テラーノベル
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コメント
2件
前半の部分と後半の部分、それに題名の「不思議の間際」これらの事が全部不思議ですね、前半の怪我みたいな事後半の前半とは全然違う事が書かれててゴチャゴチャになりながら(頭の中)考察みたいのめっちゃ生まれるし…やっぱ凄いっすね✨👏
※この作品はフィクションです
何ヶ月も前のこと
私は恋人と死別をした
自分の心がそれを受け入れ難く
酷く泣いたことを覚えている
でも何ヶ月も経てば
傷が癒されると思い込んで
自分に大丈夫と言葉をかけ続けた
でも今も尚
彼女の死に際の笑顔が
呪いのように思い出される
でも何故だろう
最後の彼女の言葉だけが
あれだけあの日を何度も思い出しているのに
どうしても頭からでてこない
歳と言ってもまだ私は43
記憶があやふやになるほどではないはず
そんなことを
頭の中でいつも考えている
大学の教師をやっていながら
帰り際はその事ばかり考えている
それしか
私は頭にないから
子供たちの思うような
賢明な教師なんかではない
本当は死んだ人間に今でも囚われている
戻らないと分かっているのに
「愛しき死者にあったなら、手を引いて逃げてしまいたい」
とある知人の言葉より