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何だろうすんごい好き(語彙力消失)
”共犯”
最初から、これは許されないものだった。
誰かに見つかれば壊されるし、止められるし、
名前を与えれば汚れてしまうような関係だった。
だから二人は、名前を呼ばなかった。
ただ、そこに“いる”ことだけ確かめあって。
夜はいつも、やけに静かだった。
静かすぎて、
自分の呼吸の音が他人のものみたいに聞こえる。
sypはバルコニーに立って、
煙草を吸いながら外を見ていた。
見ているというより、
「帰る場所を数えている」ような背中だった。
syp「…なぁ」
振り返らずにsypは続ける。
syp「もし、ここが終わるとしたら」
俺は少し間を置いてから答える。
ci「…もう終わってる、やろ(笑」
それは冗談ではなかったし、絶望でもなかった。
ただ事実として、そこに落ちていた言葉だった。
いとも当たり前で、ただただ其処に”あった”から
sypは笑った。小さく、壊れた、歪んだ音で。
そして煙草の先っちょを灰皿に押し付けながら
syp「じゃあ、どこまで行っても同じやな」
_そう呟きこっちに向き直った。
一等星七号
763
#我々だ
躁鬱
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#ご本人様には関係ありません
パグモチ(テスト期間中~低浮上
1,389
その夜、
俺達は初めて“未来”という言葉を避けなかった。
代わりに、“終わり方”の話をした。
逃げる場所はない。
戻る場所もない。
日の光もなければ、優しさもない。
残っているのは、互いの輪郭だけだった。
依存と言えるほど、
互いに互いしか見えなかったのだ。
それでも不思議と、怖くはなかった。
むしろ、その事実だけが、
やっと二人を同じ場所に立たせていた。
sypが指を伸ばす。
触れた瞬間、世界の輪郭が少しだけ歪む。
痛みでも快楽でもない、
ただ“境界が溶ける感覚”だけが残る。
syp「…一緒ならいいって思うか?」
俺は答えない。
答えた瞬間に壊れる気がしたからだ。
代わりに、手を握り返す。
その手を両手で労るようにsypは受け取った。
その行為は誓いというより、降伏に近かった。
窓の外では、夜がゆっくりと沈んでいく。
どこかで始まりが終わり、
どこかで終わりが始まっている。
そんな循環の中に、
二人だけが取り残されているようだった。
syp「なぁ」
最後にsypは言う。
syp「もし全部終わるなら、そのときは——」
続きは、言葉にならなかった。
でも俺は分かってしまう。
同じ場所へ行くこと。
離れないこと。
最後の最後まで、
“一緒だったという事実”だけを残すこと。
それだけが、
二人に許された唯一のやさしさだった。
そして夜は、音もなく閉じていく。
まるで最初から、そこに何もなかったみたいに。
_彼らの命は全てを受け入れる海へ戻り、
この2人の現実逃避の永い旅は幕を閉じ、
人生は終わりを迎えるのであった。