【蘭竜】
【二度と帰らない愛しいキミへ】
毎度の事ながら注意書きには絶対目を通してください。
〜ATTENTION〜
tkrv腐-
ran×rind
タヒネタ
文脈変
誤字脱字
キャラ不安定
解釈違い
上記が苦手な方は今すぐブラウザバックしてください。そして上記が了承出来る方のみ読み進めてください。
オレの弟は小さい頃からオレに引っ付いて離れなかった。寝る時はよく自らくっついて来る、けれど本人曰く無自覚らしい、そこがまた愛しくて堪らない。毎日毎日”兄ちゃん”と呼んではこちらへ駆け寄って来る、誰にも渡したくない、譲れないオレだけのオトウト。
竜:「兄ちゃんっ!」
蘭:「おーどうしたぁ?」
竜:「この前さー、」
蘭:「…竜胆?」
竜:「ん?あっ、この漫画好きじゃねぇ…感じ?」
蘭:「いや、そうじゃなくてさぁ、何で泣いてンの?」
竜:「泣いてねぇよ?」
竜胆の額には涙の痕らしき物が残っていた。
蘭:「現在形じゃねぇよ」
竜:「あー、感動するドラマ見たからじゃね?ほら、俺今ハマってるドラマあんじゃん??」
蘭:「…… …ふーん。」
竜:「でさ、この漫画に出てくるこいつがさぁー…」
蘭:「ふぁ、竜胆寝るぞー」
竜:「ん。」
深夜隣がもぞもぞ煩いので目を開ければ、何やら何かに魘されている竜胆。額には大量の雫が慌てて伝っていた。
蘭:「…りんど、」
竜:「ん”…ん”~…、、ッ、、」
蘭:「…隠し事はナシって約束したのにな」
竜胆の顎に渋滞する雫を人差し指で拭う
竜:「ふあ、兄ちゃんーっ起きろ」
蘭:「…起きてるっつぅの」
竜:「えっ、はっ?!珍し過ぎじゃね?」
蘭:「ンな驚く事かよぉ…」
竜:「めっちゃ驚くだろ」
蘭:「あー、やっぱ腫れちゃってるなぁ」
竜胆の瞼に手を伸ばし人差し指で優しく触れる
竜:「腫れてる…?何でだろ」
蘭:「………さぁ」
蘭:「竜胆ー、集会行くぞー、あー眠ぃ」
竜:「ン、今行く」
準備をして、とたたたっとこちらへ駆け寄って来る竜胆、あぁ、昔から何にも変わってねぇなぁ。
蘭:「ボス〜」
イ:「…遅ぇよ蘭」
蘭:「いやぁ、竜胆の支度が遅ぇからさぁ」
竜:「な”、っ…、、、」
イ:「…そうか」
三:「あの…」
イ:「黙れ三途。じゃあ集会を始める」
三:「うっす…。」
蘭:「ふあぁ、やべ、眠ぃ」
竜:「兄ちゃん、まだ集会中だぞ」
蘭:「竜胆ー肩貸して♡」
竜:「いいけど、怒られても知ンねぇからな」
蘭:「ンー、って…おわ”っ、」
オレはそのまま地面に頭を打った
蘭:「竜胆ー?何避けてンの?」
竜:「…ごめんな」
蘭:「竜胆ーおいで。早く寝よ」
竜:「ンー、ちょい待って」
そう言い数分して現れたのは血塗れの竜胆だった。
蘭:「は…っ?」
竜:「兄ちゃん!どうしたんだよ、そんな青ざめた顔して…」
慌てて布団から飛び起きれば、どうやら夢だったらしい…早くなる鼓動を落ち着かせながら隣を見れば魘される事も無く、すやすやと寝ている竜胆
蘭:「…まじ、心配させンなって…」
竜:「んぅ……、」
蘭:「ふはっ…かあいいなぁ…、、」
大人になった俺等は相当汚れてしまった。幼少期から常人とは言えなかったが、まさか自分が反社会的な仕事をするなんて、考えるだけで笑いが込み上げてくる。
蘭:「竜胆ー任務行くぞ 」
竜:「ン」
三:「さっさと車出せ灰谷ィ」
蘭:「うるせー(笑)」
竜:「…あ、忘れモンした」
蘭:「おー待ってるわ」
三:「何してンだよ早く出せや」
蘭:「今竜胆が忘れモン取りに行ってンだろー?目無ぇのかぁ?(笑)」
三:「もういい、早く乗れ。俺が出す」
蘭:「ちょっ、やめろよっ…力強…元ゴリラじゃねぇー?」
蘭は有無を言わさず車に乗せられ、車は動いた。入口に立っていた竜胆は呆然と悲しそうな嬉しそうな、よく分からない表情を浮かべていた。
蘭:「車止めろよ春チャンー」
三:「ンでだァ?」
蘭:「竜胆が入口に居ンだろぉ?」
三:「アイツは置いてけ」
蘭:「は?」
三:「とにかく止めねェかンなァ?」
蘭:「…りんど、っ…」
任務中も竜胆のあの顔が忘れられなかった。
蘭:「うっわ、返り血付いたワー」
赤い血…
「兄ちゃん」
蘭:「あー、早く竜胆ントコ戻りてぇー」
三:「口より手動かしやがれ!!」
蘭:「へーへー。」
蘭:「タダイマー。竜胆ー♡」
竜:「兄ちゃん」
蘭:「…なぁ、竜胆が血塗れなンだけど…何でなワケ?」
竜:「気にすんなよ」
マ:「蘭。報告書」
蘭:「今からやりまーす」
竜:「…兄ちゃん、返り血だらけだな」
蘭:「そー。ラットが逃げ回っからさぁ」
竜:「…兄ちゃん”は”綺麗で居て欲しい」
蘭:「帰ったら風呂入るワー」
ちゃぽん…
蘭:「はぁ、、疲れたぁ」
「苦しい」
蘭:「ン?竜胆ーー?何か言った?」
ガララ…
竜:「どうした?何も言ってねぇけど?」
蘭:「聞き間違いかぁ?」
「助けて」
違う、これは竜胆の声だ
蘭:「竜胆、?おいで…?」
竜:「やだ」
蘭:「…あ?」
竜:「言ったでしょ。兄ちゃんには綺麗で居てほしいって」
蘭:「もう風呂入っただろぉ?」
竜:「違ぇよ、兄ちゃんが汚ぇンじゃねぇよ。俺が…」
ピー…ピー…ピー…ピー…。
蘭:「あ…?」
三:「!!」
三:「大丈夫かよ!!蘭、ッ」
蘭:「うっせ…」
九:「蘭、やっと目覚ましたのか」
蘭:「あ?やっと…って何だよ、オレは今日任務を…」
三:「…テメェは2週間も寝てたンだぞ」
蘭:「2週間…??は?」
マ:「竜胆はタヒんだ」
三:「ボ、ボス…ッ、いきなり言…」
蘭:「…竜胆がタヒンだ?ボスー冗談やめろよ」
マ:「嘘じゃねぇ」
蘭:「…竜胆がタヒンでオレだけ生きてるっておかしくねぇ?」
九:「何もおかしくはないだろ」
蘭:「…ずっと、ずっと竜胆が夢に出てきて、オレに助けを求めてた」
「「「……。」」」
蘭:「でも、助けてやれなくて…近付いてもどんどん遠くに行っちまって…」
途端誰かに抱き締められる。ただ、感触は無かった、けれどしっかり目に見えた…そこに居たのは…竜胆だ。
竜:「兄ちゃん…大好き」
血塗れのまま…昔から変わらない笑顔ではにかむ
蘭:「りん…ど…」
竜:「ちゃんと会いに来いよ…?」
蘭:「今から…今から行くワ」
竜胆の為ならこんな命…簡単に捨てられる、
俺は自身に引っ付いた管を外し酸素マスクを取る。
何やら周りが騒がしい、薄目を開ければ慌てまくる同僚。
蘭:「…俺等は…2人揃って…灰谷なンだよ」
どちらか1人でも欠けたりしたら、それはもう灰谷じゃねぇ。
竜:「来ちゃったンかよ…(笑)」
蘭:「オマエがオレを残すのが悪ぃンだろー?」
竜:「…まぁな」
蘭:「…やっと、安心出来る…」
竜:「?!兄貴、泣いて…ンの?」
蘭:「…兄ちゃんもう無理だワー、強がれねぇ…」
竜:「……」
竜:「おいで、兄貴…思う存分泣いていいから」
蘭:「……ッ、っ、ぅ…、、ぁ、」
竜:「兄ちゃん溜め込むタイプだもンな」
オレは竜胆の胸に顔を埋め泣き喚いた…大人ながらに恥ずかしいけれど…。竜胆の鼓動音は聞こえなかった、そらそうだろう…タヒんでるんだから
灰谷という苗字を継ぐ気は無かった。灰谷は俺等だけで充分だから。
「「愛してる」」
出来る事なら今日【思った事が見えてしまう三途クンのオハナシ♡】を投稿したいな…。
2回連続シリアス系でごめんなさああい😭
イソップ・カール受け書きたすぎてやばい…。
容姿 性格 声 全部好きやわ……
最近運営厳しくなったわね…えちえち投稿出来なくなるかな…、、まぁ消されたら消されただね。
では、また次回の投稿でお会いしましょう。
see you again☻
コメント
18件
即フォローしました!!
涙止まんない…( ;ᯅ; )
悲しい感じで、どろどろな灰谷兄弟の作品作れますか……?リクエストです!