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#ご本人様には関係ありません
ち び
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「お前、声でかい!」
「仁人うるさいわぁ。前見て、ちゃんと運転に集中しやん」
「してるわ!太智、何もしてないだろ。ナビしろ!」
「ごはん屋さん調べてんやん。何食べよかなーって」
「それナビじゃないだろ!」
「でも重要やん、ごはん」
「助手席は運転手のサポート役だろ!」
「仁人だってなんか食べるやろ」
「俺は運転してんの!」
太智は怒られているのを完全にスルーして、ペットボトルを開ける。
ごくごくと水を飲んでいると、仁人が横目で見る。
「おい、俺にも水飲ませろ」
「なんで僕が!?」
「蓋開けれないの」
「あとで飲みぃや。仁人、なにそんなプンプンしてん」
「お前のせいだよ!」
「僕なんもしてへんけど」
「それが腹立つんだよ!」
前方の二人は、今日も絶好調だった。
仁人が運転席。太智が助手席。後部座席では、勇斗、舜太、柔太朗がそれぞれ好き勝手に過ごしている。
「……また始まったね」
柔太朗が笑う。
「毎回やってんなぁ」
舜太もスマホから顔を上げる。
勇斗が苦笑した。
「太智が煽るのも悪いけど、仁人も毎回乗っかるからね」
「それな」
三人とも、もう止めようとはしない。
いつものことだから。
やがて車の揺れが心地よくなって、後ろの三人はそれぞれ眠りについた。
*
「っはははは!」
仁人の爆笑で、車内の空気が揺れた。
「……ん?」
「……うーん……」
「……なに……?」
柔太朗、舜太、勇斗が、ほぼ同時に目を開ける。けれど三人とも、まだ寝起き。
身体を起こす気力もなく、ぼんやり前を見た。
「いや、それはおもろいって!」
太智が大きな身振りで話している。
「やろ!?」
「だってお前、それ前も言ってたじゃん!」
「え、覚えてたん?」
「覚えてるわ!」
仁人がまた笑う。
太智もつられて腹を抱える。
「でな、そんときやばかったんよ!」
「待って、そこからもうおかしいんだって!」
「なんでよ!」
「普通そんなことしないよ」
「僕はしたんやもん」
「それが面白いんだよ!」
二人で笑う。
さっきまでの小競り合いが嘘みたいだった。太智は話すたびに手が大きく動く。
仁人はそれを聞きながら、何度も笑う。
しかも、太智が話の途中で言葉に詰まれば、
「それ、あれだろ?」
と仁人が先回りする。
「そう、それ!」
太智が嬉しそうに笑う。
後ろの三人は、まだ何も言わない。ただ、眠気の残った頭で二人の会話を聞いていた。
柔太朗は目を細める。
勇斗はぼんやり二人を眺める。
なんだか、心地いい。二人とも楽しそうだ。
普段から言い合いはするけれど、こうして並んでいると、やっぱりお互いのことをよく分かっているのが伝わってくる。
勇斗は特に嬉しかった。
メンバーみんなのことが好きだから。
太智が楽しそうなら嬉しい。
仁人も楽しそうなら、なおさら嬉しい。
できれば、このままもう少し聞いていたい。そんなふうに思っていた。
気づけば、三人が目を覚ましてから十分ほど経っていた。
「それでさ」
太智がまた話し始める。
「僕、それ聞いた瞬間――」
「わはははは!」
仁人が耐えきれず笑う。その瞬間。
「今日は仁ちゃんも太ちゃんも仲ええなぁ!」
舜太が寝起きの声でぽつりと言った。
「……。」
太智と仁人が固まる。勇斗がすぐに、
「ばか、シッ」
と小声で舜太を止めた。けれど、もう遅い。太智がゆっくり振り返る。
仁人もバックミラーを見る。
そこには、完全に起きている三人。
「……え?」
仁人が目を丸くする。
「起きてたの?」
「うん」
柔太朗が笑う。
「結構前から」
「いつから?」
「よっしーが太ちゃんの話で爆笑したところ」
「最初じゃん!」
太智の顔が一気に赤くなる。
「え、待って。じゃあ今まで全部聞いてたん?」
「うん」
「……。」
太智が恥ずかしそうに前を向く。仁人も少し気まずそうにハンドルを握り直した。
「…起きてたなら言えよ」
勇斗が笑う。
「二人とも楽しそうだったから」
「……。」
「俺、こういうの好きだわ」
勇斗が眠そうに笑った。
「太智と仁人が仲良く話してるの」
太智がちらっと仁人を見る。
仁人も太智を見る。
「普通に話してただけだろ」
「そうそう。いつも通りやん」
太智も頷く。柔太朗がくすっと笑った。
「でも、二人ともお互いの話ちゃんと分かってたよ」
「……まあ。」
仁人が小さく答える。
「太智が何言いたいかくらい分かるし」
「……。」
太智が少しだけ目を丸くする。
「今の、ちょっと嬉しいわ」
「何だよ、それ」
「なんでもない」
太智が笑う。その空気を見て、勇斗も嬉しそうに笑った。
「なんだかんだ、性格似てるのかな」
「それは違うなー」
太智が即答する。仁人も、
「性格じゃなくて相性だろ」
と続ける。
「え?相性が1番いいってこと?」
舜太が笑う。
「……。」
二人が顔を見合わせる。
「いや、メンバーじゃなきゃ話さないタイプだな」
仁人が笑う。
「知らんけど」
太智も吹き出した。後ろの三人も笑う。
すると仁人が前を向いたまま尋ねる。
「で、結局どこ行く?」
「あ、ごはん?」
太智がスマホを見る。
「ステーキは?でも仁人、さっき匂いつくの嫌って言うてたな」
「うん。だからちょっと悩んでんの」
「なんやそれ」
太智が笑う。
「食べたいんか、食べたないんかどっちなん」
「食べたい。でも服に匂いつくのは嫌」
「めんどくさ」
「お前に言われたくない」
「僕は素直にステーキ食べたいもん」
「はいはい」
「じゃあ仁人が決めて」
「なんで俺が?」
「運転手やから」
「その理屈、おかしいだろ」
「そう?」
太智はけろっとした顔でスマホを覗き込む。
「じゃあ焼肉もあるで」
「それはもっと匂いつくじゃん」
「じゃあ何がええの?」
「……ケバブとか」
「え、ケバブ?」
太智がぱっと顔を上げる。
「ええやん〜!なぁ、柔ちゃんチーズいっぱい入れとき!」
「わーい!やったー!」
柔太朗も身を乗り出してガッツポーズしている。二人が嬉しそうに盛り上がる横で、仁人が笑う。
「じゃあ決まりでいい?」
「いいよ!」
柔太朗と太智が元気に返事し、仁人が吹き出した。舜太がもう一度言う。
「やっぱ仁ちゃんと太ちゃん仲良しやんなぁ!」
太智がけろっと返す。
「……まあ、普通?」
「なんだよ、それ」
「仁人はすぐ文句言うから」
「お前が煽るからだろ」
「はいはい」
「はいはいじゃない」
「じゃあケバブ奢ってや」
「なんで俺が!大体太智いつも〜〜…」
また2人が小競り合いする。
太智がけらけら笑い、仁人も呆れたように笑いながら、車をケバブの店へ向けた。
後ろの三人も顔を見合わせ笑ってしまった。
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じんだいちゃんねるプール行くやつ〜!
2人きりでドライブして💛あんなに爆笑してるんですね…!💛「人と比べる愚かさがある」からの💙の返答、圧倒的光属性すぎて眩しかったです。
Mステの、🩷💛の間からサンライズする💙もかわいすぎて泣きそう。まじ太陽。
コメント
4件
塩レ可愛いし尊すぎ!!🫵🏻🥹💕なんだかんだ言って塩レってお互いのことめっちゃ分かってるの好き🫶🏻️︎💕
ねむ子さん、第5話読みました〜!🚗💨 いやもう、仁人と太智の掛け合いが最高すぎる!!「お前のせいだよ!」「僕なんもしてへんけど」からの、後部座席で「また始まったね」って柔太朗が言う流れ、完全に日常の光景が目に浮かびました😂💕 でもさ、あのあと二人で爆笑しながら話してるシーン、めっちゃ良かった…!喧嘩してるようで実はお互いのことめっちゃ分かってる感じがにじみ出てて、読んでるこっちまでほっこりしたよ🥺✨ 勇斗の「俺、こういうの好きだわ」ってセリフ、まさにそれ!!読者の気持ち代弁してくれてありがとうって感じだった😭💖 それにしても「仁ちゃんと太ちゃん仲良し」って舜太に言われて照れる二人、かわいすぎじゃない??笑 ケバブの話になってからのテンションの上がり方も含めて、このメンバーの空気感がめっちゃ好きです。次も楽しみにしてます〜!🌸