜魔です。だいぶ投稿サボらずにやっている…と思いたいです。前回の作品に♡してくれた皆さん、ありがとうございます!応援を糧にして頑張ろうと思います!