風呂上がり、髪を乾かす時間も惜しんで頭にタオルを被ったまま翔太はノートと本とにらめっこしている。
そんな大切なノートに涎をたらしていたんだからそりゃ飛び起きるわけだと思う。
声をかけると『やって』と返ってきたので、髪を乾かしてあげた。
くせ毛で好きじゃないと本人は言うが、ふわふわの髪を指で梳いているこの時間が俺は好きだったりする。
しばらく経って翔太は本を閉じ、ん〜と唸りながら伸びをした。
わざと俺の横をすり抜け、水を飲んで、暑いからとまだ着ていなかったパジャマの上着をご丁寧に着て、どうだとばかりにソファで今日の講義の復習をしている俺を見た。
💛「誘ってるってことでいいの」
💙「どこが!」
💛「風呂あがってからって言ってたのに、随分待たされたよ?俺もう無理」
💙「仕事なんだから仕方な……」
まだ謎に反論しようとする翔太を引き寄せてソファに倒した。
舌まで吸い上げるとっておきの濃厚なキスをしながら、胸に触る。
ちょっと摘むとすぐ硬くなる。同時に膝を脚の間に差し込んで、勃ちあがり始めている付け根を押し込むように動かす。
💙「んッ、ンッ、あん、はぁん…」
身体を捩る翔太は綺麗だ。唇だって腫れるほど貪りたくなる。
💙「だめ、いく、いくって、あぁ…」
そして早い。ついさっきまでわざと完全装備で寝ようとしていたとは思えない乱れようだ。
💛「やっぱり誘ってたんだ」
💙「はぁ、はぁ」
腰が跳ね、服の中でイッた翔太は荒い呼吸をして答えない。
服汚れちゃったし脱ごうね〜と白々しくズボンと下着を剥ぐ。
わざとゆっくり脱がすと、下着と翔太のものとが糸を引いた。
💙「バカ、いい加減にしろ」
💛「もう欲しい?」
💙「ちが…違わないけど、えっと」
💛「いいよ、わかってるから」
期待でひくひくと動く後ろの口にローションを塗り込み、ゆっくり繋がっていく。
💙「あ、あ、あっ」
律動に合わせた小刻みな呼吸と共に甘ったるい声が漏れる。
ひっくり返してバックで突きながら、『ここが翔太の気持ちいいとこだよね』と下腹部を一定のリズムでぽんぽんと叩いてやる。
中で動いていないのに、翔太は喘ぎ混じりの息を吐きながら腰を振る。
覚えると外から触るだけで感じるって本当なんだな。
💙「あふっ、はっ、はぁ…ん」
2回目の絶頂を迎えながらなおも腰をくねらせる翔太のものを扱きながら 中から再び突くと
💙「あッ……!?」
一声掠れた泣き声をあげ、潮を吹いて、そのまま全身を震わせながら倒れ込んで意識を飛ばした。
💛「あー、またやりすぎちゃった」
いつも後から怒られるけど、可愛いから仕方ない。
後始末をして、床に転がった翔太のスマホのロックを解除して、明日の予定を確認してアラームをセットしておく。
パジャマと下着は汚れたので新しいものに。
こうでなくても1人では何もしない恋人が可愛くて、色々世話を焼くことにも慣れた。
この付き合いも、もう5年目。もうすぐ6年。
翔太は、家族には俺たちの事を知らせずにゆくゆくは一緒になりたいと言っていた。
俺が卒業して就職が決まったら実現してもいいかなと、少し汗ばんだふわふわ髪を撫でた。
コメント
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あのしょっぴーが大学に行ってスクールカウンセラー目指して勉強中なんてすごい‼️でも確かにツライ環境にいたからこそ伝えられるものがあるよね‼️隣に支えてくれるパートナーがいるからこそ頑張れるんだろうな~
阿部ちゃんと同じ手口で服着たままいかされたことに注目していたのですが、忘れてた。人のスマホの予定見てるのどういうことですかw
わーあれから5年も6年も続いていたのね💛💙 安定のお二人でサイコー✨