テラーノベル
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俺の指が太ももをゆっくりとなぞる度、
元貴の体が小さく震える。
その反応が、もっと触れたくなる衝動を煽る。
ふいに、手がそのまま太ももの付け根―
―お尻の方へと、滑っていった。
元貴『……っ!///』
元貴の身体がびくっと跳ねて、
肩を小さくすくめる。
柔らかい感触が手のひらに伝わり、
それだけで全身が熱を帯びていく。
滉斗『ごめん……元貴、嫌だった、?』
問いかけると、元貴は顔を真っ赤にして、
元貴『……や、…っ、若井……////』
と潤んだ瞳で僕を見上げてきた。
その声も、表情も、全部が愛おしくて、
もう少しだけ――と、俺の手はそっと
お尻に触れたまま、元貴を抱きしめ直し、
また、柔らかな太ももの感触に、
指先が自然と滑る。
元貴の呼吸が少し深くなり、
恥ずかしさに震える声が耳に残る。
――このまま、もっと元貴を感じたい。
気づけば、手は太ももの付け根から、
そっとお尻へと移動していた。
服越しでもわかる、丸みのある柔らかさ。
その感触に、俺の体温も一気に上がる。
押しつけるんじゃなくて、優しく、撫でるだけ。
だけど、その微かな動きだけで、
元貴の声が変わる。
元貴『ん……、っ、///』
抗うでも拒むでもなく、
ただ少し体を窄(すぼ)めて、
俺にしがみついてくる元貴。
その小さな反応が、堪らなく可愛くて―
―気づけば顔を近づけていた。
汗ばんだ前髪をそっと退けて、
涙と余熱の残る頬にキスを落とす。
滉斗『元貴、大丈夫?』
問いかけると、小さく頷いて、目を逸らす。
指が彼のお尻をゆっくりと撫でるたびに、
呼吸がまた小さく跳ねる。
気がつけば、俺のもう片方の手が、
元貴のワイシャツのボタンへと伸びていた。
胸の前でぎゅっと掴んでいた手を、
そっと外してあげて、
ゆっくりと、上から二つ目のボタンを外す。
元貴『――や、若井……こんなの…///』
まだほんの少し涙の残る声。
でも、明確な“やめて”じゃない。
その隙間から覗く、白い首筋と鎖骨。
自分の指だけの特権で触れる場所。
滉斗『俺にだけ、見せてよ』
そう囁きながら、指先で胸元をなぞる。
ワイシャツの生地越しじゃない、
生の、体温のある肌。
なぞったその瞬間――
元貴の背筋がぞくっと震える。
元貴『……ふぁ……、///』
思わず漏らした声が、また僕の理性を刺激する。
お尻に添えていた手が、愛しさのまま
強くなりそうになるのを、懸命に抑えた。
滉斗『ごめん、
こっちまでおかしくなりそう…』
だけどもう、唇も、手も、止まらない。
首筋をそっと歯でなぞり、
指で少し膨らんだ胸を緩く通る。
やっぱ、他の男と比べて、
筋肉がしっかりしていて、
胸が少し膨らんでいる。
元貴は瞳を潤ませて、僕の方へしがみつく。
その体温と鼓動、全部が愛しくて、
滉斗『俺にだけは全部見せろよ』
胸元に熱をこめて、そう囁いた。
僕はそのまま、
彼のお尻を包み込むように撫でながら、
ワイシャツの隙間からもう一度、
肌に指先を滑らせた。
コメント
10件
最高すぎて♡1000にしてしまった、笑
なんか2人の関係いい感じになってきた!!この先もずっと待ってます‼️